ドイツ−ポルトガル戦

4時起きで3位決定戦ドイツ−ポルトガル戦を見る。
今大会正GKの座につくことはなかったオリバー・カーンがようやく登場。
この人の勇姿(吠える姿)を見るだけでも早起きした甲斐はあった。
ジダンしかり、フィーゴしかり、ベッカムしかり。
30過ぎてそのチームを代表して活躍する人たちはかっこよさが違うね。
オーラというか。滲み出る存在感の大きさというか。
ドイツのサポーターでほとんと埋め尽くされた試合会場は
カーンがボールにキャッチしようものなら大歓声。
好セーブの連発。これで37歳か。すごいよなー。


ドイツはキャプテンのバラックが負傷で、
ポルトガルフィーゴが疲れで?先発メンバーに外れる。
フィーゴを出さなかったのは
「次」に向けて若手で試合を組みたいという監督の意思なんだろうな、と僕は思った。


0−0のまま折り返して、後半、シュヴァインシュタイガーが2本のシュートを決め、
さらにポルトガルオウンゴール(これもシュヴァインシュタイガーが絡む)で3点。
ポルトガルは最後の最後に
フィーゴからのクロス → ヌーノ・ゴメスのヘディングで1点返したのみ。
でも「一矢報いた」って感じがしてよかったな。


フィーゴもカーンもこれで代表引退。
その引退試合を見ることができてよかったです。

    • -

ああ、明日ようやく決勝か。
果たしてイタリアが勝つのか、フランスが勝つのか。
勢い的にフランスが勝ちそうなんだけど、
総合力で言ったらイタリアなんですかね?


僕は先週頭の時点では「決勝はドイツ−ポルトガルでしょう」なんて思っていた。
この組み合わせ、3位決定戦となってしまった。
イタリアが勝って、フランスが勝って、それから3日ほど経過して、
今ではイタリア−フランスが決勝という組み合わせがしっくり来るようになった。
振り返ってみると「いやーこの対戦しかありえんよ」ぐらいに思ってしまう。
人間、いいかげんなもんです。

    • -

なぜか印象的だったのは試合開始前に一瞬映ったデコの笑顔。