ドイツ100枚の素晴らしいポスター展

丸ビルにて「ドイツ100枚の素晴らしいポスター展」というのが先週から開催されている。
入場無料だし、せっかく丸の内で仕事してるのだからと昼休みに見に行ってきた。
http://www.marunouchi.com/doitsu-poster


何か用があって丸ビルに足を踏み入れるのはこれが2回目だったりする。
これまでとんと縁が無かった。
1度目はもう2年か3年ぐらい前に展望台(?)に上ったとき。
ポスター展の会場は2階から4階のショッピングゾーンの中にあって、
この部分をウロウロするのはこれが初めて。
昼休みを過ごす会社員たちや観光客で賑わっている。
明るさとか知性とかクールな雰囲気とかそんなのがむせ返るぐらいに満ち満ちていて、
一言で言って活気がある。いいなあと思う。
僕もこのビルで働きたい。。。
ここで働いている人たちが素直にうらやましい。


3階に上がってみると「マルキューブ」というロの字型のアトリウムの壁に、
カラフルだったり構図が大胆だったりで人目を引くポスターがずらーっと並んでいた。
ドイツの現代のグラフィックデザインの秀作たち。
今年は「日本におけるドイツ年2005/2006」ということになってるようで
(なんか毎年毎年、フランスだったりイタリアだったりするものなんだなあ)
その一環として行われたようだ。


「物を書く」ことを日々続けていく中で
モチベーションやエネルギーを低下させない、
あるいはインスピレーションを得るという意味で
こういう展覧会にふらっと入って斬新なデザインを目にするのは非常に効果的。
あちこち出かけていろんなものを見たり聞いたりするのも大事だけど、
俗に言う「クリエイター」たちが生み出した優れた作品に触れるのは直接的な強い刺激になる。
仕事で疲れた心もリフレッシュされる。


図録が買いたかったんだけど、
ドイツのオリジナルの展覧会用に作成されたのを輸入した物で
1冊も5000円もするので諦めた。
というかこういうポスターのどれでもいいから、自分の部屋の中か会社の壁にでも貼りたい。
こういうものに囲まれる中で日々の生活を送りたい。
そう思う。

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丸ビルというと、いつだったか
牛にまつわるオブジェが周辺にたくさん飾られているのを
たまたま通りがかったときに目にしたことがある。
あれも海外の名のあるアーティストの作品を集めたものだったように思う。
(わざわざ「牛をテーマに」ということで新規に作成させたものなのかもしれない)

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丸ビルまで歩いていくとき、2階建てのバスの2階部分がルーフトップ
(こういう言い方するのだろうか?屋根が無いってことなんだけど)
となっているバスを見かけた。
今日みたいな天気のいい日に乗ってたら気持ちよさそうだった。


ポスター展の帰りに、丸ビルの隣の三菱ビルの1階が
ちょうどそのバス乗り場だということを知る。
パンフレットをもらう。
皇居を中心にぐるっと回って50分のコースらしい。
いつか天気のいい日に乗ってみたい。