その後のみみた

その後のみみたはすっかり元気になって、ほっとしている。
振り返ってみる。
獣医の先生からは3日間は様子を見るようにと言われていた。
打ったのは5種ワクチンとなる。
 
1日目:
土曜11時過ぎにワクチンを打って、この日はぐったり。
帰ってきて1階から自力で階段を上ってからはあと、
2階のソファーの上でほぼ眠って過ごした。
 
目に力がない。
おなかをかばうようにしてうずくまっている。
そのおなかが細かく上下していた。
ワクチンを脇腹に注射されて、身体の中で戦っているのだろう。
食欲は無し。カリカリも食べない。自動給餌機の皿にたまっていく。
トイレにはよろよろと向かうが、砂をかける元気がない。
 
2日目:
日曜。24時間経過したぐらいから2階を動き回るようになったか。
食欲は相変わらずない。
おなかをかばって寝てばかり、というのは変わらず。
 
あまりの元気のなさが気になって
もう一度病院に連れていくことも考えるが、
嘔吐・下痢はないし、痙攣や呼吸困難もない。
様子を見ることにする。
 
3日目:
月曜。気が付いたらみみたがいつものように足元に寝ていた。
愛おしく思う。日曜の朝はここまで来る元気がなかった。
この日までは様子を見ようと午後休みを取って家に戻る。
前よりも動き回るようになって、カリカリも少し食べていた。
相変わらず寝てばかりだがおなかをかばうことなく、
前脚後ろ脚投げだして自由な姿で寝ている。
目に力も戻ってきた。
1階に下りられるようになって窓辺に丸くなって風を楽しむ。
 
夜になって何かの閾値を超えたのか、下回ったのか、ストンと。
ワクチンとの戦いは終わったようだ。
急に元気になって駆け回り、ボール投げをせがみ、
給餌機に残っていたカリカリもペロリ。
煮干しにカニカマと最近お気に入りのおやつもあげた。
 
4日目以後:
その後はこれまで通りのみみた。
朝起きては僕の足をガブガブ噛んで、
深夜早朝だろうとボール投げをせがむ。
それもこれも健康であってこそ。
みみたにはいつまでも元気であってほしい。

しおりというもの

映画や演劇を見たときの半券などを取っておいて、
文庫本を読むときのしおりにする。
今、佐伯一麦の『ノルゲ』を読んでいて、
3月に行った鴨川シーワールドの入場券をしおりにしている。
タイムラグはあるけど、だいたいいつ読んだのかがわかる。
 
先日奥泉光の初期短編集を読んでいた時は
劇団「百景社」の半券だった。
こういった組み合わせも、後々意味を生みそうに思う。
軽い読み物程度だと
タワレコや DiskUnion のディスカウントクーポンだったり。
 
岩波文庫だと広辞苑に掲載された言葉から、
といったように出版社が用意するしおり。
夏の百冊といったフェアで限定物が登場したり。
Book 1st などの書店が独自に用意するしおりもある。
コレクションしている、という人もいるのではないか。
集めだすと無限といっていい種類になると思われる。
 
古本を買ったときに挟まっていて、
何十年も前のフェアや新刊書籍の紹介を眺めることがある。
こういうのもひとつのタイムカプセルなのだな、と思う。
 
あるいは旅先でかさばらないお土産として買うとか。
和紙のもの、藍染めのものなど。
ああ、これは誰それにもらったものだとか、
どこそこに行ったときに買ったものだとか、
たまたま文庫を開いたときに出てきて懐かしく思う。
 
文庫に紐がなく、出版社のしおりも書店のしおりももらえなかった。
そんなときにレシートで代わりにすることもある。
その時の読書が味気ないものになるかというと案外そうではないもので。
ああ、このとき缶チューハイをまとめ買いしたのか、とか、
108円のものを買って1万円を出したというのはお札を崩したかったのか、
といった記憶も甦ってくる。
その本を買った時のレシートよりも全然関係ないものの方が面白い。
過去の自分とのちょっとした対話となる。
だいたい、しょうもないものを買っている。
 
要らなくなった名刺をしおり代わりにする、という人の話を聞いたことがある。
さすがにそれは、なんか難しい。

プレッシャー

今の家に引っ越して3年。
それまで裏の駐車場に大きなゴミ収集所があって、何も考えず便利に利用してきた。
それがマンションが建つことになって急に廃止。
ゴールデンウィーク明けから隣の家と共同で家の前を収集所とすることにした。
瓶、缶、ペットボトルは月曜。
練馬区の場合、折り畳み式のコンテナは各収集所で保管ではなく収集業者の方が朝、
トラックに乗って一軒一軒運んでくる。
 
最初の日、届いたのは6時半だった。
朝はいつも 5:50頃、家を出ていたのでこれからは遅くなるな、と思った。
家の前で待っていたら業者の方曰く、今日は場所を確認しながらだったから遅くなったと。
ゴールデンウィークが明けてこの周辺でいっきに10箇所ぐらいは増えている。
 
ルートが定まったからか、その次の週からは6時前後に届くようになった。
それでもいつもより10分遅く出ることになる。毎日乗る車両の2本後となる。
ま、それぐらいしょうがないか。
収集業者の方がコンテナを置いていったらすぐその場で出してそのまま出社するかと
このところ月曜の朝、家の前で待っていた。
到着するとおはようございますと挨拶して、
ありがとうございます、よろしくお願いしますと交し合う。
お互いボソボソと。
 
それが昨日、5:45頃には箱が届いた。
2階のキッチンにいて、トラックが止まる音が聞こえた。
急いで1階に下りるが既に配置した後だった。
少し先のマンションへとトラックは向かっていた。
 
毎朝の僕を見て、ルートを変えてくれたのだろうか。
ありがたいと思う反面、無言のプレッシャーをかけてしまったのかもなと。
収集業者の方といつも挨拶を交わしてきたが、社交的な方には見えなかった。
無人の街を朝、一人きり誰にも会わずに仕事がしたくてこの職を選んだのかもしれない。
僕のような異物と出会うぐらいならルートを変えてしまったほうが手っ取り早い。
 
いや、この日たまたま早かっただけという可能性もあるし、
他にも大きな収集所が廃止になって小さな個別の収集所に分散して、
指定の時間に間に合わせるためにもっと早い時間から回り始めたのかもしれない。
 
配達の前にホースでざっと洗うのだろう、濡れたコンテナを広げる。
スーパーの袋に詰めた空き缶をそっと逆さにして、箱にぶつかる甲高い音が聞こえる。
瓶はたいした分量じゃないから一本ずつ立てていく。
ネット状の大きな袋を立ててペットボトルを数本その中へ。
スーパーの袋をキッチンのプラゴミの方に捨てて、鞄を肩にかけて家を出る。
あちこちの家の前に折り畳まれて平べったくなった
瓶の赤いコンテナと缶の緑のコンテナ、ペットボトルの青いネットが無言で並んでいる。
トラックは既に走り去っていて、僕は一人、誰もいない街を歩く。

06/24-06/30

06/24(月)
 
朝から雨。
土日のマラソンなどで疲れているが、7時出社。
小説の手直し。
業務フロー。
弁当。鯖、ほうれん草入りの卵焼き、きんぴらごぼう
昼寝。
定時前に出て帰ってきて、イオンで猫砂を一袋買って抱えて帰る。
雨がやんでいる。掃除機、洗濯ものを畳むなど。
弁当はパックの牛プルコギ。小口ネギを入れた卵焼き。
夜は麻婆茄子をつくる。しし唐をグリルで焼いたら焦がしてしまった。
酒場放浪記。
疲れていたので寝ようとしたが、結局逆転人生を見てしまった。
テーマが獺祭なので知ってる話なんだけど。
23時過ぎに寝る。
 
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06/25(火)
 
今日明日と晴れ。
妻からLINEが。生ごみの日。
お隣さんがごみのネットをしまうカゴにCDをぶら下げているという。
うちの花壇の上。何の相談もなく。見栄えも悪い。
この件はお隣さんに一言言おうと夜、ずっと帰ってくるのを待つ。
車の音が聞こえたら外に出るというのを何度も繰り返す。
キッチンで待っていたり、1階で窓を開けて待っていたり。
こんな日に限って帰りが遅い。先に妻が帰ってきた。
CDを外して脇に結わえておくだけにする。
 
昼、弁当。昼寝。
担当の方が午後休だったので、
業務フローは今日でひと段落したということもあり、15時に帰宅。
早く帰ってダラダラするつもりが、生ごみ問題があって落ち着かず。
ブロッコリーをゆで、晩飯のために肉じゃがをつくる。
弁当用に豚ロースの味噌漬け焼き。
鑑定団。プロフェッショナルは腰痛治療の最先端を行く方。
妻が遅くに帰ってきて、日曜に富里で買ったとうもろこしを茹でる。
とうもろこしごはんをつくる。
なつぞらを見て寝る。
 
今書いてるのがほぼ完成。
帰りに公募ガイドを立ち読み。
今月末〆切で200枚ぐらいの作品の公募はなかった。
いくつか直接文芸誌の際とも見てみたが。
残念。少し寝かせる。
 
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06/26(水)
 
今日も晴れ。朝、小説の手直し。
生ごみをストッカーに出していいか、練馬区の清掃事務所に問い合わせる。
届け出は不要だが、ストッカーよりもポリバケツの方が望ましいという。
ストッカーで出している人は少なく、ポリバケツの方が多いと。
10時、3階の皮膚科にシダキュアをもらいにいく。
 
昼休み、奥泉光『その言葉を/暴力の舟/三つ目の鯰』を読み終える。
才能あるなあ、と感心させられつつもこの人とは合わないなあとも思う。
初期作品集だからか。
状況説明と登場人物の紹介だけで前半が終わってストーリーがないのかと思いきや、
後半になって急に複線が複雑に絡みだす。
 
プロジェクトが立ち上がり始める。
ポストの件、リフォーム業者とやり取り。
定時で帰ってきて、LIVIN に立ち寄って食材を買う。
庭の水撒き、掃除機、洗濯ものを畳む。
明日の弁当のために鮭を焼く。ソーセージと玉子を炒める。
夜は昨晩の肉じゃが、とうもろこしごはん。
茹でたとうもろこし一本の身をほぐしてベーコンと一緒にバターで炒めて酒のつまみに。
音楽を聞きながら、CDの解説を読んで過ごす。
『街録』を見て寝る。
妻は仕事が遅くなって終電近くか。
1時頃帰ってきて目が覚め、玄関に迎えに行って寝る。
 
駅の自販機を見ると、G20の影響でどれも使用停止。
 
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06/27(木)
 
朝、プラゴミの袋を家の前に出してごみ収集のネットに包む。
10分後、出社のため家を出たらカラスが袋を食い破っていた。恐るべし。
別の袋に拾い集める。
7時出社。小説を手直し。仕事が忙しくなるためここでいったん完成とする。
 
プロジェクトが立ち上がることになり、にわかに忙しくなる。
計画書の叩き台を書く。
月曜キックオフと聞いて慌てて進めてたが、一週間ずれることになって助かった。
 
定時後帰ってきて LIVIN で買い物。
外に出ると雨がぽつぽつと。
急いで帰って洗濯物を取り込む。少し濡れたのでリビングで干す。
この後雨は降ったりやんだり。
 
弁当は以前つくった酢豚風鶏肉のケチャップ煮。
夜は焼うどん。先日南房総で買った海苔鰹節をかけるとうまい。
鑑定団の再放送。
お笑い演芸館が過去の再放送だったので、ダークサイドミステリーの再放送を。
アイスランド・ワームと、1970年代に日本の漁船が釣り上げたニューネッシー
その後ポルターガイスト。真夜中のオフィスで勝手に椅子が動き、モニタの電気がつく。
実はこれは説明ができる、次週へ…
となり、すごい気になって次週見ようとしたら…
つながってなくて全然別の回の再放送になるようだ。いいのか。
ドリカムのファンクラブ会報を読んで寝る。
 
田中ミエ『ダンナ様はFBI』を読み始める。
先週土曜の汁講で「好きな本」として持ってきた方がいて、
気になってその場で Amazon でオーダー。
読んでみて、まあそこそこ。
 
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06/28(金)
 
生ごみは僕が出社時に出さず、玄関内に置いといて
妻が出社するときに出すことにした。
ゴミ袋は二重にする。
 
小説も完成したしたまにはゆっくり寝て10時出社もありか、と一瞬思うが。
プロジェクトの立ち上げのあれこれで結局7時から仕事。
昼休みさーっと抜けて新宿のタワレコへ。
取り置きのCDを受け取って急いでとんぼ返り。
その後弁当を食べる。
 
定時過ぎに出て帰ってくる。
やまやで缶ビールを買う。
「SAPPORO CLASSIC」があった。
ポツポツと雨。遠くで雷が鳴っている。
家に着く頃、強くなった。以後降ったり止んだり。
掃除機をかけて洗濯物を畳む。
大盛りいか焼きそばを食べながら缶ビール。
 
チコちゃんはなし。
その代わりに NHK では日本陸上。
女子100mは北海道の高校三年生が制する。なんだか清々しい。
男子100mはサニブラウンが圧勝。9秒台ではなかったが。
新本風土記は鴨川。猫歩きはクレタ島
おんな酒場放浪記。
タモリ倶楽部は花丸うどんのついたてごしに
うどんを食べる美女を眺めるという企画。
Creepy Nuts の2人が出ていた。
金曜日のどっちは最近話題の女子大生くつざわ。
またなんか番組の方向性が変わりつつある。
猫歩きでウトウトしたが、久しぶりに寝落ちせずに全部見た。
午前1時半に寝る。
 
『ダンナ様はFBI』を読み終える。
最後、意外な展開でほろりと。
ビジネスハウツーものとしてもいろいろ参考になる。
実践するかと言えばしないけど。
 
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06/29(土)
 
朝から霧雨。
9時半、電気設備の点検。
ブレーカーを見てもらうんだけど、端の方にひとつ、OFFのままのものがある。
果たしてこれはなんなのか…
小雨の中、散歩がてらライフに買い物。
11時過ぎ、みみたを田柄の動物病院に連れて行く。
 
帰ってきて昼。赤いたぬきうどんを食べてみる。
妻がおにぎりを握ってくれる。
丸美屋のふりかけを混ぜたのと、黒七味入りのツナマヨ
なつぞらを見る。
広瀬すず麒麟川島が結婚、みたいな展開にならないかな。
ほうれん草を茹でて凍らせておく。
 
午後、ソファーに横たわって
佐伯一美『ノルゲ』を読み始める。
そのうちにうたた寝
イタリアが始まるまでずっと昼寝。
夜は冷蔵庫に余ってる野菜を炒める。
キャベツ、ピーマン、玉ねぎ。
鷹の爪の輪切りとニンニク、ベーコンを先に炒めて。
 
その後音楽を聞いて過ごす。
お笑い向上委員会はU字工事、カミナリなど。
飲みに行った妻が駅に着いたというので傘を持って迎えに行く。
午前0時過ぎに寝る。
みみたはずっとぐったり。
 
門のところにスーパーの袋がかかっていた。
ご近所の方が家で撮れた野菜のお裾分け。
 
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06/30(日)
 
10時前まで寝てる。こんなに寝たの久しぶりか。
イタリアの再放送、Lazy Sunday 
みみたは少し具合よくなったか。
 
切り干し大根の煮物。ブロッコリーを茹でて半分は凍らせておく。
昨日もらったインゲンを茹でて胡麻和えにする。ここまで弁当のおかず。
同じく、ささげを細切りにして味噌炒め。こちらは昼に食べる。
南房総で買った生姜納豆でご飯。
人吉で買ったフリーズドライの味噌汁。
 
Lazy Sunday が終わって、車に乗って買い物へ。
雨が降ったりやんだり。
コジマに買い替え前の電子レンジを持って行って引き取りをお願いする。
レジ前に置いてあった車載用防災グッズのセットと、手回しのラジオを買う。
ニトリ、島忠と回る。
 
笑点を見ながら缶ビール。恋する豚研究所のソーセージとハム、冷凍枝豆をつまみに。
生放送で桂歌丸を偲ぶ、かと思いきや昇太の結婚報告。
世界遺産。モヤモヤさまぁ~ず2は水原希子谷根千
明日の弁当のために鯖を焼く。小口ネギ、竹輪を入れた玉子焼き。
風呂を沸かして入る。
いだてんの後半がスタート。阿部サダヲがとにかくアツい。
なりふり構わず視聴率を取りにかかってるな。
活舌が悪いとネットで評判の良くなかったビートたけし狂言回しは降板か。
大人計画つながりで皆川猿時が出ている。
 
バレーボール男子の国際試合を見る。
寝る前に妻から小説を読んでもらったフィードバックを。
世界が狭い。これはただの日記であり、自己満足であり、趣味でこれを書くのは構わないが、
プロで金をとるレベルにないと。
算用数字と漢数字の使い分けや三点リーダーは必ず2つつなげるべきか、という話にもなる。
あと、固有名詞が多すぎると。
午前0時前に寝る。

その後のみみた

昨日、みみたを検診とワクチン接種に連れて行ったその後。
帰ってきてケージを開けるとのそのそと出てきて、
自分の家だというのにおどおどしている。
これ以上何をされるのか…、というような。
 
2階のリビングにトコトコと上がっていって、
カリカリを少し食べてあとはぐったり。
夜にかけてずっと寝そべったまま。うつろな感じ。
なのに腹の辺りが激しく上下している。
摂取されたワクチンと今、激しく戦っているのだろう。
「今日はボールで遊べないなあ」と言っていたが、
それどころじゃなかった。
 
病院の先生からは2・3日は調子が悪いかもしれないので
注意してくださいとは言われていたが。
去年か一昨年かワクチンを打ったときもこうだったか。
いや、ここまでではなかったように思う。
心配になる。
夜は食べず。でもトイレはしてる…、いや砂をかける元気がない。
下痢、嘔吐はなく、呼吸困難や痙攣もない。大丈夫そうだが…
一晩様子を見ようということになる。
 
朝起きて、やはりみみたはぐったり。
近づくと目を開けるが、力がない。大丈夫か…
昼が近づくにつれて少しずつ戻ってきたかな。
立ち上がってウロウロして、寝る場所を変えるぐらいにはなった。
昼のカリカリも少しだけ食べた。
腹が上下するのもおさまってきたような…
 
これが自分だったら。
おたふくかぜやってないからなあ。
予防接種打ったら僕もその日はぐったりしてそうな。
インフルエンザの予防接種を打ったらそれだけで熱っぽく感じてしまう。
なにがどう具合悪いというわけではないけど、違和感がずっと続く。
 
そんな状態がずっと続いてるわけで。
みみた、早く元気になれ。

みみたを検診へ

梅雨の小雨が降る中、みみたを動物病院へ。
前から健診や予防接種の時期を伝えるハガキをだいぶ前に受け取っていたけど、
夫婦そろって土日家にいるという日が最近なかなかなかった。
 
11時過ぎ、みみたをケージへ。
優しくしていたら勘づいて逃げようとする。
ケージにすんなり入ってくれない。
そもそも子猫用なので小さすぎて入りにくいというのもあるけど。
 
ケージの中でミィミィ鳴く。
車の後部座席に乗せて病院へと向かう。
しばらくはミィミィ鳴いていたが、途中から諦めた。
 
駐車場に停めて病院の中へ。
またミィミィ鳴きだす。
若いカップルがケージの中のみみたを見てかわいいと言う。
飲食店で隣り合わせても話すことはないのに、
猫や犬を間に挟むとなぜか和やかに会話が始まるもので。
 
診察室へ。
体重を計ると5.16kgで、2年前に計ったときから倍の重さに。
すっかり大きくなった。
ワクチンの注射と血液検査でみみたの足を押さえていた看護師さんが、
足が太いと。毎晩ボール投げしてるからなあ…
 
下痢や嘔吐もなく、目やにやイボもなく、水をやたら飲むとか、
気になるところはなし。
強いて言えば最近猫缶を全然食べなくなったことか。
前ならスリスリしてせがんでペロペロ皿まで舐めてたのが、
皿を舐めなくなって少し残すようになって、
ここ1カ月だと全然手を付けない日も出てきた。
猫用のにぼしやカニカマスライスは喜んで食べて残さない。
味覚の変化なのか。
 
以前ここで健診や病気で診てもらったときは
びびりまくって固まって、とてもおとなしい猫だと言われていたのが、
今回は注射のときに少しジタバタと。
病院の中でミィミィ鳴いたのも初めてかな。
みみたも大人になったな、と思う。
もう3歳になったんだもんな。
 
どこにも寄らずにまっすぐ帰ってくる。
血液検査の結果はまた来週聞きに行く。
何もないといいが。
ワクチンを接種して2・3日は異変がないか要観察だと。
今日は僕が予定もなく家の中でみみたの側にいて過ごす。
今のところみみたはいつも通り、元気。

日本騒音制御工学会「不思議音分科会」

昨晩特に見たいものはなく、なんとはなしに NHK-BS の『ダークサイドミステリー』の再放送を見た。
アイスランド・ワーム」は実在するのか。記録映像に残っていた水面下を泳ぐ黒い姿は何なのか。
1970年代後半、日本の遠洋漁船が釣り上げた「ニューネッシー」の正体は?
ほうほう、と思いながら見る。
残り15分ほど、次のテーマということでポルターガイスト
アメリカの事例。衝撃音と共にキッチンの棚の中のものが溢れる。
もうひとつ。防犯カメラに映る深夜のオフィス。椅子が勝手に動き出し、モニタが突然一斉につく。
日本の事例。2010年。新築の町営マンションでラップ音。
ダイニングの棚の勝手に空いて皿が飛び出す。全国から霊媒師が殺到。
こういったポルターガイスト現象の多くは科学的に解明できると。
(この番組は超常現象は科学的に説明可能というスタンスなので個人的には今一つ)
 
そのひとつが低周波であって、と研究所で実験する。
人体に感じる揺れはないのに、窓枠が小刻みに揺れる。
上記の日本のマンションも近くの滝から低周波が出ていた。
アメリカの事例については実はこんな原因が…
ここまで見ていて続きは次回となった。ええーー!!
(しかも再放送なので来週は別の回を放送するらしい。なんでやねん)
 
この科学的解説のところで登場した団体が
公益社団法人 日本騒音制御工学会の「不思議音分科会」
これが興味深い。
トンデモ系ではなくて、主に建築業界の研究所にいる方たちが集まっているようだ。
日々の生活の中で建物の中で聞こえる不思議な音の報告があった際に調査、原因究明を行う。
番組でも事例紹介されているが、
サッシや排水管の熱伸縮が鉄筋コンクリートに伝わって…など。
(詳細は上記サイトを参照)
世の中にはこういう研究活動があり、仕事があるんだ、と感心させられた。
 
色々と面白いことを語っていた。
「ほとんどの方は原因がわかるとそれで納得して、解決までは求めない」
これはよくわかる。理由がわからないのが不安というだけであって、
説明がついたとたん、気にならなくなってよほどの騒音でない限り慣れてしまう。
 
「異音というものは常にいたるところに存在する」
そうだよな、気づいて認識できる音はほんの一握り。
低周波のようにそもそも人間の耳に聞こえないものもあれば、
聞こえているのに関心が向けられず切り捨てられている音のなんと多いことか。
このメッセージ、哲学的、禅的ですらある。考えさせられる。