OAボードにきれいに書く

最近になって自分の字の汚さで何かと苦労している。
今のPJでは、顧客との会議でOAボードに書いたのを
プリントアウトしてそれをそのまま議事録とするという習慣になっている。
立場上僕が書くことが多い。
最初のうちは受け取ってもらえたものの、
最近は「いや、いらないです」と言われるようになった。
なので帰ってから打ち直して電子化して別途貼り付けるってことをしている。
はっきり言って2度手間。
お客様からも「いやーオカムラさん、字が汚いねー。ハハハ」とか
「もっと大きな字ではっきり書いてもらえませんか?」とか言われてる。
PJの中でも「3大」字の汚いやつの1人、という扱い。


OAボードに書くのが得意な人がいる。
これって2つあって、
①字がきれいだったり、ちょっとした絵が描けたり、
 なんらかの美的センス(レイアウトだとか)が秀でている
②場の状況を汲み取って、適切に物事を要約して記述する


仕事のできる人ってのはOAボードに書かせてみればすぐにわかる。
特に②のほう。
僕は、・・・目も当てられない。
自分でも見る気になれない。
これって会社員になってからの育ちの問題もあるんだろうな。
隣の部門はこのあたり書き方のルールがちゃんとしてて
新人のうちに当然のこととして仕込まれていく。
僕がいたとこはそういうの無頓着だったな。。。


学生時代、講義に出るとせっせとノートに書いていたが、
自分で読み返すことってほとんどなかったなあ。今にして思うと。
(「書く」ことによってその場で頭に入れていくためのもの)


子供時代は書き取りだの習字だのの時間が大嫌いだった。
とにかく字が下手で、家でも母によく怒られていた。
下手なのはいいけど、もっと丁寧に書きなさいと。
それに対し僕は、「なんで?」とずっと疑問に思っていた。
成長していくにつれ世の中はワープロの時代となり、
1人に1台コンピューターの時代となり、
字のきれいさが問われるのは(というか汚さで恥ずかしく感じるのは)
結婚式のご祝儀袋や法事の香典袋ぐらいだろうと高をくくるようになった。
これって、ほんと、つい最近までの話。


今更字がきれいになるとは思えないなー。
そのために土日時間を割くというのも億劫だ。
「字はきれいであった方がいい」ことの重要性なんて子供のうちはわかんないよ。
時間を遡って幼い自分に会えるのなら、「字の練習しろ、まじめにやれ」と言いたい。
いきなり「未来の自分」ってのが現れて、一言目にそれだったら相当ショックだろうけど。


そんなわけで、字のきれいな女の人がいたら
もうそれだけで僕は惚れてしまうわけです。
自分にないものを持ってる人に魅力を感じるタチなので。


ちなみに僕は「下手だけど味があるね」という類の汚さではない。
そんなこと一度も言われたことがない。
ただただ、限りなく汚いだけである。