今、捨てようと思った言葉の群れたち

詩を書こうと思っても全然書けずにいた、残された断片より。
メモを捨てる前にいくつか書き写しておく。リサイクル。


いつの日か完成させる可能性もないわけではない。
だけどその日が来ることは恐らくないだろう。

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エリーゼのために、僕ができることはなんだろうか?
エリーゼのために、してやれることはないだろうか?

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君が笑っていたとき、僕は泣いていた
君が泣いていたとき、僕は笑っていた
そこには理由はないみたいだ
どこにも理由はないみたいだ

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君は僕の撮った写真の中にいた
僕は君の話す言葉の中にいた

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君は今夜死んでしまうから
僕は今夜新しい友だちをつくろうと思った

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いつものように朝が来て
僕らはこの都市の中を動き回って
そして夜が来て眠りについた

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君の家を知っているよ
だから君の家に行くよ


今君はそこにいないこと、知ってる
だけど僕は行くよ


誰もいない君の家で僕は君を待っている
何もしないで、ソファに座って
君のこと考えながら
目を閉じて


僕は君が帰るのを待っている
ずっと待っている
そして君がもうここには戻ってこないことを
僕は知っている