汐留

昨日は仕事の関係で1日を汐留で過ごした。
(昼は Pedi の中の「夢民」でカレーを食べた。ここのカレーはおいしいですね)


汐留って昔JRというか国鉄保有していた土地を
再開発して出来た場所だったような記憶がある。
気がついたら現代的なビルが立ち並び、ちょっとした観光スポットにもなっていた。
なんだかあっという間だった。話題になってから実際にものが出来上がるまで。
一夜にして作られたという印象がある。


再開発ってことで言えばお台場だってそう。
僕が上京したときぐらいがちょうど再開発完了の時期で、
ゆりかもめも開通し、フジテレビの新社屋が東京の新しい名所として脚光を浴びていた。
昔はほんとなーんにもなかったと聞く。釣をしに行くぐらい。
人工的に作られた地区に大勢の人が押し寄せる。東京らしい話だ。


それにしても。
汐留ってなかなか洗練された場所のように思えるが、実際のところ遊ぶような場所はなんにもない。
本来はオフィス街のようなもの。
それ以外にあるのは劇団四季の劇場と日本テレビの新社屋ぐらいではないか。
それでいておしゃれなレストランや気のきいたバーのようなものが充実していて、不思議な場所だ。
カップルや女性のグループをよく見かけるのは
あれは昼や夜に食事しに来ているのだろうか?
それともただただ目新しいだけ?


コーヒーショップだと思って入ったところは
アカデミー賞公認シェフの店ということのようでそのシェフの(?)サインが飾られていた。
なんかよくわからんが「すごいなあ」と思ってしまう。
(でもアカデミー賞公認ってなんなのだろう?監督公認ではなくて?)


昨日汐留のリブロに入ったら汐留のガイドブックが売られていて、
オールカラーでそれなりに厚い。
中を見てみたらほとんどがレストラン・バーの紹介。


実は汐留は何気に食の一大テーマパークとなりつつあるのではないか、なんて考える。
新橋は新橋で汐留とは正反対の雰囲気の飲食店が多いし、
いっそのことこの一帯は「食」「飲」をキーワードに進んでいくべきなのではないか。
(そもそも新橋って名前は知られてても観光客が訪れるような場所ではない。
 ガード下でオヤジたちが飲んでて年末にその模様が中継され、
 「今年一年の景気はどうでしたか?」と質問される、
 そのためにある場所と思われてないだろうか?関東以外の人たちからは)

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お金はかかってもランチではおいしいものが食べられるのだから汐留で仕事がしたい。
六本木ヒルズでもいいなあ。