映画の話

青森市の映画館のこと

今日からねぶた祭か。 さらに引き続き、『龍の伝言 ねぶた師列伝』ですが。 青森もまたかつては映画館が数多く存在していたという。 「ロマンス座」「オデオン座」「スバル座」といった名前が残っている。 名人北川金三郎、北川啓三親子のように 左官屋の棟…

『ボヘミアン・ラプソディ』

クリスマスイヴ。妻と映画を見に行く。 最近の話題作となると、『ボヘミアン・ラプソディ』 『カメラを止めるな!』に続き、SNSがらみの口コミで大ヒット。 いいことですよね。 タイトルの通りの映画。 フレディ・マーキュリーがクイーンに加わり、契約にあ…

物語講座11綴蒐譚場:ゴダール

終日、編集学校:物語講座の「蒐譚場」 期間中に一度だけ行う、教わる側・教える側が一堂に会するリアルの場。 師範代は指南に集中するため、僕ら師範から上が準備をして当日の流れを作っていく。 終えた今、僕としては総じてダメってことはなかったけど、 …

ゴダールのサントラ

わけあって、ゴダールのサントラを集める必要が出てきた。 どれも国内盤は廃盤か品切れになっていて入手が難しいみたいですね。 いくつか取り上げてみます。・『ジャン=リュック・ゴダール作品集』(1994 / BMGビクター) 『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』…

『ローズ』

昨晩、TSUTAYA DISCAS から借りた『ローズ』を見た。 1979年の作品。 ベット・ミドラーがジャニス・ジョプリンを元にしたとされるロックシンガーを熱演。 熱演どころか、これは一世一代の名演技だろう。 酒にも男にもだらしないアル中だけどかろうじてクスリ…

「シェイプ・オブ・ウォーター」

非常に強い台風24号が和歌山県に上陸。 東京はJRが20時頃より計画的に運転停止。 もしかしてこれって初めてのことかもしれない。 昼から雨が降ったりやんだりを繰り返したが今のところさほど降らず。 20時を過ぎて風が強くなってきた。 自転車を倒しておき、…

ゴダールの「映画史」

来期の講座のレクチャーで取り上げたいとのことで、 ゴダールの『映画史』を見た。 以前DVDのボックスセットで発売されていたのを購入、 買っただけで満足して数年間パッケージすら開けていなかったのを、ようやくという。 全体で8章に分かれ、DVDで5枚組…

幻の映画

小さいころに見た映画がずっと印象に残っていて、 もう一度見てみたいんだけどタイトルがわからずにそれっきりとなっている映画がある。 そういう人、結構あるんじゃないか。 もしかしたら夢や現実の出来事を映画として記憶している、ということもあるかもし…

『北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ』

昨日、渋谷のイメージフォーラムで先週末公開された 『北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ』を見た。 劇場に客は10人ぐらいか。年配の男性が多かったので興味は北朝鮮の方なのだろう。 2015年8月15日。 北朝鮮解放70周年(日本の終戦記念日イコー…

『エイリアン』という映画に関する覚書

かつて僕が教えていた学校では シリーズものの映画のをもとに翻案を行って、 一ヶ月かけて物語を書くというカリキュラムがあった。 妻とはそこで知り合って、時期は違うけど妻も教えていた。 今期また教えることになって、日々忙しく活動している。 映画は5…

ブレードランナーとリドリー・スコットなど

『ブレードランナー2049』が公開されている今、 K・W・ジーターによる架空の続編『ブレードランナー3』を読んでいる。 正直、P・K・ディックの100倍は小説がうまいと思う。 ビジュアル的な表現で、読む映画というか。 P・K・ディックはあの文体のぎこ…

『家族ゲーム』revisited

夕食後、『家族ゲーム』を見た。 このところ伊丹十三が気になっている妻が見てみたいというので、 TSUTAYA DISACAS で次に届くようにした。 昭和の東京の下町。すぐ近くに工場地帯。まだあちこちに雑草の生えた空き地がある。 団地に住む四人家族。兄は出来…

「ワイルド・スピード ICE BREAK」

妻が誕生日ということで今日は新婚を過ごした地、二子玉川へ。 用賀で下りて瀬田まで歩いて、「春慶」で五目焼きそば、揚げたての春巻きで瓶ビール。 今年最初の冷やし中華は冷やしジャージャー麵。 夜は金沢の寿司「珠姫」。白海老の握り、白海老の唐揚げ。…

『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』

「プロの映画研究者が選ぶ「映画を語るなら観ておくべき作品」20選」 http://careersupli.jp/lifehack/eiga/ というのをこの前読んだ。 『100人の子供たちが列車を待っている』 『僕らのミライへ逆回転』 『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』 最…

『シン・ゴジラ』再び

妻がまだ『シン・ゴジラ』を観ていなくて、いつか観に行きたいといっていたのを まだしばらくやってるだろうと後回しにしていたらいつのまにか夏どころか秋も終わり。 上映館も残り少なくなっていた。 調べてみたら都内で一日通しで上映しているのは新宿の T…

『シン・ゴジラ』

昨日の午後、休みが取れたので僕も『シン・ゴジラ』を見に行った。 周りのサブカル好きな人はたいがい公開すぐ劇場に足を運んでいた。 http://www.shin-godzilla.jp/index.html さて、どこで見るか。 新宿のコマ劇跡のTOHOシネマズって行ったことないなと歌…

『Amy』

昨日は病院を出て夕方、時間があったので渋谷に出て 『Amy エイミー』を観た。 http://amy-movie.jp/ 2011年、27歳の若さで亡くなったエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。 2003年、20歳でデビュー。 その類まれな歌唱力、ジャズとR&Bのセンスが高く…

無事終了

おかげさまで TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.27 『映画音楽を聴く 「映画+音楽」編』 無事終わりました。 合いも変わらずのボソボソした喋りで面白いことのひとつも言えず、 休憩時間に茶菓子も出せなかったりともてなし力が低い。 何よりも今回は…

音楽を聴く、補講(続き)

いよいよ明日となりました。 今回うまくはまらずだったのですが、 外せないのが Steppenwolf「Born To Be Wild」 1969年の映画『イージー・ライダー』に使われ、 大ヒットすることでバンドも有名になるという理想的な映画+音楽の関係です。 https://www.you…

映画音楽を聴く、補講

「Terrain Vague vol.27 『映画音楽を聞く 映画+音楽編』」 いよいよ明後日金曜18日の開催。 facebook のイベントページに書いた補足のあれこれをこちらにも。 前回同様「残念ながら外した曲」の紹介。 https://www.facebook.com/events/991243300942751/ -…

映画音楽、その初めの頃

昨日告知したイベントに関連して。 facebook の方で補足情報を少しずつ展開しています。 https://www.facebook.com/events/991243300942751/ 今日はそこからまとめます。 - 世界最初の映画音楽はどの映画で、誰が作曲したのだろう? 調べてみると、1908年に…

告知

何度か話題にしていますが、来週末開催のイベントについてです。 - TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.27 『映画音楽を聴く 「映画+音楽」編』 - http://onshitsu.com/2016/02/28-104710.php 日時:2016年3月18日(金) 19時〜21時ごろ 場所:東京都千…

映画音楽というもの

選曲イベントの次回のテーマがリクエストにより「映画音楽」と決まった。 最初は、「あ、それいいね」と思ったけど考えてみると案外難しい。 ラベルやタグとしては「映画音楽」であっても 音・曲そのものにはジャンルがなくて、集めてみると統一性が全くない…

「映画音楽を聞く」

次回の選曲イベントのテーマを「映画音楽」と決めたはいいが、 なかなか全体の構成というかどこにフォーカスを当てるかが定まらない。 一度休憩を挟むことにしたので2部構成とするのは決めたが、 ではどういう対比の軸とするか。 ・珍品と定番 ・主題歌と挿…

「光のノスタルジア」「真珠のボタン」

渋谷のアップリンクで「光のノスタルジア」「真珠のボタン」の2本立てを見てきた。 先月神保町の岩波ホールでやってたんだけど、落ち着いたら行くかと思っているうちに 気が付いたら終わっていた。 続けて上映してくれるところがあって助かった。 http://ww…

巡回上映

今はどうなのかわからないけど 僕の小さい頃は地区の公民館や集会所で映画を見るということがあった。 小学校一年生のとき、下北半島のむつ市に住んでいて、 父に連れられて月光仮面を見たことを覚えている。 とても狭かったところにぎゅうぎゅうに詰めてい…

連休二日目。

自転車に乗って多摩川沿いを走って川崎を過ぎて行けるとこまで、 羽田まで行けるか!? ってのを夫婦でやるつもりがあまりの天気のよさに断念。 金曜に買った妻の新しいデスクトップの セットアップをやってるうちに15時。 ウイルスバスターを入れて(3台ま…

『神々のたそがれ』

昨晩は渋谷のユーロスペースに『神々のたそがれ』を観に行った。 http://www.ivc-tokyo.co.jp/kamigami/ 監督はアレクセイ・ゲルマン。 もう15年近く前に観た『フルスタリョフ、車を!』がとんでもなかった。 1950年代半ばのモスクワ、スターリン政権の末期…

サントラふたつ

何気ない曲がふと、虚をつくことがある。 Family of the Year - Hero https://www.youtube.com/watch?v=mYFaghHyMKc 先日未聴の山の中から見つけてなんとはなしに聞いた 『6才のボクが、大人になるまで。』のサントラに入っていた。 こんな曲あったっけ? …

アカデミー賞 '2015

そういえばアカデミー賞の候補作品が発表されている。 『6才のボクが、大人になるまで。』も 『グランド・ブダペスト・ホテル』も作品賞にノミネートされていてうれしい。 というかホッとした。 この作品を面白いと思った自分の感性と世の中の評価がずれて…