先週買ったCD #101:2022/09/12-2022/09/18

2022/09/13: www.hmv.co.jp
RC Succession 「First Budohkan Dec.24.1981」 \3960
Allman Brothers Band 「Wipe The Windows, Check The Oil, Dollar Gas」 \1972
Neil YoungOfficial Release Series Discs 13,14, 20 &21」 \7636
The House of Love 「Burn Down The World」 \7623
Laibach 「Wir Sind Das Volk」 \2722
 
2022/09/13: www.hmv.co.jp
Mutemath 「Armistice Live」 \110
 
2022/09/13: www.amazon.co.jp
GreeeeN 「バーチャル3DライブCD!? SHIBUYA」 \1
(V.A.) 「Queen’s Fellows yuming 30th anniversary cover album」 \228
Little Dragon 「Nabuma Rubberband」 \149
KoopKoop Islands」 \500
ハナレグミ ・So Manu Tears 「どこまでいくの実況録音145分」 \1200
 
2022/09/14: www.amazon.co.jp
GreeeeN 「バーチャル3DライブCD!? DOME」 \1
Mutemath 「Reset EP」 \2
 
2022/09/15: www.hmv.co.jp
Larsen-Feiten Band 「Full Moon」 (\1316)
Brecker Brothers 「Live and Unreleased」 (\3036)
HMVのポイントで
 
2022/09/16: diskunion.net
花電車 「Live At Nowhere 1987-1989」 \2650
The Slits 「The John Peel Sessions」 \1300
Percy Faith 「Percy Faith's Greatest Hits」 \2650
 
---
The House of Love 「Burn Down The World」
 
ロックにもいろんなジャンルがあるけど、
最もつかみどころないもののひとつが「ギターロック」というもの。
正確な定義はよくわからず。(僕も今のところ調べないでおく)
演奏する楽器にギターが含まれている、ということなら9割方そうであって、
ロックそのものとニアリーイコールとなる。
でも、そういうことではない。
誰もジミヘンのことをギターロックとは呼ばない。(と思う)
ビートルズストーンズのことをそう呼ぶこともない。
レッチリU2についてもそうだ。
ギターの名手がいるからといって
Allman Brothers Band や Tedeschi Trucks Bandをギターロックと呼ぶこともない。
 
でも、Television や The Smiths はギターロックと呼んでしっくりくるものがある。
あくまで個人的な意見ですが……
なんだろう。どう定義したらいいだろう。
大御所をそう呼ぶのはためらわれる。有名であっても中堅どころ。
リズムにこだわって器用にあれこれこなせるバンドも異なる。
もちろん、メンバーにキーボードやサックスがいてそちらが目立つ、というのは違う。
パンク以後のギター、ベース、ドラム、ヴォーカルのシンプルな編成のバンド、
まっすぐな曲をまっすぐに演奏するストイックなバンドというイメージがある。
 
イギリスで真っ先に僕が思いつくのはこの The House Of Love かな。
ポップさとルーズさをそこはかとなく感じさせる、生真面目な音。
いつも俯いて、前髪に隠された目が周りに見えないような。
ささくれだって、憂いがあって。
素で、ありのままの自分でいるだけで屈折してしまう。
ヴォーカル、ギターのガイ・チャドウィックの外見からしてそんなような。
決して美男子ではない。ギターがあって救われた、というような。
(でも実際には大人しい好青年でもなんでもなくて
 来日公演の際には飲んだくれのワイルドな人間のクズ系だった
 という記事をだいぶ前に読んだことがある)
 
ややこしいことに、インディーズの Creation Records から出した
1作目(1988)がバンド名そのままの「The House Of Love」で
翌年、メジャーの Fontana に移籍してからの2作目(1989)もまた
タイトルが「The House Of Love」となる。
インディーズの音が気に入らず、新規まき直しだったのだろうか。
内容はどちらも甲乙つけがたい。
繊細で今にも壊れそうな1作目。
たくましさを身に着けた2作目。
彼らの代表曲”Shine On”はインディーズ時代はシングルのみ、
1作目にはデモ・バージョンのみボーナストラック的に収録。
2作目には新録バージョンが収録されている。
名刺代わり、ということなのだろう。
 
今回購入したのは Fontana 時代を集めた8枚組。
オリジナルアルバムは3作。
「The House Of Love」(1989)
「Babe Rainbow」(1992)
「Audience With The Mind」(1993)
それぞれデモやライヴ、別ミックスが追加されている。
2作目の頃のアルバム未収録曲を集めた編集盤の
「A Spy In The House Of Love」(1990)
その拡張盤という位置づけなのだろう、そのパート2とパート3
そして当時のライヴ音源が2枚。
「Live In Leicester Polytechnic 1990」
「Live At Tasco Warehouse, London, May 31st 1991」
 
目玉は後半の未発表曲、未発表バージョン集やライブアルバム。
彼らは「John Peel Sessions」や「Live at the BBC
といったアルバムを何種類か出してはいるが。
そもそも曲がいいので全然飽きない。
 
残念なことにオリジナルアルバムはリマスターされていないようだ。
音が悪い、というわけではないけれど。
もう少しクリアになった音だとよかった。
 
それはそうと僕がこのバンドに興味を持ったのは
「A Spy In The House Of Love」からで。
アナイス・ニンの『愛の家のスパイ』からとったのだと思われる。
バンド名自体がここからなのだろうか。
でないとなかなかこんな名前正面切ってつけられないですよね。
そういう文学的なところがたまらなかった。
そう、ギターロックの音にはどこか文学青年的な匂いがした。
 
付記。
「Live In Leicester Polytechnic 1990」は音が平板で
歌も演奏もどこか不安定なところがある。
「Live At Tasco Warehouse, London, May 31st 1991」
こちらは音に厚みがあって迫力が全然違う。
冒頭の3曲が1991年のロンドンで、残りは1992年のニューヨークでのライヴ。
 

身辺雑記:09/12-09/18

 
09/12(月)
 
妻が感門之盟からだいぶ遅く帰ってくる。
今日は休みを取っているという。
 
7時起き。
縄跳び、クッション腹筋。
コーヒー、ヨーグルト、レモン酢。
先週の作業の続き。
excel の方はこれで終わりか。
昼はざるそば。
ライフに買い物。
30℃を超えて蒸し暑くなる。
 
夕方、部長と打ち合わせ。
自分の無能さばかりが目に付く。
妻が唐揚げを揚げる。
酒場放浪記。
23時過ぎに寝る。
 
---
09/13(火)
 
7時起き。
縄跳び。クッション腹筋。
コーヒー、ヨーグルト、レモン酢。
打ち合わせなし。しかし気が抜けない。
朝からずっと例の資料。
午前中調べて、午後まとめる。
これでひとまず形になったかと思うが、
部長の求めるのはもっと深く、もっと高い。
しかしどうしていいかわからず。
 
昼、ざるそば。
夜、餃子を焼く。鹿島でもらったものの最後。
仕事のことを思うと飲まずにはいられない。
鑑定団。
町中華で飲ろうぜは篠崎。後半、駒澤大学
モヤさまは国分寺、国立。
知らないところばかりだったけど、ネタがないのか水風船をぶつけあう。
 
昨日に引き続いて暑い。
庭に水を撒く。
 
ゴダール死去。村上55号、王に並ぶ。
明瀬山、初日落とすも今日は勝った。
しかし仕事で見落とす。
5時から中継を見た。
正代、腰が高くなってしまった。そうなると負ける。
 
---
09/14(水)
 
5時に目が覚めて6時前に家を出る。
豊洲に出社。
会社支給のノートPCを入れ替える。
7時半には着く。
午前中、いくつか難所があって問い合わせ。
余計なことをして万事休すな時もあったが、なんとかなった。
 
4月、同じ時期に中途採用で一緒に研修を受けた中国人の若者と昼を食べる。
上の階の社食で味噌かしわうどんとミニチャーハン。
お互いの近況の話をする。
午後順調に進んで1時半には終わる。
15時、部長と打ち合わせ。
部長も出社してるかと思いきやリモートだった。
一人で会議室に入る。
なんかどうも進みが半歩ずつ。進んではいるが、望んでる速さ、クオリティーではない。
 
定時過ぎまで資料を直す。
IT企業を疑うような遅さのシンクライアント端末からゼロトラスト端末へ。
見違えるような速さに。
これまで何だったのか。
というかあの遅いPCを使う環境で生産性を問われてもな。
 
帰りの大江戸線、ぐるっと回る中でちむどんどんを見る。
にぃにぃ、男を見せる。今回のドラマで初めて、見てよかったなあという回だった。
しばらく間を開けていたが、『世界でいちばん虚無な場所』の続きを読む。
少し先に着いた妻と IMA 地下で待ち合わせ。
大盛軒でチャーハン、中華飯、餃子。別の店で半額のコロッケ。
豊洲で疲れたと今日も飲む。
GTR3と今週で終わりの芋たこなんきんの録画を見る。
iOS16へとアップデート。なんか野暮ったい。
 
ぼっちキャンプ。疲れていて最後の方、寝落ち。
23時過ぎに寝る。
 
---
09/15(木)
 
明け方寒くてタオルケットを引くとみみたが中に入ってくる。
7時起き。
縄跳び、クッション腹筋。
コーヒー、レモン酢、ヨーグルト、熊本から送られてきた梨。
曇りで涼しい日。
妻に頼まれ、図書館に本を返しに行く。
朝一で連絡あり、資料修正。午前中いっぱい行う。
昼、ライフに買い物。
パワポについて調べたいことがあって IMA の LIBRO へ。
しかし入門書があるぐらいで何も得られず。
 
夕方、別の部門との打ち合わせ。
それまでの間、部長からは直した資料について何のレスポンスもなく
これは公開説教かとびくびくするが、なんとかなった。
夜、ご飯を炊いて熊本からもらった高菜で高菜ご飯。
味噌汁を作る。サラダを用意する。
サラメシ。猫歩きは釧路。
プロ野球中継が押して、ダークサイドミステリー。KKKについて。
迷宮グルメは長崎。後半寝落ち。
23時。寝るかと思っていたらみみたが外に出たがる。
なかなか戻ってこない。
結局、半から町山智弘のアメリカを見る。
午前0時に寝る。
 
---
09/16(金)
 
7時起き。
縄跳び、クッション腹筋。
コーヒー、ヨーグルト、レモン酢、梨。
芋たこなんきんは健次郎さんが亡くなる。最終回手前。
ちむどんどんはにぃにぃがプロポーズ。
GTR3 は昨日栗駒山。今日はさらに北上。
こころ旅が再開するまでに青森まで行けるだろうか。
 
今日は日が出て暑くなる。
午前中はあれこれ調べ物など。
昼はざるそば。ライフに買い物。
 
15時、部長と打ち合わせ。
昨晩の別部門との打ち合わせを受けて、のつもりが、
思惑がずれていて、なんでそこすぐに始めてないんだという雰囲気に。
その件を調べるためにかつて接点のあった二人に teams のチャットで聞いてみる。
 
定時まで仕事をして大相撲。
大関、1横綱とも負ける。
小説の手直し。
夜はローストビーフ。西洋わさびをすりおろす。サラダ。
新日本風土記はテーマが沖縄の家。
先日読んだ『漂流』にあったように父はパラオにカツオ釣りに行ったという発言が。
ツマミになる話。かまいたちが不気味。
おんな放浪記。
ベストヒットUSAまではよかったが、タモリ倶楽部で寝落ち。
 
---
09/17(土)
 
青森帰省の日。
7時起き。
縄跳び、クッション腹筋。
芋たこなんきん最終回。よいドラマだった。
コーヒー、レモン酢、ヨーグルト、梨。
先日妻が買ってきた北の富士カレーのランチパックを食べる。
チコちゃんに叱られる。スペインで姉妹番組が始まったと。
72時間は大阪のかき氷屋。
 
先に家を出て東京駅へ。
大丸の地下で母への土産のフルーツゼリーを買い、
新幹線の中で食べる弁当と総菜を買う。
地下街の反対側にあるセブンイレブンで缶ビール、缶チューハイカップ氷。
妻と落ち合い、JRグッズの店で妻は甥っ子、姪っ子へのお土産を買う。
12:20 東京駅発。まずまず埋まっている。
ゑびす DAIKOKU の弁当、うまかったな。
ライクーダー本を読んで過ごした。
 
新青森駅に着くころにはだいぶ周りはスカスカに。
函館行きだけどシルバーウィークでもこれぐらいなのか。
在来線に乗り換えて青森駅。まだ工事中。
アウガのコインロッカーに荷物を預けて成田本店とらせん堂へ。
らせん堂のご主人と話す。
文庫を何冊か買う。
さくら野の地下で果物を買ってバスに乗って帰る。
 
18時過ぎに家に着く。イタリアの再訪編。
母は晩御飯にいくつか用意して待っている。
味噌をつけた茄子を大葉に来るんで焼いたもの。
中学校、高校の頃よく弁当に入っていた鶏とピーマンの生姜焼き。
疲れて、かつ昼の弁当で腹いっぱいであまり食べれず。
近くの酒屋に買いに行く。秋柑がたくさん残っていた。
白角のハイボールもあった。
19時半からグレートトラバース外伝のオレゴン州のアドベンチャーレース。
田中陽希が新キャプテン。過酷を越えて壮絶なレース。
 
青森の水と氷で焼酎を割って飲む。
『世界でいちばん虚無な場所』の続きを読んで寝る。
23時過ぎ。
 
---
09/18(日)
 
7時に目が覚める。母がラジオをつけている。
晴れ。台風のニュース。
朝は昨晩の鶏とピーマンの生姜炒め、サラダ、ゆで卵など。
掃除機をかける。
9時半、棟方志功記念館へ。
閉館が決まって朝からかなり人が入っていた。
近くの大きなドラッグストアを覗いて帰ってくる。
 
妹夫婦と甥っ子、姪っ子が来る。お土産を渡す。
下の階のラウンジで本棚を置くのをやめたので
本が段ボールに詰められていて好きにもっていっていいと。
思っていたよりも多く、ラインナップもよかった。
引っ越していく人たちが寄贈するのだという。
3往復して部屋に持ち帰ったら段ボール2箱分になっていた。
 
昼は西バイパスの回転寿司「あすか」へ。
小泊さんの真ぞい、八戸産の〆鯖、鯵ヶ沢産のやりいかなど。
母からのリクエストで近くのニトリ
カーテンを買い替えたいとのことだったがいいのが見つからず。
 
青森駅の西口で下してもらって A-FACTORY へ。
オリジナルのジュートバッグの今回は大きいのを買った。
生のシードルを飲んだ。
向かいにレンタサイクルがあって借りてみる。
1回300円で17時まで。
港沿いに走って灯台を見に行った。
物流倉庫やセメント工場に萌え。
雨がポツポツと来たので引き返し、自転車を返却。
バスに乗って帰ってきた。
 
シャワーを浴びて缶チューハイを飲みながら大相撲。
照ノ富士、なんとか勝つ。
早生のリンゴを食べる。
夜は頂き物のけの汁、毛豆など。
ポツンと一軒家。
青森ケーブルテレビで
『青森高校吹奏楽委員会 第35定期演奏会
というのをやってたので見てみた。
 
焼酎を飲みながら
『世界でいちばん虚無な場所』の続きを読んでいるうちに
何度か寝落ち。
 
 

青森帰省3日目

昨晩はNHKのニュースで台風14号のことを。
台湾でも地震があった。
昨日さくら野の地下で買った早生のリンゴを食べる。
夜はけの汁。毛豆で缶チューハイ
ポツンと一軒家は自宅の庭に理想の家を作ったという女性の話。
今年一番いい話だったと思う。
 
見終えてリモコンを操作していたら番組表に青森ケーブルテレビ。
初めて見た。
『青森高校吹奏楽委員会 第35定期演奏会』というのをやってて思わず見てしまった。
「whole new world」
「君の瞳に恋してる」
queenメドレー「伝説のチャンピオン」など 
アンコールで「マツケンサンバ
お世辞にもそんなうまいとは言えず。
曲紹介のとってつけたような寸劇もない方が……
でも吹奏楽に打ち込んだ青春というのはいいと思う。
女子ばかりで男子は数えるほど。
部員30人ぐらいいたか。
僕らの代にも部員がいたのだろうけど、誰がそうだったのか全く思い出せず。
 
『世界でいちばん虚無な場所』の続きを読んで寝る。
 
月曜。東京に戻る日。
昨日同様7時に起きる。
NHK は台風のニュース。
鹿児島は暴風域を抜けつつあって福岡、四国、広島の状況を伝えることに移っている。
青森は曇り。夜雨が降ったようだ。
 
朝、茹でたソーセージ、茹で卵、けの汁の残りなど。
梨を剝いて食べる。
掃除機をかけ、部屋を拭く。折り畳みの机と机を片付ける。
持っていく荷物をまとめる。
9時半過ぎには一通り終わって『世界でいちばん虚無な場所』の続きを読む。
母がコーヒーを淹れる。
 
妻が近くのドラッグストアに行くという。
10時半、妹夫婦が駅まで送ってくれるために来てくれる。
妻が戻ってくる。花壇の手入れをしていたマンションの理事の方から鉢植えをもらったと。
せっかく花壇をつくったのに、避難通路を花壇にしてしまうのはどうなんだとクレームがあって
花壇を元に戻していると聞いた。
 
新青森駅。コインロッカーに荷物を預ける。
いつも定番を。
いさりびハウスの海峡するめ、柴田農園の嶽きみ天ぷら、
デリカむつのいがめんちコロッケとホタテ丸ごとコロッケ。それに今回はにんにくコロッケ。
缶ビール、缶チューハイカップ氷を買い込む。
みみたのお土産には前にも買ったわかさぎを。
改札をくぐる。
遮光器土偶のねぶたが立っていた。
始発で早く乗れるかと思いきや、函館からでホームでかなり待った。
 
甥っ子、姪っ子がお見送り。
走り出して桃川と作田を飲む。
古書らせん堂で購入したちくま文庫の『現代マンガ選集 異形の未来』を読む。
SF漫画の傑作選というか。水木しげる手塚治虫がやはり別格だった。
穂村弘『もしもし。運命の人ですか』を読み始める。
視点、言葉のセンス、この人のエッセイは日本一だなと思う。
青森から戻る新幹線でふと顔を上げたとき、仙台から先は雪がないんだな、
ということを夏や秋でもその時一瞬思ってしまう。
 
無事、東京駅に到着。
大江戸線で帰ってくる。
駅ビルの地下で夜食べる総菜を買って外に出ると急な土砂降り。
バスに乗ることにした。
バス停に着くころには雨が上がって、バスに乗るとまた土砂降り。
最寄りのバス停に着くころには雨も上がった。
 
みみたがお出迎え。おりこうさんにしてくれていたようだ。
家に着いたと母に電話をする。
雨はそれほど降らないが、風がある。
大相撲を見ようしたら台風14号は松江に再上陸したというニュース。
 

青森帰省2日目

7時に目を覚ます。
母は洗濯ものを干していた。
朝食。昨晩の鶏肉とピーマンの生姜焼きの残り、サラダ、ゆで卵など。
昨日さくら野で妻が食べてみたいと買った「ひめんこ」という洋梨を食べてみる。
先日の大雨の話になる。
母方の実家のある今別の方も大変な被害だったと。
津軽線蟹田と今別の間で不通になって、目途が立たず。
家中に掃除機をかける。
 
9時半、妻と歩いて棟方志功記念館へ。
残念ながらコロナ禍の入場者数減により2023年度末で閉館が決まった。
これまで静かな落ち着いた場所でいいなと思っていたけど、
それは反面、経営を圧迫していたということになる。
いつもなら自分たちの他は数人ぐらいだったのが
この日は10時前で20人以上入っていたか。
それが10時に棟方志功の生涯を扱ったドキュメンタリーのビデオを上映するとなった途端
皆それを見に行って、大小の展示室にひと気がなくなる。
初めての人が多かったんだな。
記念館は一部を除いて写真撮影可で、無人の室内で写真を撮りまくる。
これまでは展示物だったりその設えを撮影することはなかったけど
閉館と聞いて、個人的な物であれ記録に残したくなった。
今回は夏の展示でテーマは『模様化の魅力-大自然・縄文-』
「貝族の柵」「群鷺の柵」「飛神の柵」「華狩頌」「運命頌」など。
 
その近くの巨大なドラッグストアに入ってみた。
前はスーパーだったように思う。
熊本のマルタイラーメンが売られていた。
 
家に戻る。
この日、妹夫婦が顔を出して
母のリクエストでニトリにカーテンを買いに行くことになっていた。
リビングのカーテンの寸法を測っていると甥っ子が一人入ってきた。
遅れて姪っ子と妹夫婦。
熊本や東京のあれこれのお土産を渡す。
甥っ子は僕の部屋に置いていたドラえもんを熱心に読んでいたのが、
お土産のひとつが古生物の図鑑とわかると今度はそちらに夢中になる。
 
何をきっかけにしたのか、
マンションの1階ラウンジルームの本棚にこれまで本を並べていたのが
コロナ禍でしばらくラウンジを閉鎖、今年になって再開したが、
本棚は廃止して本は欲しい人が持って行ってよいことになり、
希望者のなかった本は廃棄されるという話を母から聞いた。
甥っ子、姪っ子たちと一緒に行ってみる。
壁際の低い棚いっぱいに段ボールが並び、その中に無数の本が積み込まれている。
想像以上の量。
これが捨てられるのかと思うともったいない。
引っ越していった人が寄贈することもあったようでベストセラー系が多く、案外品ぞろえがいい。
大人向けの段ボールが10以上、子供向けが10以上。
それを全部開けてみて30冊以上もらうことにした。
高村薫『照柿』
山田詠美『ANIMAL LOGIC』
椎名誠『北への旅』
リリー・フランキー『東京タワー』
谷川俊太郎谷川俊太郎の問う言葉答える言葉』など。
 
昼は寿司を食べに行く。
何年か前にも入った西バイパスの「あすか」
ここはおいしいですね。
初めて知ったのですが、アラスカ会館のグループ。
「ああ、だから一文字抜いてあすかなんですね」と妻が言って
妹夫婦も、あ、そうかと。
そのアラスカの洋食部門の料理長が監修した若鶏の半身揚げを頼む。
ちょこんと手羽先も乗っていた。
他、小泊さんの真ぞい、八戸産の〆鯖、鯵ヶ沢産のやりいか、
そのやりいかの三升漬など。
 
食べ終えてニトリへ。
こういう全国的な大型店舗がバイパス沿いにオープンする一方で青森駅前はどんどん寂れていく。
個人商店はどんどん廃業する。
かといってニトリが悪いわけではなく。あったらあったで便利だ。
 
A-FACTORY に行こうと妻と二人、青森駅の西口で下してもらう。
新しくきれいな連絡通路ができていた。
木のブロックを組み合わせた壁がギャラリーとなっている。
高校のクラスメイトが前からアイシングクッキーに取り組んでいてかなりの腕前。
その作品を飾っていた。
 
A-FACTORY は結構な賑わいで昨日のアウガ地下の魚市場が嘘のよう。
観光客だけではなく市内の若者たちも来るのだろう。
ゴールデンウィークに買ったオリジナルのジュートバッグが使い勝手よく
大阪出張にもっていったりした。
今回はその一回り大きなサイズのを買う。
あとイモくじで市内では有名な佐藤製菓のTシャツ。
A-FACTORY の商品は入れ替わりが激しい。
一頃の県産食材を調味料などいろんな用途で作ってみました、
というブームがひと段落したようで調味料系がだいぶ少なくなっていた。
生姜味噌をチューブに詰めたミソチャップ、個人的に好きだったけど。
生シードルを出しているところがあって一杯飲んでみる。
外に出て、最近できたビーチを眺めながら。
新鮮なシードルってこんなにキリッとしてるのか!
生命観に溢れていた。
 
広場の向こう、工事中の駅舎の裏にレンタサイクルがあった。
1回300円で17時までに返却だという。
15時。1時間乗って戻ってくればいいかと思う。
フェリーふ頭まで行って八甲田丸の脇を走る。
雨がポツポツと振り出す。青森も台風接近か。
ラブリッジの下をくぐって、桟橋をアスパムの裏へ。
青森港国策クルーズターミナルの大きな建物を横目に、灯台を目指す。
自転車を停めてふ頭の細長いプロムナードを歩く。
釣り禁止と大きく書かれているのに
釣竿を柵にもたせかけて暇そうにしているオヤジがちらほらと。
親子連れを通り越し、「あすぴぃ」という灯台の下へ。
擬人化されていて女の子なのか瞳が描かれている。
下北半島へと向かう小さなフェリーが横切る。
 
クルーズターミナルに戻ってきて、そのまま倉庫街へ。
まるはのマークが屋上に残ったままの色あせた建物。
物流会社の倉庫。セメント工場の色あせた巨大な施設。
日曜だから稼働していないのか、とっくの昔に役目を終えたのか。
その足元に工事車両とプレハブ。
工場地帯萌えがあるなら、港湾施設萌えがあってもいいと思う。
 
雨がまたポツポツと来て慌てて駅前に戻る。
自転車を返してバスに乗って帰った。
母から電話あり、近くの酒屋で豆腐を買って帰った。
シャワーを浴びて缶チューハイを飲みながら大相撲。
解説が宮城野親方照ノ富士がかろうじて勝つ。
孤独のグルメの再放送。
夜は頂き物の郷土料理、けの汁。
枝豆と缶チューハイ
 
ニュースはずっと超大型の台風のこと。
19時前、鹿児島に接近。
明日の昼東京に戻るとしていてよかった。

青森帰省1日目

ゴールデンウィークに続いて久しぶりの青森帰省。
ほんとは叔父、従姉妹たちに合わせてお盆の時期が望ましかったが、仕事の都合で休めず。
シルバーウィークにようやく、となった。
ゴールデンウィークは僕一人がまず様子見的に、だったけど、今回は妻も一緒に。
妻は2020年の正月以来となった。
 
9時半、僕が先に一人家を出る。
母への土産や新幹線の中で食べる弁当を買う。
シルバーウィーク初日ということもあって東京駅は混雑。
コインロッカーに荷物を預けて、と思うが改札近くはどこも空き無し。
八重洲に向かう地下道の中でかろうじて見つける。
 
大丸の地下へ。
母が仏壇にフルーツゼリーを上げたいというので千疋屋に行くが、
ゴージャスかつたくさん入った大きなものばかり。
通りを挟んで向かいの果物屋でメロンや桃のゼリーをいくつか買う。
弁当は今回、たくさんある店の間をグルグル回っていたときに
あ、これだ、と目に留まった「ゑびす DAIKOKU」という和食系総菜屋の
メロ照り焼きと豚角煮の弁当。メロ西京焼きのと2種類買う。
妻が野菜を食べたいと言っていたので
カブとタコのサラダ、夏野菜の煮びたしといった総菜も100gのパックで追加。
こういった総菜が弁当の中にも少し入っている。
 
缶ビールと缶チューハイカップの氷を買うためにコンビニを探す。
銀座方面の端に大きなセブンイレブンがあったよなと。
歩いていく途中で KALDI を見つける。
このところ光が丘、大泉学園石神井公園と近場を散歩するときには必ず立ち寄って
「青いニンニク辣油」の瓶を探すもどこ行っても品切れ。
それがこの東京駅地下街の店にあった。
荷物になるけど買っていく。一人につき二個まで。
 
妻と落ち合う。
甥っ子、姪っ子へのお土産を買うと SUICA ペンギンなどJR東日本、東京駅グッズを売る店へ。
JR東日本とコラボしたロルバーンの手帳があって、その小さいのを妻に買ってもらった。
 
新幹線の改札をくぐり、ホームへ。今回もチケットレス
2号車。僕らの乗る新幹線の次が自由席ありで長い列になっている。
どちらの列なのかはっきりしない。
早く乗りたいなあと思うが、時刻が分からない。
お土産や弁当で両手がふさがっていることが多いのだから
新幹線のホームは時計を無くさないでほしいと思う。
 
そういったリクエストで言うとJR東海のように
チケットレスで改札をくぐったときに座席番号票を出してほしい。
チケットレスなのに紙で出してたら本末転倒ではないかということだと思うけど、
両手がふさがってるのでスマホの操作しにくいんですよね。
自分の座席どこだっけって探すのも一苦労。
あと、ホームに座席番号の列と前後どちらの入り口が近いかのマッピングの図。
新大阪駅にはあって便利。
今回も逆側に並んでしまって荷物を抱えながら車両の反対側まで通路を歩くことになった。
一方で東北新幹線は缶やペットボトルのホルダーや荷物をひっかけるフックが充実していていい。
なんでお互いのいいところを取り入れないんだろう、と思う。
 
新幹線が走り出して弁当を開ける。
「ゑびす DAIKOKU」の弁当も総菜もびっくりするぐらいうまかった。
ほどがよい。品がよい。
大丸の地下でいろんな弁当・総菜を買ってきたけど、今のところここがNo.1かな……
 
本を読んでる暇はなさそうなのに今回も読みかけの本をたくさん持ってきてしまった。
ダミアン・ラッド『世界でいちばん虚無な場所』
江弘毅『「うまいもん屋」からの大阪論』
五十嵐正『ライ・クーダー アルバム・ガイド&アーカイヴス』
久住昌之『食い意地クン』
『rockin'on JAPAN FILE vol.2』
しかし、結局新幹線の中ではずっとライ・クーダー本ばかり。
 
12:20 に東京駅を出て 15:29 新青森駅着。
SUICA / PASMO が使えないので一度改札の外に出て、切符を買って在来線のホームへ。
青森駅行きはガラガラ。しかし新青森駅で満席に。
 
青森駅は今も工事中だった。
駅前の広場で共産党が演説を行っていた。
その目の前で結婚式場の見学会向けのマイクロバスが停まっている。
 
成田本店、らせん堂に寄って行こうとコインロッカーを探す。
検索すると新青森駅青森駅以外だとアウガの中だけのようだ。
アウガに入る。1階入り口近くのインフォメーションセンターで妻が聞くと反対側の出口にありますよと。
1階は昔は商業施設が入りっていたのに今は市役所の窓口となっている。
それで行ってみたらマイナンバー交付手続きのあれこれが並んでいて止められる。
出口はあるけど通ってはいけないことになっているしそもそもここにコインロッカーはないと。
さすが青森クオリティ……
 
仕方なく地下へ。魚市場もさらに寂れている。半分ぐらいが営業していない。
大き目な飲食店も撤退して空き家になっている。
シルバーウィークだというのにお客さんはちらほら。
これだとやってけいないだろうな。
前からある酒屋で妻は熊本に豊盃など送る。
コインロッカーはあったが、200円の鮮魚用は半分が故障中。
100円のコインロッカーは目立たないところにそっと置いてあった。
 
成田本店を覗いた後でらせん堂へ。
品ぞろえが良すぎて何冊も買ってしまう。
なので今日はこのコーナーと決めて棚を眺める。
ゴールデンウィークの時は奥の映画、音楽。
今回は文庫。
またたくさん買ってしまった……
ちくま文庫『現代マンガ選集 異形の未来』
穂村弘『もしもし。運命の人ですか』
穂村弘『本当はちがうんだ日記』
佐江衆一『黄落』
澁澤龍彦『私の戦後追想
ハナ・グリーン『手のことば』(この本のみ、外の格安本の棚から)
 
店長に挨拶をする。あれこれ話がはずむ。
3年ぶりのねぶた開催のこと(跳人が2,000人に制限されたので静かだった)
先日の大雨でリンゴ農家は大変だったこと(台風で落下なら次の年があるが、水で根が腐ってしまう)
港の近くの小学校は大洋漁業の工場に見学に行ったということ(ソーセージをもらってホエールズファンに)
こちらは神保町 PASSAGE のことなど。
盛岡や石巻など東北各地で一箱古本市が3年ぶりに開催と聞く。
 
母に電話すると朝に食べる果物を買ってきてほしいとのことでさくら野に寄っていく。
バスに乗って帰る。
 
18時過ぎに着いてBS日テレの『イタリア 小さな村の物語』の再訪編を見る。
母は晩御飯のことを事前に話していなかったが、あれこれ用意してくれていた。
子どもの頃よく食べた鶏肉とピーマンの生姜焼き。
紫の紫蘇で茄子を包んで焼いたもの。
総菜のイガメンチなど。
疲れてあまり食べられず。
母と妻が話しながら食べているところをさっさと食卓を離れ、近くの酒屋に缶ビールを買いに行く。
本搾りの秋柑がたくさんあったので思わず6缶も買ってしまった。
あと、サントリー白角のハイボール
 
19時半からNHK-BSでグレートトラバース外伝。
今年5月、オレゴン州で開催されたアドベンチャーレースについて。
6日間で何百キロも走って仮眠を10時間ぐらい? 相当過酷。
しかし20チーム中2位という成績で終えた。
 
焼酎を青森の水割りで、青森の氷でロックで、と飲みながら本を読んで過ごす。
夜は多少蒸し暑い。
 

googleの限界

このご時世、わからないことはググればいいという風潮ですが。
的確な検索ワードを思いついて的確なページに出会うってなかなかないもので。
what は検索できても how はてこずってことばかり。
鎌倉幕府ができたのは何年? というのは簡単だけど、
こういうことをしたいけどどうしたらいいか、というのは関係ないものばかり出てくる。
 
先日、ふたつの excel ファイルを比較してチェックすることになった。
全然別の出どころのため、項目どころか縦軸と横軸の考え方が異なる。
どうしたらいいか。
vlookup が定番、ここは hlookup か? xlookup はどうなんだ?
あれこれ試行錯誤するが、いいやり方が見つからない。
というかやりたいことを実現する手段が導き出せない。
ググっても辿り着けない。
 
思い余って本屋に行ったら、
excel 関数を組み合わせて使うケースの事例集みたいな本があった。
〇〇をしたい、という逆引きでその際はこれとこれとこれをこの順番で、みたいな。
これだよこれ! と。
本屋の棚を眺めていたら目に飛び込んできた。
 
本屋ってそこにある知や情報を俯瞰して
全体像で捉えられるからいいなと改めて思った。
 
その一方で。
google も設立から四半世紀。
文章を単語へと細かく分解していって、その使われる文脈を解析するという検索ではなく、
180°異なるアプローチがあってもよさそう。
それこそ逆引きとか。
こういうことに困ってる人はこういうことも困ってるという検索になるのかな。
あ、でも、それだと結局は従来のキーワード解析と変わらないか。
 
でもどこかに、というか全世界にたくさん、
異次元的に画期的な検索アルゴリズムを研究している人がいて
第二の google を生み出すのだろう。
それはもはや検索ではないのかもしれない。
インデックスを付与するのではなく、探したいものに自ら変化するとか。
天才求む。

豊洲ららぽーとランチガイド

とある方からの依頼で、豊洲ららぽーとでランチの店をと。
大阪の方なので、大阪に店のあるところを除いてとりあえず5軒。
ららぽーと1の3階とか、ららぽーと3の1階とかややこしく迷路のようですが。
 
日本橋 天丼 金子半之助」(Lalaport1: 1Fフードコート)
日本橋にある本店の天丼は都内でも随一だと思う。
大きなアナゴが乗った江戸前天丼は割高だけどおすすめ。
 
東京スタイルみそらーめん ど・みそ」(Lalaport1: 3F)
銀座など都内にいくつか店を構えるこってり系味噌ラーメンの店。
こってりみそ、白みそ、オロチョン、カレー、担々麺など。
 
「麺や一途 導(shirube)」(Lalaport3: B1F)
フレンチ出身のシェフが手掛ける、洗練されたラーメン。
みそが「有希」でカレーが「舞」という名前を付けるのも個性的。
 
「餃子の福包」(Lalaport1: 3F)
新宿や中目黒に店を構える餃子専門店。
6個で300円ぐらいとお手頃。ニンニクなしも選べます。
 
豊洲場外食堂魚金」(Lalaport3: 1F)
新橋で有名な魚系居酒屋の営む食堂。
ランチは海鮮丼や焼き魚と刺身の定食など。