オハイオ隊、遠征(その18)5/6King's Island

King’s Island のジェットコースター


13時から20時までほぼ1日いて、ところどころだらだらとライド待ちもしながら
数えてみたら計10個のアトラクションを楽しんだ。


1. FACE/OFF
2. Congo Falls
3. Xtreme Skyflyer
4. Sling Shot
5. Dodgems
6. The VORTEX
7. THE BEAST
9. TOMB RAIDER: The Ride
10. Flight of Fear


いくつかは Kings Island のサイトから写真が見れます。
http://www1.paramountparks.com/kingsisland/attractions/category.cfm?ac_id=18


「FACE/OFF」や「TOMB RAIDER」もそうだけど、
映画会社のパラマウントだけあって、近日公開の「The Italian Job」
(パーク内に設置されてるあちこちのモニターで予告編を見たけど、面白そうです)や
「Top Gun」なんて名前のライドがあったりする。


ゲートをくぐると目の前には噴水のある広場。
その向こうに「エッフェル塔」実際の縮尺の1/3のサイズだったかな。
今日もまたがっつり快晴。いいんでしょうか?こんなに晴れて。
大勢のアメリカ人がニコニコと笑顔で行き交っている。
天気がいいとはいえ僕らは半袖のTシャツでは寒いくらいだったのに、
アメリカ人たちは老いも若きもみんな薄着、軽装。下、短パン。
女の子によっては水着なんじゃないか?ってな露出度合い。


中学ぐらいの男の子たちの何人かは
なぜかバスケットのボールを抱えたり、ドリブルしながら歩いている。
見渡すとあちこちで見かける。
これ、邪魔じゃないか?乗ったりするのに。
人生のこの時期特有の変にかっこつけたがってるのだろうか?
それもあるかもしれないけど、パーク内に何箇所かバスケットのゲームがあって、
ゴールに何回ボールを入れられたかで商品(つまり、バスケのボール)がもらえる。
これなんだろうな、と思った。
「オレ、バスケうまいんだぜ」っていうアピールには変わらないんだろうけど。


外から最も目立つ木製コースター「Son of the Beast」はいまだ持って工事中。
まずは2番目に目立つというか
単純に入場ゲートに近い絶叫系ジェットコースター「FACE/OFF」
もちろん、あれですよね。
ジョン・トラボルタニコラス・ケイジの2大スター(?)共演。
監督はジョン・ウー
そこから名前が来てるわけです。
でもただ単に宙返りジェットコースターなのでつながりはよくわからず。
手に汗握る、華麗なるアクション・エンターテイメントってこと?
ま、名前はどうでもいいです。


で、とにかく人気の乗り物なので待たされること1時間。いきなり大変でした。
四方八方に設置されているモニターで映画のメイキングや長めの予告映像を見たり、
4人のうちの誰かとアメリカのことを話したり思い出話にふけったりで時間が過ぎていく。
周りはアメリカのティーンエイジャーばっかり。
なんだかムンムンします。
グループでキャッキャ騒いでいたり、
男女のペアがイチャイチャしてたかと思えば
突然ギューッと抱きしめあって人目をはばからずキスしたり。
さすがアメリカ。


典型的な女の子たち:
ブロンドで露出度の高い服を着て、歯科矯正している。
ピアスは当たり前でバッチリゴテゴテなメイク。
そんな女の子たちばかり。
2人か3人で携帯を覗き込んだり、曲を音出して聞いている。
箸が転がっただけでも楽しそうだ。
が、この子たち、たいがい軽く太ってるんだよね・・・


今回の旅行で目にしたアメリカ人の大半が日本の基準で言ったら、デブ。
若くてきれいな顔立ちな女の子が普通に腹が出てて
腰に肉が乗ってる光景を幾度となく目にした。
かわいいのに・・・。なんだか悲しい。
アメリカ人から比べたら、日本人の女の子はみんなガリガリだよ!!
いや、でも、どっちがいいかって言ったら日本人的痩せ具合のほうが絶対いい。


1時間の間待ちに待ってようやく乗ることができた。
僕とタクはさらに時間をかけて順番を待って、先頭に乗る。
僕らの前は1人きりで先頭に乗る女の子。
ストイックな佇まい。「ジェットコースターだけが生きがいなんです」みたいな。
走り出す瞬間、ニコッと堪えきれずに笑みを浮かべる。
「あれはいい笑顔だ」とタクは断言する。
ジェットコースターはまあ昇ってって一気に下ってグルングルンと回転して
向かい側の端まで行ったら、今度は逆方向にレールを辿っていくというもの。
コースターの通る真下は風が強く、
すぐ目の前をビューッと通り過ぎていくときにこの風に煽られて、ちょっと怖かった。
日本だとこんなすぐ近くを通行できるってことないよね。


コースターが戻ってきて、乗りこむ。
まあ普通のジェットコースターです。普通に心臓が止まる。
「あぁーッ!」とか思わず情けなく叫んでるぐらいの。
久し振りの回転コースター。いいねえ。気分が若返るよ。
たまんないね。あの一気に落ちていく感覚。
楽しかった。グレイト。オーイエー。
世界が逆さまになって地面に突っ込んでいく。


次は目の前にあった「Congo Falls」
これは単純。ボートみたいなのに乗って、少しばかり上って、下り落ちるだけ。
でも、落ちていく先は浅いプールの中。コンゴの滝ってことですね。
外から見てると水しぶきがバッシャーン!!と。
乗ってる人ずぶ濡れ。
日本の遊園地だとこういうの、
極力濡れないように使い捨ての雨合羽みたいなの貸してくれるんだけど。
そういう細かい気遣いなし。
「乗ったら濡れる。当たり前じゃないか!嫌なら乗るな!!」
そんな感じ。アメリカ流。


乗る。ノロノロノロノロと上って行って、ダーッッッ!!
バッシャーーーーン!!
横から、頭上から、滝のように降り注ぐ水流。
やっぱずぶ濡れ。全員容赦なくびしょ濡れ。
降りてから笑いが止まらない。アッヒャヒャヒャ!!
降りて歩道橋みたいなのを上って外に出るんだけど、
ちょうど次の人たちがバッシャーンと水の中飛び込んでいくところで、
歩道橋の上で見ていたら、僕らのいるところまで勢いよく水が襲い掛かってくる。
やはり笑いが止まらない。
なんか一番テンション高かったのがここかもしれない。


肌寒いのに濡れて、寒いことこの上なし。
太陽の下で乾かしたいなあとブラブラ歩きながら次に乗るのを決める。
フリー・フォール系のがあって僕らとしては乗りたかったんだけど
待ってる人がかなりの列になっていたし、
その待ってる場所が屋根つきで乾かないし、ってんでやめる。
これはこれで乗りたかった・・・、残念。