そういえば今日は母の誕生日だった

朝起きてトリノオリンピックの閉会式をちょっとだけ見る。
壮大な音楽に合わせて聖火が華々しく燃え上がったり、消されたり、
天使?の格好をしたイタリアの女性たちによるマスゲーム
(某国の影響で最近あんまりいい言葉じゃないんだけど、
 今のところこれしか適切な用語が見つからない)
が展開されたり。


ああ、もう27日かと思う。(2月は早かった・・・)
27日という日付に「あれ?」と思う。何かが気になる。でもなんだろう?
今構築に関わっているサイトがオープン(つまりカットオーバ)の日?
それは確かにそうで会社にいる今、
来てみたら昨晩から徹夜している人たちがフラフラな容貌でキーを叩き、
寝袋を畳んでいた。悲鳴も聞こえる。
しかし、これではない。僕にとって重要なのは。


そうだ。今日2月27日は母の誕生日だったりする。
何歳になるだろう。
・・・59歳か。
はあ、もうそんなになるのか。
来年は還暦に当たる。


還暦って普通何かするんだよな。
親戚を集めて赤いチャンチャンコ着せるようなの。
世間一般的にはやるみたいだけど、
僕の身の回りというか親戚でそういうことしたの聞いたことがない。
なのでこれはしなくてもいいだろう。
でも何かしら、何かをしなくては、とは思う。
1年かかって考えてみるか。
行きたいと何度か言っていたシンガポール旅行に連れて行くとか。
(これって大変なのは、旅行の手配と旅行そのものではなくて、
 妹がその時期休みが取れるかっていうのと、母のパスポートの手配だろう。
 これはめんどうだな・・・)


で、今年はどうするか。
例年母の日には何かしら送ってるが(贈る?)誕生日には何も送ってない。
しかも誕生日だったことを後から気づくことの方が多い。
せっかく今日気づいたのだから電話の1つでもするべきか。
でも僕の方から話すことは何もない。
仕事は忙しいか、風邪は引いてないか、
そういうことを聞かれ、いつもどおり終わるのだろう。
大雪の話を聞かされて。
母とは正月のとき以来話していない。
大丈夫だろうか。


インターネットと携帯の時代になって
身の回りの人たちとのやりとりは友人に限らず、
メールと携帯がメインとなった。
しかし母はそういうの使いこなせそうにないし、
これからも興味を持つことはないだろう。
電話機とその留守電機能が精いっぱい。
なので今後も電話での会話がメインの連絡手段となる。
(あるいは、小包の中に時々そっと忍ばせている手紙か)


電話機は普段全く使うことはなくて
かかってきてもマンションの勧誘か間違い電話なんだけど、
そういう意味では携帯だけがあればいいんだけど、
母からかかってくるかもしれないから残している。