「宇宙戦争」

日曜に映画部の鑑賞会で「宇宙戦争」を見た。
言わずと知れた、「スターウォーズ」とならぶ今年夏の目玉映画。
トム・クルーズ主演、スティーブン・スピルバーグ監督。


期待にたがわず面白かった。
スピルバーグらしい名場面の連続。
朝目覚めると庭先に■■■の残骸が広がっていたとか、
川を無数の■■が流れるとか、
動かない車たちの間を縫ってのカーチェイスだとか。
手に汗握る。宇宙人たちによる襲撃が始まってしまうと息つく間もない展開が続く。


でも、面白いのも最後の5分まで。
あのラストは・・・、現実に忠実なのもいいんだけど、忠実すぎないか?
あまりにもあっけなく終わってしまう。
後輩がいいことを言ってた。
「これって結局宇宙人と■■■との戦いであって、
 人間は巻き添えを食っていただけなんじゃないですか?」
あと、僕はこんなことを思う。
「高度な科学技術を持っているはずの宇宙人が100万年も機会をうかがっていて
 ■■■のことを情報として知らなかったってそんなのあり?」
それにさ、あれだけ体を張って助けた■を、
最後にあっさりと■■■■に■しちゃっていいの?
■■も■■ってたみたいだし。


・・・なんてケチつけてても仕方がない。


「見てる間は凄かったんだけどさ!
 最後の最後でなぜかどうしても寝ちゃったんだよね!!」
みたいな観客が一番幸福かもしれない。
で、結末を聞かされて、「えー?なにそれ」と。
映像で見るよりは話で聞いたほうがまだましだろう。


スピルバーグぐらいの才能と人望と予算があったら
もっと全然違うラストでも作れたんじゃないかと思うのだが。
あと一ひねりするだけでもよかったのに。


スター・ウォーズ」は面白いのだろうか?