ボリビアフェスティバル

昨日の昼、このところ自炊だったので車に乗ってどこかに食べに行こうとなる。
その後妻は港区の図書館に本を返しに行くという。
15時近く。虎ノ門ヒルズを超えて、駐車場を探す。
みなと図書館の隣の公園からアンデスの音楽が聞こえ、テントが並んでいる。
なんだろう? と思って後で行ってみると
色鮮やかな民族衣装に身を包んだ女性たちが。
テントでは鉄板の上で焼いたローストチキンやチョリソーが売られていた。
見るとボリビア・フェスティバルとあった。


日本に暮らすボリビアの方たちなのだろうか、
日に焼けて浅黒くガタイのいいおっさんたちが陽気に談笑している。
女性たちもパレードの前か後なのか、
大きな羽飾りのようなものをかぶって高いヒールを履いている。
ステージからはフォルクローレ


テントをざっと眺めて、一番賑わっているところで買う。
「ロモ・サルタード」というんだったか、
牛肉と野菜を炒めてご飯に乗せたものがおいしそうだったが、
今回はローストチキンとボリビア風のカレーライスにした。
日陰を見つけて座って食べる。
カレーは豚肉と鶏肉を煮込んだものでそれほど辛くはない。
豆も入ってたかな。
日本の白米だったんだけど、細長い米の方がうまいかもしれない。
(でも南米の米ってどうだったかな)
ローストチキンも一見普通だったのが
野菜と果物に漬け込んだと看板にあって思いがけずよかった。
付け合わせがフライドポテトでかなり腹いっぱいになった。


食べているとボリビアのおばさんと小さな娘たちが
金属のバケツに氷水を入れて缶ジュースを冷やしたのを売りに回ってきた。
さっきインカコーラを飲もうかどうか迷ってやめてたんだよなー、と今度は買う。
しかしインカコーラの瓶がなかったのでスプライトにした。


ステージではギターのような楽器を抱えた
コメディアン的MCのような位置づけのミュージシャンが
ステージに1人立ち、そこにダンサーの女性が。
この女性が踊りながら前の方のテントで見ていた観客をダンスに誘う。
その観客がボリビア人たちの間では顔役のようで、また別な観客を引っ張りだす。
そんなふうにしてステージ前で皆で踊っていた。


手作り感あふれる、楽しいひと時だった。
次は昼時に来てビールを飲みながらあれこれと食べたい。
http://boliviafestival.com/