世界が知るべき10のニュース

今日も出社。
銀座駅で「R25」がラックに残っているのを見つけて、持ち帰る。
最初の方に、以下のような記事があった。
見開き2ページなので扱いは大きい。


引用する。(ところどころ略してます)

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国連では、報道機関が報じなくなったニュースの中から、
毎年10件を選びだし「世界がもっと知るべき10のニュース」として公表、
注意を促している。
去る5月15日には06年版が発表された。
そのうちいくつかを紹介しておこう。


 1.内戦で荒廃したリベリアの復興
 2.不法移民対策強化のあおりを受ける難民・亡命希望者
 3.コンゴの人道状況
 4.紛争の犠牲者となっているネパールの子供たち
 5.治安悪化で後手に回るソマリアの干ばつ対策
 6.忘れられた多数の難民
 7.パキスタン地震の復興
 8.不法に拘束される子供たち
 9.水をめぐる紛争と協力
10.和平プロセスが停滞するコートジボワール


紛争などが発生した直後はさかんに報道されるが、
長期化すればするほど関心が低くなっていく。
10のニュースは、国連のサイト上でも発表している。
http://www.un.org/events/tenstories/

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2.6.8.9.あたりはニュースというよりは
この世界が陥った状況として、なんとなく知ってはいた。
あくまで、「なんとなく」
地球の裏側の抽象的な事実として。
現実としてそれは「ある」のだろうけど、
「スペインでは闘牛が盛んです」というような知識と何も変わらなかった。僕の中では。
そしてその「知識」のことを普段の生活の中で意識することはない。
「あーあ」と思う。
(この「あーあ」がどういう意味なのか、それぞれの人の理解に任せます)


世の中はワールドカップ一色のように思う。
日本に限らず、世界中で。
しかしそれも先進国と、後進国とされるうちの出場国ぐらいのものなのかもしれない。
実情としては。いや、きっとそうだ。
ただ単純な事実として、
ワールドカップを見たくとも見ることのできない子供たちが世界には多いのだろうし、
ワールドカップというものをそもそも知らないという子供たちはもっと多いのだろう。


コートジボワールは今回出場しているけど、内戦状態にあったとは・・・
試合を見ていれば、解説の中でそのことにもちらりとは触れたかもしれないが。