レシピ3点

先日、ありあわせのものでつくってみたら
かなりおいしいものができた。
ポテトのミートソースグラタン。
 
ミートソースをつくる:
タマネギとニンニクをみじん切りにして炒める。挽肉を足す。
胡椒、醤油。カットトマトの缶詰めで煮る。汁気がなくなるまで。
隠し味に中華スープの素、うまトマソース。
 
ジャガイモを薄切りにしてレンジで温める。
耐熱容器にオリーヴオイルを引いて
ジャガイモを半分敷いてミートソースを半分。
残り半分のジャガイモとミートソース。
溶けるチーズを乗せて焼く。
 
分量はまあそれぞれで。このときは
ジャガイモ:小7個
タマネギ :大半分
挽肉   :300g以上はあったか
ニンニク :ひとかけら
トマト缶 :1缶
その他上記調味料
 
レンジの時間も家庭によってまちまちかな。
ジャガイモの温め:4分
オーブンで焼く :18分
600wで。
 
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賞味期限切れのインスタントラーメンの消費。
ラ王醬油味と鍋スープについてきた〆の乾麺(非売品、スープなし)。
水を増やさず、ラ王規定の500ml / 4分で両方いっぺんに煮たら
膨れ上がってお湯を吸いきってほとんどなくなった。
そこにラ王のスープをかけたら油そばのようで案外うまかった。
具はカット野菜と豚コマを炒める。
細さ太さ、硬さ・柔らかさ。二種類の麺の食感が面白い。
この乾麺が市販されていないなら、二度と再現できない。
 
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だいぶ前にも書いたかもしれない。
この前つくったら妻がおいしいと言ってくれたので。
小平「一松」のおやじに聞いた焼うどん。
 
僕が直接聞いたわけではなく、
先輩たちが学園祭でテントを出そうとしていて
どんなメニューを出すか、という話を一松でおやじさんとしていた時に
別の飲み会でたまたま居合わせて一緒になって聞いた。
 
具は鶏もも肉とネギだけ。味付けは麺つゆとしょうゆだけ。
これだけで十分おいしい。
鶏肉を油揚げにしてもいい。
一食分の鶏もも肉を小分けにしたパックもスーパーに売ってるし、
簡単なので独身時代よくつくったなあ。
辛子マヨネーズをかけて食べた。
 
「一松」はまだあるのかな。おやじさん、おばさんは元気なのか。
大学OBからの予約があったときのみ店を開く、と前に聞いたことがある。
食べログに載ってはいるが、コメントなし。写真6枚のみ。
皆、いい意味でそっとしている。それでいいと思う。
 
ちなみに。
名物の白菜鍋は行けば必ず食べていたけど、凝った材料は何も使わず、
たくさんの白菜、たくさんの鶏肉、たくさんの鶏ガラスープだけと聞く。

故郷もの

次に書く小説のことを考える。
故郷というものについて三者三様。
 
主人公の男性は高校を卒業して大学入学のため上京。
社会人になる頃父が亡くなる。
母は嫁いだ先の、心の底では異邦人のままだった土地を離れて故郷に戻った。
その母も今病床にあって、長くはない。
主人公はふとしたことから十数年ぶりに故郷を訪れることになる。
かつて住んだ家はなく、駅前はシャッター街になっている。
 
もうひとり。男性。
その土地で家業を継いで暮らしている。
若い頃は家を出て東京に出ることばかり夢見ていたが、
40を過ぎた今、かつてのような気持ちはない。
その土地の論理でものを考え、その土地の言葉で話す。
ゆえに無口でひねくれているように見える。
兄は県庁で働いていて、弟は警察で働く。
若い頃に同級生と結婚して、子供が二人いる。
実家とは離れたところに家を建てた。
 
もうひとり。女性。
東京から縁あってIターン。
たまたま旅先で訪れたのがきっかけで、とか。
その土地の言葉はわかるが、自分からは話そうとしない。
ゆえに溶け込めない。そこで壁をつくっていることに気づいていない。
農業よりは伝統工芸のほうがいいだろうか。
いや、IT業界に勤め、地方のデータセンターに赴任して
その土地の魅力に気づいて骨をうずめる覚悟を決めた、という方がいいか。
(しかし現実に気づいて東京に戻ることになるだろう)
 
この3人が出会う。
舞台は東北、青森になるだろう。
(ちなみに今、県の採用情報の公式情報を見てみたら
 建設業、IT、自動車販売、自動車部品、飲食店、水産加工、バス・タクシー、介護、など)
 
もうひとりの男性と女性が恋仲(不倫)になるが、価値観の違いで破局になるとか。
主人公と男性は小学校・中学校と一緒だった。
高校で主人公は進学校に通い、男性は工業高校へ。その後就職。
 
何かこう、核になる出来事が必要。意外な事件に巻き込まれるとか。
あるいは3人がねぶたをつくることになり、試行錯誤しながら少しずつ出来上がっていくとか。
それがいいか。だとするとクライマックスはねぶた祭りとなるだろう。
(だとすると主人公は数日の旅行ではなくて、半年ほど長期出張がよいか)
 
遠景に置くものとしてやはり、先の見えない地方の不景気だろうか。
東京や大阪、京都ばかりがもてはやされ、日本そのものであるかのような扱いを受け、
その他大勢の地方は名前はあるけど無名のまま、置いてけぼりとなってしまう。
 
3人で竜飛岬や恐山を訪れるエピソードであるとか。
主人公が高校の同窓会の総会の幹事学年になるとか。
なぜ青森駅に新幹線が停まらないのかとか。
にゃんごスターの中の人は友達の友達だとか。
金木のストーブ列車のこととか、青森駅前のホタテ釣りのこととか。
青森市は煮干しラーメンで有名だけど、車がないと有名店が全然回れないとか。
青森港近くの広場に小学生のつくるねぶた灯篭が飾られているとか。
青森市のスモールシティ構想の失敗のこととか、
青森駅アウガの1階から上のショッピングフロアが閉鎖され、地下の市場も撤退が相次ぐとか。
青森駅前中三が店を閉めて(サテライト店は残る)、
これで残るデパートはカネ長を受け継いださくら野だけとなったこととか。
 
男は主人公と車で竜飛岬を回るという名目で泊まりの旅行に出かける。
しかし、一緒の部屋に泊まるのはもうひとりの女性とで、
主人公は一人で過ごす。その目に映る青森の風景。
この旅行のことが男の奥さんにばれる、など。
 

日夜、蟻との戦い

 
先週水曜の夜、帰ってきて翌日の弁当の用意をしようと
キッチンの電気をつけてギョッとする。
蟻が群がっていた。
網戸をかけた小窓から調味料を並べた小型のラックを経て
その前に置かれたプラスチックの容器まで続いている。
妻が昨晩食べていたマカロンか。
ココアパウダーのようなものが残っていた。これだろうか。
容器を洗って捨て、目についた蟻はどんどん退治する。
うじゃうじゃ広がっていてきりがない。
いなくなっただろうか、とひと段落してその1時間後見てみるとまだいるので繰り返す。
妻は帰りが遅くなり、疲れているだろうからこのことは言わないでおく。
聞いたらかなりげんなりするだろう。
 
翌朝起きるとまだちょろちょろといる。
網戸の外側、小窓の手前に「アリコナーズ」を撒く。
家の内側だと何かのはずみにみみたが口に入れるかもしれない。
ここならさすがに大丈夫だろう。
帰ってくると蟻をほぼ見かけなかった。
ああ、これで落ち着いたなと思う。
 
金曜の朝、出社後に妻から LINE が。蟻が「大集合」している。
「砂糖入れの中で蟻たちが恍惚に溺れていた」と。
調味料を並べた小型のラックには
砂糖を入れたプラスチックの容器があってこれに群がっている。
油断した。敵の標的はこちらだったか。そりゃそうか…
ジャッジミス。こっちが本丸だよな。
帰ってきてみると、砂糖の入った容器の中に無数の蟻が…
動いているのはわずかで、死んでしまったのか動かないのが多数。
蓋との間のどこかに隙間があるんだろうな。
すぐにも捨てたかったが、間の悪いことに生ごみの日が金曜と火曜。
袋に捨てても追いかけるだろうから意味がない、
火曜までこのまま放置しようということになる。
 
土日月と過ごして今日、火曜。
見ると砂糖入れの中に蟻の姿は皆無。
スプーンで掘ってみても死骸は見当たらなかった。
妻に砂糖を捨てて入れ替えたのかと聞くと何もしていないと言う。
誰がやったのか、不思議なことがあるものだ…
と思っていたら、妻曰く、砂糖を抱えて皆巣に戻ったんじゃないかと。
ハーメルンの笛吹に導かれたかのように、作戦を終了して帰還。
死んだように思っていたのは、それこそ本当に恍惚に浸っていたのか。
 
今日はそのままにして出てきたけど、
蟻に付着したばい菌などもあるはずで。
人間の目には見えない糞尿をしているとか。
やっぱ金曜には中の砂糖を全て捨てよう。
しかしまた蟻たちは味をしめてやってくるのではないか…
どうしたもんか。

07/01-07/07

07/01(月)
 
土曜にワクチンを打った後のみみたの調子が思わしくない。
少しずつ回復してきたものの、病院の先生からは3日は様子を見たほうがいいと言われ、
念のため午後休んで家に帰ってくることにした。
 
朝から小雨。
瓶・缶・ペットボトルの収集の箱・袋がこれまでより少し早く配達された。
いつもの時間に出社することができた。
午後には帰るので7時よりずっと、休まずに仕事。
昼休みも仕事して帰ってくる。
ぽつぽつと雨。気温はさほど上がってないはずなのにモワッと暑い。
 
やまやで缶ビールを買って帰る。
みみたは特にぐったりした様子はなく。
元気いっぱいではないものの、スリスリしてくる。
土日は2階でのみ過ごしていたのが、1階の窓辺に下りるようになった。
 
14時過ぎ、家に置いていった弁当を食べる。
ライフに買い物に出かける。
佐伯一麦の続きを読みながら缶チューハイ
そのうちにソファーでうたた寝。18時半、目を覚ます。
 
掃除機をかけ、洗濯ものを畳む。
弁当の用意。ライフで買った味噌漬けの鮭を焼く。
小口ネギとベーコンのスクランブルエッグ。
夜は叩きキュウリを中華ドレッシングに漬けてぶっかけ海苔をかけたのと
ジャガイモとミートソースのグラタンをつくってオーブンで焼く。
鶴瓶の家族に乾杯、酒場放浪記、逆転人生は所沢の清掃業者、
町中華で飲ろうぜは門前仲町。玉ちゃんパートだけ見て寝る。
午前0時前。
 
みみたは夜、急に元気になった。
ワクチンとの戦いが終わったか。
給餌機に残っていたカリカリを全部残さず食べた。
ボール投げをせがまれる。
 
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07/02(火)
 
みみたが朝の4時からボール投げをせがむ。
7時出社。
この日もプロジェクトの立ち上げなど。
担当の方が今月末退職で引継ぎの打ち合わせ。
寄る辺ない気持ちとなる。
 
昼、弁当。鮭の味噌漬けを焼いたもの。
小口ネギ、ベーコンのスクランブルエッグ。
昼寝。
 
定時で帰る。
雨が降るような降らないような。モワッとして暑い。
LIVIN で買い物して帰る。
掃除機、洗濯ものを畳む。
明日の弁当はパックのトントロを焼く。竹輪炒め。
 
夜は冷しゃぶサラダにしようということになる。
オニオンスライスをつくる。
買ったけど使ってなかったスライサーを取り出して使ってみるが…
説明書がなく、箱に書いてあるのみ。
パーツの取り付け方・取り外し方は書いているのに、
そもそもの使い方が書いていない。
なんか違うよなあと思いながら使っていたら
思いっきり爪に刃が食い込んで…
出血。慌てて絆創膏を貼る。
他の爪もいくつか先が破損した。
別の、景品でもらったおもちゃのようなスライサーで残りを、
としたらそちらも刃がずれて壊れてしまった。
 
冷しゃぶサラダそのものはおいしくできた。
先日いただいたピーマンをグリルで焼く。
もう少し食べたいと瓶詰のたこわさ、松前漬け、わさび漬けなど。
もったいないと寝かしてても悪くなるだけと田酒を開ける。半分飲む。
鑑定団を見る。
プロフェッショナルは羽田空港の掃除の達人。
 
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07/03(水)
 
急ぎの要件もなかったため、
少し体を休めようと7時起きで9時前に出社。
弁当は今日から保冷剤を入れた保冷バッグに入れて持っていく。
8月の青森帰省の新幹線の事前予約。
 
昼、弁当。パックのトントロを焼いたもの。
午前午後といくつか打ち合わせ。
夕方、顧客PMとPJ計画書レビュー。
どんな注文が出るか戦々恐々で臨むが、案外常識的な指摘で終わった。
今週の山が終わってホッとする。
19時頃会社を出る。
 
帰ってきてキッチンを見ると蟻がうじゃうじゃと。
換気のための小窓から入ってきたか。
このチョコレートクッキーの容器に残ったココアか何かのパウダーか…
ひたすら退治する。
 
明日の弁当のため、鮭を焼く。小口ネギの入った卵焼きをつくる。
親子丼をつくるつもりでいたが、妻が肉ではなく魚が食べたいと。
妻の弁当の分残していたトントロをもっていかなかったので、
夜代わりに食べることにする。
昼夜続けても何なのでイナバのタイカレーをご飯にかけて、そのお供に。
野菜も少し食べようとザワークラフトの瓶を。
これも早く食べ切って片付けないといけない。
ゆっくりする暇がなく、キッチンで立ったまま一人で晩飯。
 
妻の帰りが遅くなる。
仕事を手伝う。翻訳。
23時までやって、半分まで来た。この日はここまで。
『街録』を見て、『なつぞら
妻が帰ってきて、少し話して、寝たのは午前0時半。
 
夜、雨。
鹿児島は大雨。ニュース映像を見る。川が氾濫している。
 
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07/04(木)
 
7時出社。
9時の始業の前までに昨晩の妻の仕事の後半を終わらせる。
この日もPJ計画書のブラッシュアップと部内審査の準備。
昼、弁当。鮭、卵焼き、ブロッコリー、竹輪炒め、切り干し大根の煮物。
昼寝。
 
19時まで打ち合わせして帰宅。
妻が翻訳のお礼にと伊勢丹地下の柿安で
タイムセールの松坂牛弁当とオードブルを買ってきてくれる。
ダークサイドミステリーを見ながら食べる。
テーマが切り裂きジャックで妻が嫌がるのに、こちらは興味ありで。
結局番組は社会学的方向にもっていってしまう。
宇宙人が犯人で、なぜならその切断の仕方が
その後のキャトルミューティレーションを思わせるからだ、
という説はもちろん、取り上げられない。
近年パトリシア・コーンウェルが資材を投じてDNA鑑定やプロファイルで
容疑者を特定したという話は面白かった。
 
その後ありあわせのもので弁当を詰める。
妻が ALEXA で佐野元春を聞く。
23時半に寝る。
 
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07/05(金)
 
7時出社。打ち合わせの調整など。
リリーススケジュールの調整のことで鬱々とした気持ちになる。
昼、弁当。今日は僕だけなのでウインナーと玉子を炒める。
その他、切り干し大根の煮物などの残り。
午後、開発機能のレクチャーなど。
コンビニへ、と外に出たら麹町警察署が大型のパトカー的なものを
オフィスビルの広場に停めていて、何か配っていた。
雨が降りそうで降らない。
 
定時で出る。
やまやで缶ビールを買って買える。
本搾りの夏柑が出ていた。
夜は赤いたぬき。もうひとつどん兵衛の肉そば。
がっつりインスタントな気分。
チコちゃん。新日本風土記はうどん。猫歩きはブルゴーニュ
おんな酒場放浪記。
ウィスキーをロックで。
タモリ倶楽部で寝落ち。金曜日のどっちで目が覚めてまた寝落ち。
1時半頃布団に入る。
 
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07/06(土)
 
8時起き。大草原の小さな家を見る。
エドワーズおじさん登場。
前から何度も見ていてとても好きな回だ。
久しぶりに公園をジョギング。
気温はそんなに高くないが、モワッと暑い。
 
帰ってきて田柄の動物病院に先週の血液検査の結果を聞きに行く。
肝臓の数値がよくなく、エコーで診てみた方がいいと。
心配になる。
最近猫缶を食べようとしない。
あれだけ好きだったのに見向きもしない。
 
帰りに「福パン」による。
出来立てのクロックムッシュ、カレーパンなど。
戻ってきてすぐ食べる。
雨の降らないうちにとライフに買い物。
 
妻が職場から借りてきた東海林さだお『ひとりめしの極意』を読み始める。
やはり、かなり面白い。この日のうちに一気に読む。
毎日新聞を子どもの頃から読んでいると『アサッテ君』なわけですが。
 
6時、イタリア。
見終わってラーメンを茹でる。
ラ王と、鍋スープのおまけについてきた〆の乾麺と。
どちらも賞味期限切れ。
ラ王が500mlの水で4分茹でる。
水を増やさずに乾麺も一緒に茹でたら4分後麺が膨れ上がって水を吸いきる。
ほぼ水分がなくなったところにラ王のスープを。
油そばのようになって案外うまかった。
具はカット野菜と豚小間炒め。
二種類の麺の食感が面白い。
この乾麺が市販されていないなら、二度と再現できない。
 
ブラタモリなし。音楽を聞いて過ごす。
アド街南房総市だったので見てみる。
きじまりゅうたの小腹すきませんかとお笑い向上委員会。
夜から雨。
傘を持って、飲みに行った妻を駅に迎えに行く。
寝たのは午前1時。
 
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07/07(日)
 
6時過ぎか、みみたが枕の近くに来てエグッエグッと。
畳の上で吐いていた。
昨日のこともあるので気になる。
 
9時起き。雨でジョギングなし。
常備菜をつくる。きんぴらごぼう。こんにゃくのピリ辛炒め。
ブロッコリーを茹でて半分は冷凍に。
昼に食べるスパゲティ異様にミートソースをつくる。
ここまで準備して、イタリアを見る。
 
午前中のうちにみみたを動物病院へ。
エコーで診てもらう。胆管肝炎の疑いがあると
肝臓の薬を処方してもらって3週間飲ませて様子を見ようということになる。
雨が強くなった。
 
帰ってきてみみたはけろりと。
カリカリを食べて、給餌器を漁ってるところを捕まえて
水で溶いた粉薬をスポイトで飲ませる。
昼、スパゲティを茹でてミートソースをかけて食べた。
 
Lazy Sunday が終わって、みみたに猫草をと買いに行く。
小雨だが、傘がないと辛い。
バス通りに出る。
いつも気になっていた昔ながらの焼き鳥屋、さすがに今日は客がいない。
ライフにあったと思うが、思い違いだった。
そのまま傘を差して歩いて島忠へ。風も強く、全身うっすらとびしょぬれ。
焼き鳥屋の前をまた通る。帰りに買ってみるかと思う。
いつも2組ほど待っていて、機会がなかった。
 
島忠へ。いつもは売ってるのにこの日に限って売り切れ。
種しかなく、妻とやり取りして観葉植物用の土を小分けにしたのと、
鉢と下に敷く皿を合わせて買う。
島忠を出る。焼き鳥屋に向かうが、そうすると今度は2組待っている。
荷物も重いし傘だしとまた諦める。
帰ってきて鉢に土を入れ、種をまく。
その前に妻が物置から園芸用品の入った段ボールを持ってきて、
鉢の内側にサイズを合わせてプラスチックのネットを切って敷く。
そうすると土が外に漏れにくいのだという。
 
大相撲初日。
全身濡れてしまったこともあって明るいうちからお風呂を沸かして入る。
関西の靴下が立って履けないという20代前半の女性。
バランスがよくないのかと思いきや、テコンドーの先生曰くアキレス腱が弱いのだと。
靴下を履くときに足が下に沿ってしまう。それだと確かに履きにくい。
片足で履ける人は爪先が上に向いている。なるほど。そうか。
ということで股割をしたり、アキレス腱を鍛えたり。
履けるようにはなったが、次の日筋肉痛…
 
かまぼこを切ってわさび漬け、わさび醤油と食べながら缶ビール。
笑点を見る。七夕のお題で、結婚報告をした昇太がいじられてばかり。
ということは生放送なのか。
世界遺産サハラ砂漠のオアシス都市。
モヤモヤさまぁ~ず2は安藤サクラ
妻が夕方から具合が悪く臥せっている。
夜起きだしてきておなかが空いたというので枝豆をゆでる。
Pink Floyd を聞きながら過ごして、23時から Song to Soul を。
Cheap Trick「甘い罠」以前見たことあったやつだけど、また見る。
そのうちに寝落ち。
0時半に目が覚めて布団へ。

みみたを再度病院に連れて行く

先週土曜、みみたを動物病院に連れて行って定期検診とワクチン接種。
3日間ぐったりしてますよと言われて、実際そうなった。
しかし月曜の夜にはいつも通りの元気なみみたに戻った。
 
血液検査の結果は一週間後に出ると言われていたので、昨日妻と二人聞きに行った。
各数値の記載されたプリントアウトを渡されて説明を聞く。
肝臓の数値がよくないという。
3月、チューリップを食べてしまって念のため連れて行ったときに血液検査をした。
その時から比較すると急激に上がっている。
より詳しく診るためにエコーを撮った方がいいと言われる。
 
そう言えばみみたはこのところあまり食べなくなった。
あれほど好きだった猫缶はこの1カ月見向きもしない。
この1週間は全くの手つかず。
かといって何も食べないわけではなくてカリカリはこれまで通りだし、
猫用のカニカマや煮干しは喜んで食べている。
毛のつやもかつてのようによくはない。色褪せたかのような。
僕はこれを大人になって嗜好が変わり、
おっさんに向かいつつあるのかなと思っていた。
そうじゃなくて、本当に具合が悪いのかもしれない。
猫は我慢強く、表面化するときにはかなり進行が進んでいるのだと。
 
さっそく今日、連れて行くことにした。
そう思っていたら今朝5時半のカリカリを食べた後、6時過ぎに僕の枕元に来て、
エグッエグッという声が聞こえてきたかなと思うと吐き始めた。
先ほどのカリカリが未消化のまま吐き出された。
やはり具合が悪いのか…
午前中のうちに連れて行くことにする。
 
みみたは先週連れて行ったばかりということもあってケージに入るのをいつも以上に嫌がる。
しかたなく洗濯ネットに入れてケージに押し込む。
悲しそうな声を上げる。車に乗って連れて行く。
雨が強くなる。
こんな日に限って病院の駐車場が全て埋まっている。
僕が先にケージをもって中に入り、受付する。
妻は車の中で駐車場が空くのを待つ。
 
先客は犬のトリマーばかりですぐ診てもらえた。
触診ののち、エコーへ。
みみたはいつもの台の上に乗せられたまま。
モニターとキーボードが一緒になったエコーの機械がすぐ隣の通路にあって、運ばれてくる。
やることは人間と変わらない。
患部にゼリーを塗ってバーコードリーダーのようなものを当てる。
腹部の内側が月夜の砂漠のようにざらざらと映し出される。
 
腫瘍のようなものは特にできてはいない。
しかし、胆嚢が普通黒く抜き出されて映るのが白く縁取りされている。
胆管もねじれているように見える。
胆管肝炎ではないかと。
原因として食べものかもしれないし、猫毛が胆管に詰まって炎症を起こしているのかもしれない。
実際の原因は病理診断をしてみないとわからないが、いきなり手術とはせず、
まだ若いから薬を飲ませて様子を見ようということになる。
肝臓の薬と、猫草のつまりを取り除く薬(だったか)を3週間分処方してもらう。
 
そうか。最近猫草上げてなかったなあ。
食べても吐かなかったり、猫草スナックを上げたら味によって見向きもしなかったりで、
そのうちにそれっきり。
それがこんなことになってしまった。みみたにはかわいそうなことをした。
 
帰ってきてさっそく粉薬を水で溶いてスポイトで飲ませた。
みみたはどこ吹く風といつも通り元気にしていて給餌機をガシガシと漁る。
3週間薬を飲ませて、元気になってくれるといいが…
 
猫用のカニカマと煮干しを平日夜僕が帰ってきたときにどちらかを少しずつ与えていたが、
これも与え過ぎていたかもしれない。週に1度ぐらいがよさそうだ。

EXCELというもの

昨日、EXCELで資料を作っていて、
セルをクリックしたらセルの色が灰色になり、
もう一度クリックすると色が濃くなって、何度か繰り返すうちに真っ黒になった。
どのセルをクリックしてもそう。
閉じて開き直しても変わらず。
ホイールを上下するとスクロールせず、拡大縮小になる。
 
どうやら EXCEL よりもマウスがおかしいようで、
一度選択したものが選択されっぱなしの状態になっている。
デスクトップの別の EXCELファイルを開こうとしても、
件の EXCELファイルを掴んだままになっていて開けない。
こんなこともあるのか。
PCを再起動してマウスの電源も入れ直したら元に戻った。
 
EXCELのショートカットの何かに
何かを押しながら同時にクリックしてセルの色を変えるというのがあるんだろうな。
いや、ただのバグなのか。
思いがけずボタンを押し間違えてスクリーンが反転することがあって
初めてその状態に接した時、ギョッとした。
(今調べてみたら、CTRL+Alt+↓だった)
 
そういえば、EXCELのセルの端の中途半端なところをクリックしたら
とんでもなく上や下へととんでいってしまう例のアレ。
急いでる時にこそやってしまって相当イライラする。
EXCEL がどれだけバージョンアップしても変わらず。
そういう仕様なのだろうか。バグなんじゃないか。
Microsoft というかビル・ゲイツ、てめーなにやってんだと心の中でののしる。
これもどうも仕様みたいですね。
しかもすっきりした解決方法はなさそう…
 
IT業界だけなのか、
設計書や計画書などの資料は皆EXCELで作成する。
WORDは最近トンと見ない。
これも日本だけみたいですね。
欧米ではそこまで EXCELを使ってないという話を聞く。
特にあの、セルのサイズを一度方眼紙のようにしてから書き始めるスタイル。
あれは相当不思議というかエキゾチックなものに見えるのだとか。
確かにあれ便利なんですよね…
昔、EXCELスーパーマリオをつくるというとんでもないことをやってのけた方もいましたが。
(以前ダウンロードできるサイトがあったけど、今アクセスしてみたら消えていた…)
EXCELで細密な絵を描くというのもあったなあ。
日本人ならではのガラパゴス性をこんなふうに発揮するのはやっぱ面白い。
 
システムを開発するというとき、
予算の都合などで機能化できずに漏れたものはたいがい非公式な EXCLE 台帳で管理されるようになる。
担当者のローカルにだけもっているような EXCELの管理表がうようよと増えていく。
僕の仕事の多くは、「野良EXCEL」と呼ばれるそれらをどうするかということだったりする。
データベース化されず、MS-Access も利用しない。
ちょっとしたデータベース替わりで結構重要なデータを長年保持していて、
それでいて台帳も兼ねていて余白には自由気ままにメモを残していて、
場合によってはマクロも組まれていて、
一子相伝のように職場で、主に派遣の事務のお姉さまたちの間で受け継がれていく、
ファイルが大きくなりすぎてものすごく重たい、
そんな EXCELファイルを駆使して仕事する、というのも日本だけのことなのか。

ありきたりな話

東京の地下に「第二東京」が広がっているというパラレルワールドを考える。
光のないトンネルを掘り広げて棄民たちが住みついて肩寄せ合って生きている、という。
その中で王となる盲目の男がいる。光を必要としない。
その王国では光に依存する割合が高いほど階級が低い、となる。
もう一人の王は強烈に光を欲する。
ネオンだとかLEDだとか人工的な光をかき集めて眩しいぐらいだ。
そのふたつの王国の争いは終わることがない。
残酷な殺し合いが続く。
純潔の血を求めて地上の東京に住む一般市民を誘拐する。
鬱屈した思いを吐き出すために真夜中地上へと這い上がって殺人を犯す。
 
主人公はどちらかの王国に生まれ、
成長と共にその広大な、迷宮のような王国を旅することになるだろう。
地上の世界を追い求めることになるだろう。
やがてふたつの王国の抗争に巻き込まれ、翻弄される。
はぐれ者たち、弱い者たちを集めて第三の王国をつくることになり、
若くしてその王となり、地下世界の統一へと向かう。
 
そこには仲間がいる。同年代の特殊な能力を持った者たち。
テレパシーを使うことができる。聴力が異常に発達しているなどは当たり前か。
水を探すことができるといった方がいいか。
年上の賢者、長老やなんでも修理可能なメカニック、酔いどれ医者なんてのも登場するか。
 
第二東京を制圧した後:
地下世界はカモフラージュした海底トンネルにより、中国やアメリカにもつながっている。
アフリカも南極も全世界が地下でつながっている。
地下世界連盟は地上世界に奇襲をかけ、地上をも支配しようと考える。
そのXデーが近づく。
主人公は果たしてどちらの側に立つか。
 
古代から月の裏に住んできた人類の末裔が登場する。
地表よりもはるか下層に住む、もはや人類の姿かたちをしていない地底人が登場する。
深海に住む海底人なども。
時間の向こうにする未来人というのも存在する。
 
地上の人類は核戦争により崩壊、という展開も考えられる。
そのとき、地球全体の危機と立ち向かうのか、地上を奪う好機と捉えるか。
地下世界連盟も分割することになるだろう。
 
マトリックス』なんかも結局はこういう話であって、
映画や漫画でいくらでもあるか。
僕は『AKIRA』の地下世界版のようなものをイメージする。
今のところまだありきたりだな。