忘れた頃にやってくる

昨日の夜は早く帰ることができたので
何もすることがなく早々と布団に入って寝ていた。
こんなときに限って携帯が鳴る。嫌な予感がする。
叩き起こされて案の定、トラブル。夜の11時に会社へと向かう。
トラブル対応で徹夜確定。
現場に到着してみると原因が割とすぐ分かり、応急処置。
午前3時には一通り作業が終了する。
始発の時間まで待つ。
会議室で椅子を並べ、その上で寝転がる。
お台場の夜景が目の前に広がっている。
赤や黄色の無数の灯りが水面を漂っている。
ダウンジャケットを上に羽織って眠る。
こんなこともあろうかとダウンジャケットを着てきてよかったと思う。


目が覚める。夜が明ける瞬間だった。午前5時過ぎ。
オレンジ色の光が青い色と混ざり合っている。
ぼんやりと眺めているとそれが少しずつ無味乾燥な灰色、白へと薄らいでいく。
ものすごく長い時間を眠ったような気がして、
実際には2時間しか経っていなかった。


朝早い時間の山手線・丸の内線に乗って帰ってくる。
部屋に戻ってきて泥のように眠る。
ついさっき目が覚めた。今日はもう休みにする。


残念なことにサッカーは明日なんだよな。
今日は昼も夜も特にすることがない。
映画を見に行くことも考えるが、微妙に眠い。


トラブル対応の間、いろんな人を疑っていろんな人に腹を立てていた。
理不尽なまでに。
怒りのメールをあちこちに書いた。
「子供だな」とも思うが、「子供で何が悪い!」と開き直る。
いいんですよ、子供で。
今でも何かにつけて思い出され、腹が立つ。
今日はとにかくクールダウン。