CURRY BAR HENDRIX

okmrtyhk2006-08-13


先日メタルの映画(「ヘッドバンガーズ・ジャーニー」)を見て
メタル詳しくなりたいと発言したら
大学の先輩がわざわざメタル入門用のCD-Rを2枚分選曲して焼いてくれた。
あと、オザケンの「ある光」のCDシングル。
半年前かな、オザケンの入手困難なCDシングルをたくさんもらったんだけど、
これだけお預けとなっていたのを渡すということで。
飲みつつ音楽談義しましょうとなって行ったのは
千駄ヶ谷の「CURRY BAR HENDRIX」
これ以上適切な場所はあるまい。
「HENDRIX」はもちろん、あの人のことですよ。
ジミヘン。店の中には何枚かポスターも貼ってました。
ギターに火をつけたモンタレーの例のヤツの絵葉書も。


JRの千駄ヶ谷駅に集合して、
外苑西通りを国立競技場沿いに歩いていくんだよな、
というのを頭では理解していたものの2人とも土地勘が無く、思いっきり道に迷う。
いつの間にか明治通りに出て、
「なんだろ?あの線路?」「山手線?」「原宿だ・・・」ってことになる。
思いっきり逆方向だった。
超遠回りしてようやく見つける。


食べたのはまず、ポークカレー。これが看板メニューか。
深皿の中に巨大な肉の塊。
これがものすごーく柔らかい。
西新宿「もうやん」と並んで「肉のカレー」西の横綱と東の横綱かもしれない。


もともとがバーなので、
カレー以外も食べ物も飲み物も充実。
イカのワタ焼き、ハラミ・ナンコツ・牛タンのワイン煮込み、湯葉と青菜の炒め、
ゴーヤチャンプルー、エビとカマンベールチーズの春巻きを食べる。
基本的においしかったけど、味がもっとパンチが効いててもいいかなー。
と思ったのは僕が二日酔いだったからか??
(昨日の日記参照)


ロックの店なので、店内には名だたる名盤のジャケットが飾られている。
クリムゾン・キングの宮殿」の隣にはなぜか
PiL の(あんまり評価されてない)「This is What you Want ...」
たぶんジョン・ライドンの顔のアップの
インパクトだけで並べてみたくなったのだろう。
他に飾られていたのは
Deep Purple , 四人囃子 , 井上陽水など。


BGMもロック。懐メロばかり。覚えてるのは
Tompson Twins 「Hold Me Now」
David Bowie 「Modern Love」
Iggy Pop 「Lust For Life」


夜も更けてくると
サニーデイ・サービスの昔のが一枚丸ごとかかってた。
「スロウライダー」が入っていたので「MUGEN」だったろうか。


ずっとロックの話ばかりしてた。
メタルとはなんぞや、という話がいつのまにかエモとはなんぞや、という話へ。
どっちも定義が難しい。
中心となるバンドはすぐに思い浮かぶが、
周辺となると「どこまでが入るのか?」がかなり微妙。
果たして Weezer はエモなのか?
音的にはエモなのに日本では誰もエモと呼んでない。
(たぶん、オルタナがもてはやされている時期にGEFFINでデビューしたことが
 日本の洋楽雑誌界に今でも影響を与えているのだと思われる)
Pearl Jam は音的にはエモに通じないが、
メンタリティーとして多大な影響を与えてないか?
エモのルーツの1つとして、Minor Threat にまで辿れるのは誰も異論はないが、
もう1つの大きなルーツは R.E.M. ではないか?
などなど。その他いろんな話をした。


そんで昨日帰ってきてからさっそくCD-Rの1枚目を聞いて、
今日朝起きてから続きってことで2枚目を聞いている。

備忘録:
今度会うとき、Rip Rig & Panic の再発3枚を焼いて渡す。


ジョアン・ジルベルトの輸入盤再発のやつと
アストル・ピアソラの「ニューヨークのピアソラ」を買う。