「ここが、宇宙の中心なのよ」と彼女は言った。 彼女の声の他に、波の音が聞こえてきた。 グラスの中のキャンドルだけが唯一の灯りで、 この地方原産の強くてエキゾチックな酒を僕らは飲んでいた。 「宇宙」とは大袈裟な、と僕は思った。 僕は全く興味がない…
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