サリー

(ほんとはこういう立ち聞きっぽいことを書くべきではないのかもしれないですが)


昨日の夜、丸の内線に乗っていたら
隣に座ってきた40代半ばぐらいの男性2人が音楽業界の話を始めた。
で、どうも「サリー」の元メンバーかその近いところにいた関係者らしい。
当時の活動をビデオで撮った映像があって、その上映会みたいなのを行なうのだが、
どれぐらい集まるだろうか、ファンクラブはこれぐらいの人数の規模だから、
・・・みたいなことを話していた。淡々と前向きな口調だった。
元メンバーとこれから打ち合わせということで彼らは新宿へと向かっていた。


サリーと言えば「バージンブルー」
1984年。忘れられない曲ですね。
なんかものすごくキラキラしたイメージがある。
時々思い出して話題にするんだけど、
残念なことに現時点でCDでは入手できないようだ。
ダウンロードもなし。
カラオケにあったら歌ってみたいんだけどなー。
たぶん歌えないんだろうけど。
最近は若手のアイドルグループがカバーしたみたいですね。


CDを再発することを検討しているようで、
レコード会社、大手販売店とのタイアップ企画のことをあれこれ話していた。
「80年代 J-POP 特集」みたいな企画。
だけどサリーはどのジャンルに該当するのでしょうか?ってのを
レコード会社から問われていて、
「確かにサリーってなんだろうね?」って彼らも困っていた。
アイドル歌謡なのか、ロックンロールなのか。
「キャロルやクールスも取り上げられるんだったら、
 そこと一緒ってのが正しいんじゃないかな」
そんな結論に達して、彼らは丸の内線を降りていった。
なるほどな、そういう立ち位置だったのか。


チェッカーズ全盛時代の「対抗馬」バンドの1つ。
今思えば C-C-B なんかもそうじゃないだろうか?
キャロルやクールスのようなロックを、と思って
彼らは活動を行なっていたのに、事務所はアイドルとして売り出した。
クラスの中でも大人びた子を対象にしたアイドル。
実際はどうか分からないけど、僕にはそういう印象がある。


もう1回聞きたいなあ。「バージンブルー」
青春歌年鑑」のシリーズに入ってたりしないかな?と一時探したんだけど、
ほんともうどこにもないみたいね。
今、「青春歌年鑑」の84年の曲目を見てみたら
ものすごく懐かしい気分になった。
http://www.cdjournal.com/utanenkan/disc/?dno=3200100334
僕は小6か?
収録曲を見るとチェッカーズは「星屑のステージ」「涙のリクエスト」だって。
全盛時代だ。
もう20年以上も前なのか・・・