小さいおじさんなど

妻の友人たちが家に来て忘年会。
僕も夕方から加わる。
DVDを流したりテレビをつけたりしてて、19時。
あ、ブラタモリないのかと他の局に回したらテレ朝が
ビートたけしの超常現象Xファイル」
思わず3時間見てしまった。
青森の沼で偶然撮影された河童だとか、
りゅうちぇる等々力渓谷で撮影した写真に妖精らしき顔が写っていたとか。
あと、各地に残された不思議な巨石。


いろいろあった中で気になったのは、
・フライングヒューマノイド(人体の形をした未確認飛行物体)
・ゴム人間ないしはビニール人間(目撃者にしか見えないグニャグニャの緑色の人間)
・小さいおじさん(都市伝説としても有名、日常生活のふとした瞬間に見かける)


存在するかどうかで言ったら、存在すると思う。
我々の見えないところに大勢いる。
本来我々の意識の向かう先には現れないようにしてるけど、
完ぺきではないのでたまにポロっと見つかってしまう。
霊感の強い人は見つけやすいのだと思う。


小さいおじさんは、村上春樹で言えば『1Q84』のリトル・ピープル。
昔は妖精と呼ばれていた。
目撃談は後を絶たない。
僕は見たことないし、周りにも誰もいないけど。
でもなぜか芸能界に多いとされる。


我々にとっては、透明だから見えないのか、機敏だから見えないのか。
その存在を知らないから、認識できないのか。
真夜中、僕らの寝た後で多くは行動しているのかもしれない。
見えているはずなのに、見えていない。


番組の途中で、UFO は UFO を見たいという人の心が投影したものだと。
小さいおじさんもそうなのかもしれない。
でもなあ、実際に存在するんじゃないかな。
今この瞬間も、目を閉じたら動き始めるとか。
もしかしたら別の次元、あるいはパラレルワールドが裂け目に接して垣間見えるのか。