今更ですが、迷惑メール。
家も会社ももう際限なく届くのですが、
あれってどういう仕組みで成り立ってるのでしょう?
送信する「業者」が日々増え続けてるとしか思えないんだけど、
ってえことはなんかしらの「旨み」があるってことなんだろうな。
「今時ああいうスパムメールを開いて
中のリンクをクリックする人っているのだろうか?」
と不思議に思うのだが、送りつけてくる業者が減らないってことは
リンクを押して出会い系のサイトを意図して、
あるいは意図せずして利用する人が一定の数存在するってことなのか。だけど、
「孤独な老人がパソコンの使い方を覚え、メールも始める。
これって誰からだろう?と気になってメールを開けたら架空請求のサイトで、
法外な料金を請求されて支払った」という被害が急増、
という話はありそうで聞かない。少なくとも最近の僕は聞かない。
架空請求が社会問題化して一頃話題になって、目新しくなくなったからだろうか?
こういう業者の摘発に至らないのはなぜなのだろう?
摘発することが難しいのか。
・業者の足取りがつかめない、巧妙だ
・持ちつ持たれつな社会のなんらかの裏の仕組みによる制約
・「たかがメール」と本腰を入れる気になれない
一頃 vodafone にて携帯に海外から薬物系のスパムメールが送りつけられるようになり、
その対処で、・・・というのがニュースになったけど
この薬物系のって、なんかウイルスみたいになってて感染したメールサーバが
自動的にメールを作成して送信しているように感じられる。
メールでは見ないけど、
これって掲示板への書き込みやトラックバックで今でも僕は見かける。
つい先日までトラックバックは自分で消してた。
最近は僕の利用しているはてなダイアリーや、Gazz ! もサイト側で対応してるようだ。
Gazz ! は書き込みがなされた後、一定期間で消去されている。
5分間隔のバッチかなんかで。
サイト側ではこういう対処も真剣に検討・実装しなくてはならないので大変だ。
僕は家も会社も Outlook Express を使ってるんだけど、
(最初に出会ったのがそれだったからという理由で。
PJの都合上、別なメーラーが必要になると時々 Becky !も使う。
Becky ! の方がはるかに便利なのは実感してるんだけど
それでも刷り込み効果で Outlook Express を使ってしまう)
さしあたり、メールのルールで振り分けるか
(友人・知人が使うとは到底思えないドメインを登録してゴミ箱へ)、
送信者を禁止にするか。
これぐらいしか対応はなさそう(?)
会社のメールサーバはゴミを削除するような高度な機能はないし、
家で利用しているプロバイダー「ODN」にも気の利いた機能はない。
(そろそろ変え時なんだろうな・・・)
どうしたもんか。
すり抜けて大量に届くのをちまちま消したり、
新規の禁止者リストに載せるのもめんどくさい。
Yahoo ! のメールは自動的にゴミ箱に行くので便利だ。
それにしても迷惑メールの「送信者」の変遷を眺めてるのは、ある意味興味深い。
以前はいかにも業者です、って感じだったのが
あるときを境に芸能人っぽいきらびやかな名前となり、
それが次にはいかにも普通な人名となった。
「あれ、これって誰だっけ?」と思って開いたことが何度かある。
「佐藤」とか「近藤」とかで送られてくると
件名がいかにもなものじゃない限り、念のため確認したくなる。
「進化してるなあ」「よく考えるなあ」と感心する。
これから先、こういう手段が廃れたらまた別なのを考えるわけであって、
次はどんな手で彼らは来るのか?っていうのが少しばかり興味ある。
追いつ追われつ、いたちごっこはまだ当面は続く。