昨日の続き

昨日の日記の後、「何があったんですか?」と聞かれるかと思いきや誰からも聞かれず。
(ミキさん以外には)


もっと詳しいことが決まってから報告を、と思っていたんだけど
悔しいのでさっそく書くことにします。

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早い話が「日本ジャンケン連盟」のジャンケン普及員に選ばれたこと。


書類選考と実技、1次面接・2次面接を経て
倍率はどれぐらいになるのかよくわからないのですがとにかく選ばれました。


僕の身の回りの人たちはよく知ってると思いますが
僕はジャンケンというものに対する造詣が深く、常に勝率は6割をキープ。
学生時代モスクワへの短期語学研修をゲットしたのも実はジャンケン。
(この話を面接でしたらとてもウケた)


今後の活動としては主に、土日に子供たちへのジャンケンの指導かなー。
日本各地を回って、公民館の一室に集まった小学校前の子供たち相手に
グー「ぐーー」チョキ「ちょきー」パー「ぱーー」とかって。
広島では「じっけった」って言うとか、
インドネシアでは象と蟻と人になるとか、
僕の故郷青森ではじゃんけんの亜流に「ギシケン」というのがあったとか
そういう解説・紹介もする。高学年の児童ならば。
手で行うじゃんけんじゃなくて、
足で行うジャンケン(パーなら足を開くとか)を教えたり。
さあやってみましょうって言って
子供たちがにぎやかに飛び跳ねながら足を縦に横に動かすのを眺めるのはきっと壮観だろうな。
グリコ、パイナツプル、チヨコレイトのグリコじゃんけんなんかも教える。


ちなみに「ギシケン」とは3すくみの関係性で勝敗を決めるのではなく、
親が出したのと同じのを子が出したら負けというもの。
「ハワイ」「チョーセン」「グンカ」の3つ。今思うと不思議な取り合わせだ。
こういうのって日本各地にあるはず。軍艦ジャンケンってやつ。
こういうのの体系化をはかるのも今後の仕事の1つになるだろう。
青森の場合、というか僕の子供の頃は「グンカ」って言ってたが、
本当ならこれは「グンカン」だったはず。訛りの一例。


ある程度経験を積んだら
日本ジャンケン大会の審査員となるというキャリアパスも用意されている。
年に1度のあの大会。ドームで5万人がジャンケンって言うんでギネスに乗った例のあれ。
世界大会出場の際の選手団のエスコートだとか、あるいは運営側に回るとか。
国際審判団ともなればユネスコの一機関だからなあ。
なんだかいろいろ可能性があるので僕は「ムフフフフ」という気持ちになっている。
未来が開けたって言うか。
将来的にはアジアのどこかの地域で子供たち相手に過ごしてるんじゃないかな。