雪原を走る鉄道が、遠くに消えていく。 その音も雪の中にかき消され、やがて何も聞こえなくなる。 無人の駅舎に寄りかかり、地平線の果てまで続いている雪原を眺めた。 ぐるっと見渡してみてもいくつかの建物以外何も見えない。 流刑地の小さな村が、寄席集…
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