かなりどうでもいいが、前から割と気になっていたこと

かなりどうでもいいが、前から割と気になっていたこと。


僕が1日のうちで唯一テレビを見る時間帯、
朝5時半台のNHKのニュースでは「まちかど情報室」というコーナーがあって、
毎回テーマを決めて、世の中のちょっとしたニーズを満たすために
最近ちまたに出回っているちょっとした製品やサービスの紹介を行なっている。
覚えてるのでは「ユニークなマウスあれこれ」「夏を涼しく過ごすアイデア商品」とかそんな感じ。
6時台や7時台も繰り返し放送されていると思う。
今日の朝は「切る」道具ってことで
料理用の電動カッターみたいなのや幼児用に食べ物を小さく切る鋏が登場した。
http://www.nhk.or.jp/machikado/


商品の説明をするのだが、作ってる人や売ってる人が登場することよりも
実際に使ってる人というのが登場することが多い。
「東京都なんとか区にお住まいのなんとかさんのご家庭では・・・」っていうふうに。
で、気になってるわけですが。
この、「実際に使ってる人」ってのをどこでどうやって見つけているのだろう?
製造元や販売元が顧客のリストを持っていて、
それを参照しながら手当たり次第電話を掛けて出演交渉をする?
まさかそんなわけないだろう。
以前、銀座でランニング用品専門店が紹介されていて、
皇居のお堀を走る会員のために専用のロッカーやシャワールームが完備されていたり
専属のトレーナーが最新の機器を使ってランニングフォームの診断をしてくれる、というのがあった。
こういうときは取材がしやすい。そこに行って会員の人に出演交渉すればいいからだ。
しかし、そのとき紹介したい料理用の電動カッターを持っている家庭を探すって
いったいどういう方法になるのだろう?
番組モニターに呼びかけて持っている人を探すのだろうか?
それとも逆の発想で、ある種の「モデル」的職業の人に
その製品を日々使ってるフリをしてもらってるのだろうか?
(まあ後者はないか。ヤラセが散々問題視されたこのご時世に)


出てくる家庭はみなそれなりにきれいできちんとしたところが多いんだよね。
整然としたキッチン、ゆとりのあるリビング。明るさ、清潔感。
しかも撮影のために片付けたような慌しさはなくて、元々からそうだというような。
ここのところに何か手がかりがありそうなんだけどなあ・・・


あれこれ可能性を考える。
・その製品の製造元や販売元の家庭が代表として紹介されている。だったら持っててもおかしくない。
・自分はユニークな器具を持っているという人がNHKに手紙とかメールを送って取り上げてもらう。
 同じような方向性の製品がいくつか集まったらテーマを決めて特集とする。
・出てくるのはなにかしらNHKの職員の家庭だったりする。
・家と思っていたのは実はセットで、紹介されている製品も小道具扱い。
 その中に抽選か何かで選ばれた素人の家族が登場している。
・全部合成。道具を写すときはアップで、手が別人のものとなっている。
 つまり、利用している家庭の撮影と利用イメージの撮影が全く別。


たぶんどれも違うんだろうな。
この世の中は真剣に考えてみてもわからないことばかりである。