「29」社内上映会

昨日の夜、映画部の公式イベントとして「29」の社内上映会を行った。
映画部ということにはなっているが、
「29」は映画部結成前に作った僕の1人プロジェクトみたいなもの。
その辺ちょっと微妙なんだけど「ま、いいか」と思う。


上映にあたっては、本社1階のプレゼンルームという大きな会議室を借りた。
楕円形型に席が配置されていて、
5個のプロジェクターが5箇所にあるスクリーンに映像を映し出すという
正にプレゼン用の部屋。普段は社外の顧客を招いて、といった場合に使う。
「借りる」と書いたけど、これまでは社内制度上、業務でしかこういった会議室は利用できなかった。
それを今回僕はあちこちに問い合わせをして部活動でも借りられないか働きかけを行った。
結果として社内制度が変わった。
ほんのちょっとしたことでしかないが僕が社内の仕組み・ルールを
いい方に変革したわけで、なんかこういうのって気分がいい。


定時後、常駐先から竹芝本社に戻ってきて準備を始める。
プレゼンルームはAVシステムが完備されている。
1つのコンソールで全て集中的にコントロールできるようになっている。
スクリーンの上げ下げ、何種類かある照明の調整、上映ソースの切替などなど。
プロジェクターは5個、それぞれ全然別な映像を出力できるようになっていて
至れり尽せり。
ここに僕が持ってきたビデオカメラを接続する。
が、赤白黄色のコードを所定の外部入力の端子に繋いでも映像も音声も出てこない。
初心者でもすぐ利用できるようにマニュアルも用意されていて
あちこちコンソールをいじってみるもののうまくいかない。
設置されているビデオデッキの入力端子に差し込もうとしたら黄色の映像のが無くて、
映像のはSの端子か同軸ケーブルの端子しかない。
逆にビデオカメラにはSの端子がない。
試しに赤白の音声のケーブルをつないでみたら音だけは出てきた。
でもこれじゃ意味が無い。
結局全方位スクリーン5台上映を諦め、
大型のテレビの前にみんなでギュッと集まって鑑賞することになる。
せっかくのプレゼンルームがもったいない。
こんなことならビデオテープに落としたものも用意すればよかった。


予定より30分遅れで上映開始。
僕は一番後ろに座って、みんなどんな感じで見てるのだろうと気にしながら鑑賞する。
眠ってたり下を向いて暇そうにしているのを見かけるとやはり、
「ああ・・・」と侘しい気持ちになる。
個人的で暗くて取り止めが無くて抑揚に欠けて、何よりも長ったらしいから、
まあ多くの人にとっては面白いものではなかっただろうな。残念ながら。
次回作は「短くて明るくて笑えるもの」と思うが、果たして作れるだろうか・・・。


その後、中央線の終電ビッチリまで飲み続けた。




そういえばプレゼンルームを出るときに
スクリーンを上げ忘れて出しっぱなしで帰ってしまった。
怒られるのかな。