オニツカタイガー

着るものや履くものに対するこだわりはあんまりない。
何でもいいという意味ではなくて、ブランドに対する執着心がないということ。
学生時代は古着屋でばかり買っていた。今もその延長線上にある。
そんな僕でも時として「ここのこれを買わなくちゃ」というものが出てきたりする。
それが今回のタイトルにある「オニツカタイガー」のスニーカー。
3年前ふらりと買ったスニーカーがかなりのお気に入りでもうそればかり履いていた。
さすがにボロになってきたので新しいのにしなきゃなと考える。
もしかしたら同じモデルがあったりするかもしれない。
CONVERSE の定番のように。


最初は「ABC-MART」行けば買えるかなと思っていたのだが、
渋谷・新宿と回っても扱ってないようだ。
3年前は「ABC-MART」で買ったんだけどな。


ホームページを見てみる。
http://www.asics.co.jp/onitsukatiger/list_shoes01.htm
これの、「リンバーモント76 Prestige LE」
http://www.asics.co.jp/onitsukatiger/shoes/ot4003.html
か、それに似たものを僕は履いていた。
WEB上にあるのだからもしかしたらまだ在庫がどこかにあるかもしれない。
そのまま asics のオニツカのページを見ていたら
代官山に直営の専門店があるということがわかる。
デパートや靴屋を回るよりは手っ取り早いと休みの今日、行ってみた。


代官山なんてこれまで1回か2回ぐらいしか来たことがない。
そのうち1回は大学の友人の披露宴。
根が田舎者の僕からすれば高校時代にテレビを見て覚えた
「おしゃれなブティックが集まってるところ」みたいなイメージがどうしてもあって、
自分には無関係な場所と心の底で決め込んでいるフシが我ながらある。
渋谷から東横線で一駅という近さなのに、ほんと別世界のよう。
この印象は今日も変わらず。
何年かぶりに駅の外に出てしばらく歩いて、
「でもまあこれは確かに縁が無いな」と思ってしまった。


店はすぐに見つかる。
ああ、代官山っぽいなあという感じ。
店の空間全体の容積における陳列された商品の密度の割合から判断して。
ざっと見渡してみて今僕が履いてるのと同じのは無かった。
店員に「今履いてるこれと同じの無いですか?」と聞いてみる。
生産終了していると即答。
専門店だからといって過去のモデルも扱ってるわけではなく、
ちょうど昨日在庫の入れ替えを行ったばかりなのだという。
まあ、仕方がない。そのうち復刻されるかもしれない。
あっさりと諦めて別なのを買うことにする。
http://www.asics.co.jp/onitsukatiger/shoes/thl215.html
これが目に止まって、オレンジ色のを買う。
本来は綱引き(!)用に作られたもので、
体育館で履く室内履きのような履き心地だと店員は説明する。
たしかにそういうペタンコな感じがあった。


どっかにかっこいいスニーカーは無いものか。
一頃 NIKE がもてはやされたが、今ではどうなんだろう?


代官山をその後ブラブラと歩き回って帰りに渋谷のRecoファンに寄って帰る。
名前は覚えてないが、CDとアナログを扱ってるセンスのよいセレクトショップがあった。
(「セレクトショップ」という用語は今でも使われてるのだろうか?)
何か買いたかったのだが、我慢する。