地獄(その4)

昨日までのトラブルはあらかた片付く。奇跡的。
昨日書いたB社へのデータの送信も成功する。
無事取り込めましたという連絡がB社より届く。これで1つヤマを超えた。
上司に連絡すると泣きそうな声で「そうか、よかった」としみじみした声で言う。
(↑今回のPJの障害・不具合の取りまとめを顧客のところで行っていて、24時間針のむしろ)


これが終わったころ、全く別のトラブルが発生するが解決する。


昼過ぎに解放される。今日の残りは寝ててもいいよということになる。
センター張り付きのインフラチームと一緒に食事に行く。
僕はビールをジョッキで飲む。
この日の午後の位置付けは業務終了ではなく、あくまで「ホテル待機」なのであるが
「まあ、ええだろ」と思った。
こんな時にビールを飲まなくていったいいつビールを飲む!?
うまいったらありゃしない。


ホテルに戻って小説を読む。
A・E・ヴォークトの「宇宙船ビーグル号」を読み終える。
僕の記憶が確かならばSF映画の名作「エイリアン」の元ネタの1つ。
宇宙船に忍び込んだ異星の生命体が乗組員を捕まえて、その体内に卵を産み付ける場面が出てくる。


16時から21時ごろまでホテルのベッドで寝る。
またデータセンターに戻る。
これまで同様、午前2時過ぎにデータ送受信の結果を確認する。
特に問題なし。初めての出来事。ホテルに戻ってまた眠る。
腹が減っていたのでコンビニで買ったイカ焼きを食べながら缶ビールを飲む。
10時まで眠って、ホテルはいったんチェックアウトする。
荻窪まで帰る。
小雨が降っている。