CDを買いまくる

3時まで仕事をしてホテルに戻る。11時までホテルで寝てる。
10時ごろ1度目が覚める。
夢うつつの状態の中、電話が鳴ってるので取ろうとしても体が動かない、
金縛りじゃないのようになって「何がどうなってんだ!?」と必死でもがいた。
実際に起きた出来事ではなくて、たぶんそういう夢を見たのだと思う。
後で見てみると会社の携帯も個人の携帯も着信なし。


家に戻る。たまたま大家さんに会う。
僕が不在にしていた間新聞を取っといてくれていた。
新聞受けが溢れていて空き巣に狙われてなかったか不安だった。
このご時世に仕事が忙しいって絶対いいことよ、と言われる。
オカムラさん今年何年目?」
「今度の春で7年目ですね」
「まあ、早いもんねえ。どう、出世はしたの?」
「いやー、それはないですよ」
その後大家さんの娘の話になる。
大家さんの娘の職場の話。


都心をあちこち移動してCDを買い漁る。
残業代がとんでもないことになっていて、ここぞとばかり買いまくる。
HMVもポイント3倍セールをやってたし。


ホテルから家に帰る途中でいつも行く有楽町のHMVでまずは大量に買って、
家に荷物を置くと新宿に出て高島屋のHMVでまた買って、
渋谷のHMVでたまったポイントを使い切って(1万7500円分あった)、
レコファンに行って、タワーに行って。
池袋に行くと今度はリブロとジュンク堂でまた山のように本を買った。


タワーに行くと Brian Wilson の「Smile」が
フロア入ってすぐの目立つところに並べられていて、
インストアイベントの告知のポスターが。
その上に「整理券の配布は終了しました」と貼られていて、「えー!まじで?」と驚く。
Brian Wilson 来日も驚くがタワーでイベント!?
あの地下ステージで歌うのか?「Caroline No」を。「Surf's Up」を。
信じられない。握手会とかサイン会だろうか。


Can がリマスターされて初期の4枚が再発されている。
「Monster Movie」と「Tago Mago」を買った。
家に帰ってさっそく、「Monter Movie」を聞いた。懐かしい。
(60年代ジャーマン・プログレの先駆として現代でのリスペクトされる名作)
風変わりな奇妙なロックばかりを探し求めていた高校時代、
Can を聞きたくても青森じゃ手に入らなかったんだよな。
輸入盤しかないからその辺のレンタルCDにあるわけじゃないし。
全てのアヴァンギャルド・ロックの原点ぐらいの神格化が僕の中でなされていて、
年に1回ぐらい上京するたびになけなしの小遣いをはたいては買い揃えた。
(後期の作品はその当時たまたま出た日本盤のボックスセット2つをお年玉で買っていた。
 「Future Days」を聞いて涙が出るほど感動。今に至るまで座右のCDの1つとして君臨)


それにしても Matthew Sweet の「Girl Friend」の日本盤が中古でどうしても見つからない。
他のは見かけるんだけど。
持ってる人は売らないで手元に置いておくってことか。
聞き手の中で大事にされ続ける作品。
そういう性質を持つ名作ってのが確かにある。大事に持っていたくなるような。
あー僕は誰に貸したんだろ?