宅配便の荷物をコンビニで受け取る

家のプロバイダーはODNで、
ある日ADSLのアップグレード無料キャンペーンのハガキが来た。
5Mがだったか8Mで特に今のところ不自由はないんだけど、
来年の今頃には状況が変わって遅さを感じ出すかもなあと考え
この機会に50Mに切り替えてみることにした。


(ODNも落ち目かなあと思っていたけど
 ソフトバンク傘下となって果たしてどうなることか?)


レンタルのモデムが届く。今まで使ってたのは返却する。
これがヤマト運輸だったんだけど、配達が日中だったので不在連絡表となっている。
見てみたらコンビニでも受け取れることになっていて驚いた。
これは便利だ。僕のような1人暮らしのサラリーマンは土日しか受け取れない。
月曜に配達に来たときなんて1週間待つことになる。
不在の連絡もメールで来てて、本文中のURLをクリックすると
どこのコンビニで受け取るか地図で設定できる。
すげー。世の中便利になったもんだなあと感心する。
これって最近になって始まったものなのだろうか?僕が気付くの遅い?
(なんか遅すぎの予感がする)


このサービス、特定のコンビニだけじゃないんだよな。
僕の見た地図では確かセブンイレブンとローソンが選択できた。
IT業界で働いていると、これを実現する仕組の大変さってのがよくわかる。
各社コンビニとの接続仕様の調整の苦労だけを考えても気が遠くなる。
一社だけでも大変なのに、開発して、
オーダーから受け取りまでの総合的なシステムテストを行なってとなると・・・


これってヤマト運輸側で接続仕様の主導権を握って
コンビニ各社がそれに合わせたのだろうか?
それとも逆にヤマト運輸の側で合わせたのだろうか?
銀行系みたいにプロトコルレベルで合わせてるのとは違って
各社ごとにいろんなものが違ってそうだなあ。


やりたいことが同じなわけだから
やりとりするデータの項目の数は恐らくどこも似たり寄ったりになるんだけど、
例えば各種コードの体系とか各社まちまちなわけでしょう?
店舗コードの採番ルールや型桁とかさ。
配達人から受け取った荷物をカウンターの中で保管して
顧客が来たら伝票を確認して渡すまでのフローってのも各社によって微妙に違ってたり
そのフローの構築・マニュアル化の作業も違うのだろうし。
配達伝票をレジのバーコードリーダーで読み取るシステムも異なるのだろうし。
例えばローソンだったらロッピーとどう絡ませるのか、とか。
(ロッピー?と思った人のために説明すると、ATMみたいな形のいわゆるマルチメディア端末。
 チケットを受け取ったり支払いをしたりなどなど。ローソンならどこにでもありますよね)

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世の中どんどん進歩していく。
こういうITっぽい分野や
ハードディスクレコーダーだの薄型テレビだのといった家電だけじゃなく、
身の回りで見かける様々な物もいつのまにか進化している。
この前も会社で話してて、
ホットなのに手で持っても熱くないよう樹脂で加工してある缶であるとか、
マジックカットとかあれこれ挙げてみた。
30過ぎたSEが集まって「マジックカットってすげーよなー」と感心しあった。


おまけ。今調べてみたらマジックカット誕生秘話ってのを見つけた。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091121262679.html
僕はどこかの町工場の職人のオヤジがある日ひらめいたのだと思っていた・・・