鳥インフルエンザ

朝起きてテレビをつけるとニュースでこんなことを言っている。
鳥インフルエンザ
「従来のインフルエンザとは全く異なる、未知の新たなウイルス性疾患と捉えなければならない」
「シミュレーションでは日本人の4人に1人が感染し、17万人が死亡」
どこかで読んだ話として、
スペイン風邪であるとか20世紀に大流行した3つのインフルエンザは全て、
鳥インフルエンザが突然変異して
人間の間で流行するようになったものであるということを最近知った。
もしかしたら来月の今ごろ、爆発的に広まって
ニュースの話題はそればかりになっているかもしれない。
世界の終わり。


とあるポイントを過ぎて、そこから先は加速度的に。雪崩のように。
病院にかかろうにも立ち上がる体力は無い。
行けたとしても通路はあちこちで患者だらけで動くこともままならない。
薬も不足している。遠くから叫び声が聞こえる。
消毒薬と、毛糸と、汗の匂い。入り混じっている。
鈍くなった意識が尽きること無い寒さを感じている。
性格の暗い僕はそんな光景を頭に思い描く。

    • -

2年ぐらい前からだろうか、歩いているとふらっと地面が揺れるように感じることがある。
地震!?と思って周りを見渡してみても、みんな平然としている。
でも、僕にはそのとき地面がグニャリとねじれて波打ったような感触があった。
あるいは、足を前に出したらものすごくふんわりとしたじゅうたんに足首まで埋もれてしまうとか。
時々、そんなことがある。1ヶ月に1度あるかないか。
いつも一瞬だけ。長くは続かない。
なんなのだろう、とずっと気になっていた。


あるとき、ネットで何かを検索していたらたまたま見つけた。
これは三半規管の疾患であるらしい。
炎症を起こしているかなんかで(詳細は忘れた)平衡感覚が狂ってしまう。
「三半規管」という文字を見て、ああなるほどな、と納得した。


病院に行って検査を受けるべきなんだろうな。
手遅れになる前に。
1ヶ月に1度だからとほっといたら、いつか取り返しの付かないことになってしまう。
常に船に揺られているような状態となって、
平らな地面を歩くことは二度と不可能になるかもしれない。最悪の場合。
そんな状況に陥った場合、人間なんてか弱いからいとも簡単に発狂しそうだ。


左肩がどうにも痛むので整形外科に行ったら椎間板ヘルニアだったこともあったしなあ。
その左肩もまた痛くなりだしてきた。
今欲しいのは時間と若い頃のように健康な体。
聞かれたら、去年も来年もたぶんそんなふうに答えてる。
いや、まじで細かなガタが来始めてるよ。
恐るべし30代。