本を出します その1

何人かの人には既にこっそり伝えていますが、この度本を出すことになりました。
10月8日の日記で
「ささやかながらも前に進んだ。小さな頃からの夢に向かって現実的な一歩を踏み出せた」
と興奮しながら書いてたのは実はこのことだったんですね。
(日本ジャンケン連盟に採用される、ではなくて)


ロッコ・ドバイ旅行記です。
書き上げた頃にたまたま見つけた旅行記のコンテストに出してみたら
3次選考まで残ったようで「出しませんか」ということになりました。
(7月25日付けの日記に応募するときのことが書いてあります)


出版費用は出版社と折半というか僕が出す割合が高くて
自費出版のワンランク上みたいなものなんですが、
自費出版とは違って一般の本と全く同じように製作されて
全国の書店にて入手可能となるのでこの際出してみることにしました。


これまで黙ってたのは
「ほんとに出るんだろうか」と半信半疑だったため。
それが今日出版社を訪問して打ち合わせしてきて
出版契約の内容を決めて今後のスケジュールのだいたいのところが聞けて
かなり現実的なものになったため、公にすることにしました。


本はゴールデンウィーク頃に出ます。
皆さん買ってください。よろしくお願いします。
今後の僕の人生がここにかかっています。


本が出て何が嬉しいかって言えば
出版社から頂いた企画書にも書いてあったんだけど
一般の図書扱いなので国立国会図書館にも納められるということ。
これで僕も形あるものをこの世に残すことができるようになったわけで。
感無量です。


頑張って続けてたらなんとかなるもんなんですね。
これで1つ、夢が叶いました。
30なるまでに何もできなかったら
いろんなこと全て諦めようかとも思っていたのですが、
ギリギリ滑り込みました。


本なんて出そうと思えば、
内容を問わずただ出すだけならば、
このご時世いろんな手段があって
実は誰にでも出せるものなのかもしれませんが、
僕の場合10年以上かかりました。
長かったなあ。


本を作るってのはなんだか楽しい作業のようで、
今からとてもワクワクしています。



※出版社の方に聞いたところ契約に関すること以外だったら
何書いてもいいよってことだったので
これからの半年間、
実際に本が店頭に並ぶまでの出来事のあれこれをここで報告します。