イグノーベル賞

今年もノーベル賞の季節がやってきた。
今年のフランツ・カフカ賞村上春樹が受賞したことにより、
ノーベル文学賞となるか!?と興味津々だったが、結局受賞せず。
(2004年のエルフリーデ・イェリネク、2005年のハロルド・ピンター
 フランツ・カフカ賞を受賞した後、ノーベル文学賞を受賞したため、
 今年は果たしてどうなるか?と期待が高まった)


思い出したのはイグノーベル賞
最近ではこれも著名になってきましたよね。
アカデミー賞があればその裏にラジー賞があるように、
ノーベル賞の裏に、イグノーベル賞
パロディというかブラックユーモアというか。
こういうの思いついて、実行に移し、
それが毎年続いていくうちに大きなイベントへと成長していく。
こんなとき、アメリカ人ってすげーなーと感心させられる。


僕がこの賞のことを知ったのは、
一昨年のカラオケの発明に対して送られたときのこと。
Wikipediaを見たら去年ドクター中松も受賞してるんですね。さすがだ。
残念なことに今年日本人の受賞者はなし。
過去には「たまごっち」や犬語を翻訳するという「バウリンガル」も受賞していたりするんだけど、
面白いのは研究の方。
1995年「ハトを訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させることに成功」
1997年「人がガムを噛んでいるときに、ガムの味によって脳波はどう変わるのか」
1999年「夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」を開発」
などなど。(Wikipediaから引用です)
人間の発想って素晴らしいなあと素直に思う。


気になったのは、
1996年の「生物学的多様性賞:岩手県の岩石からミニ恐竜、ミニ馬、ミニドラゴン、ミニ王女など
1000種類以上に及ぶ「ミニ種」の化石を発見したことに対して。
「ミニ種」はいずれもすでに絶滅しており、体長は0.3mm以下であったという。 岡村長之助(岡村化石研究所) 」


この人のこととても気になって、そのまま Wikipedia でたどっていく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9D%91%E9%95%B7%E4%B9%8B%E5%8A%A9


こういう人いるんだねえ。
「1mmに満たないミニ人類及び工芸品等の微化石を発見し、独自の進化論に昇華」
最高だ。
どうして周りの人は止めないのだろう?
そっとしておいてあげたんだろうか。
それともかなりエネルギッシュな人で誰も止められなかったのか。
論文を読んでみたいね。

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最近忙しいんで、こういう日記ってなんつうか手抜きですね。
引用してるだけで。すいません。


なお、Wikipediaのイグノーベル賞の項目は
著作権侵害の恐れ」により、削除提案中となっている。
興味のある人は早めに見といてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E