停滞する/打破する

そこでは色彩がなくなって僕たちの姿は白と黒の線によって描かれる。
遠くから眺めるなら真っ白な地面の上をそれぞれが黒い点でしかなくなる。
手を振って大声で叫んでみてもかき消されてしまう。
砂浜に押し寄せる波しぶきがスピードを落としていってやがて静止する。
ストップモーションの街並みを僕らはうつろいながら探索する。


僕たちは眠っていた。目を覚ますとそこは世界の果てだった。
空が遠ざかる。どんどん小さくなっていく。
僕たちは破片のようになってこの星をさまよう。


白熱する巨大な光が頭上で輝いている。
僕らはその照り返しの中に消し飛ぶ。

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と、ここまで書いてきたのであるがここから先何も思い浮かばず。
という以前にこういう内容も飽きてきたなあと思う。


なんかもっと斬新なことが書けないものか。
マンネリ。
打破するにはどうしたらいいか。
このままだと完全に行き詰まる。
毎日毎日同じことを繰り返すだけになる。
やがて停滞する。
変わり続けなければ、やがて生命を失う。


この世界の他の誰にも書くことのできないものを書くにはいったいどうしたらいいのだろう?
そういうのって見つかるのだろうか?


僕がこの世界をどんなふうに見ているか。
僕がこの世界で何を見たか。
自分自身を変えないことには何も始まらないということか。