サマソニ1日目 その1

サマソニの1日目、行ってきました。
年に1度はこういうフェスで1日過ごすのもいいだろうと。
実際、誰それの演奏が云々というのとは別の話で行ってよかったと思います。
やっぱいるだけで楽しい。


今年は目当てのバンドもないし
ブラブラしてるのもいいかと思っていたはずが
貧乏性で結局タイムスケジュールびっちり詰めて朝から晩まで見てた。
1日中立ちっぱなしで疲れた。足にまめができかけていた。
それにずっと汗だく。家帰ってきてシャワー浴びてほっとした。


月曜休みが取れることになったので、
あーだったら日曜もチケット取っとけばよかったと思う。
来年は2日間とも行こうかな。


そういえばこの日、東京湾の華火大会だった。
帰りは浴衣を着た女の子をたくさん見かけた。

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10時にオープニングアクトが登場なので、逆算して7時起き。
さっさと家を出るつもりが、チケットが見つからず部屋の中をあちこち探して回る。
机の引き出しの裏に落ちていたのをようやく見つける。危なかった・・・


そうだ、絶対いるだろうと途中コンビニに寄ってハンドタオルを買っていく。


8時に丸の内線に乗って、銀座へ。
有楽町の駅まで歩いて山手線で東京駅へ。
東京駅の中をテクテクと京葉線のホームへ。
この時点で8時半過ぎか。9時の開場にはもう間に合わない。
9時半過ぎに海浜幕張の駅に到着したとしても幕張メッセまで歩いて
リストバンド受け取ってとかしていたら絶対10時超えてる。
monobright 最初から見れないか・・・
京葉線への道筋は既に大混雑。
サマソニ行きそうなロック好きの姿も多いが
タワレコの黄色と赤のタオルを首に巻いているのはまず間違いなくサマソニだ)
普通にディズニーランド行きそうな中学生たちや家族連れも多い。
カップルは半々かな。女の子がブランドのバッグを持って
ミュールやハイヒールだったらディズニーランド。
Tシャツでスニーカーだったらサマソニ


京葉線は運良く座っていける。しかも快速。
ディズニーランドのある舞浜でたくさん降りたはずが、海浜幕張はそれ以上で。
ホームから階段にかけて大混雑。降りていけない。
先週の江戸川区の花火大会を思いだす。
東京は夏ともなるとあちこちでイベントがあっていい場所だけど
行こうとすると駅で大変な目に合う。行きも帰りも。
車も渋滞になって無理だろうし。駐車できる場所もない。
そういうところが不便だなあと思う。今更どうにもならない話ですが。


改札を出るとさっそく、ダフ屋と「チケット譲ってください」と書いた札を持った人たち。
サマソニに場違いな風情のおばさんもチケットを求めていた。B'z のファンだったからだろうか。
目の前を歩いていた人たちがこんなことを言ってた。
「今日って B'z のファンばかり?」
「違うよ。東京のチケット完売してから、B'z 参加のニュース出たから」
たぶんそれって正しいのだろうと思う。
主催者側からしたら B'z を出してみるってのも懐の広さを示す試みとして有効だし、
B'z 側からしても新趣向で面白いだろう。
だけど、チケット発売時にそれを発表してしまったら
B'z ファンが買い占めてなおかつ B'z が終わったら大半がさっさと帰ってしまう。
サマソニの趣旨と反する。つうか客層が全然違う。
フェスでたまたま出会った
普通のロックファンにどこまで B'z の楽曲と演奏が通じるのか?がポイントであって
(まあ、普通のロックファンで B'z も好きですって人も大勢いるだろうけど)
B'z のファンのために出演するものではない。
だったら B'z が別途幕張メッセなり千葉マリンスタジアムを貸しきればいい。


B'z しかもトリでもなんでもなくて、マリンスタジアムの昼の時間。
トリの1個前でも2個前でもない。真ん中のポコッと空いた時間帯に出ますという。
この潔さいいよね。
日本ではこの中で一番のセールスなんだろうけど、世界という尺度では
例えば今日の出演者の中にはアヴリルしかり、The Black Eyed Peas しかり
ビッグネームは数え切れないほどいる。そのことが分かってる。


結局というかもちろんというか、僕は B'z 見ることなくて。
こういう機会がなければ一生見ることないのだから、見ておくのもよかったかもしれない。
どうだったんだろうか?B'z


幕張メッセまで人の波の間を歩いていく。
気が焦っている僕はテロテロと歩く人の合間を縫うようにかなりの早足で。
そんなに急いで見たいものでもないのに、monobright
でも貧乏性だからどうしても急いでしまう。
前を見ても後ろを見ても人の波。朝イチからみんな偉いよね。
昼頃から来るかって人ばかりじゃないんだね。


幕張メッセ到着。
あちこちに行列ができていてそれが何のための行列なのかよく分からない。そんな状態。
ものすごく長い行列があって、うねうねと身を畳んだ大蛇のように行ったり来たりしている。
リストバンドの受付かと思って並ぼうとしたらグッズコーナーだった。
リストバンドの方はそれはそれで行列なってて。
結局すぐ入れたけど炎天下並んでると早くも汗びっしょりになる。
幕張メッセーの中に入ってリストバンド受け取って、さらに会場内に入るための行列。
これまた15分ぐらいかなあ。
ステージはどこをどう分かれてるのだろう?ってのが気になる。
今入ろうとしている「会場」ってのはどのステージに当たるのだろう?
僕が向かおうとしている「Sonic Stage」ってのはここでいいのだろうか?
それとも別の行列なのだろうか?他に無いようなのでその行列に加わる。
でかい地図が張り出されているんだけど、現在地が記載されていないし
どこからがメッセの建物の中でどこからが外なのかわからない、要領をえないものだった。


通路のあちこちに長椅子があって、早くもぐったりと横になっている人たちが多かった。
あるいは急ぐつもりもなくビールを買って飲んでいる人たち。


入場すると屋台やスポンサーのブースの集まっているエリアだった。
ステージじゃない。
「えー。もしかして外に出てまた別の行列に出なくちゃならない?」とげんなりするが
どうもこの入口、このエリアを真ん中として他のステージにも行けるようだった。ほっとする。
何年か前に Weezer とガンズを見にサマソニ来たときは千葉マリンスタジアムだけだったので
今回が初めての幕張メッセだったりする。
ブースは Audio-Technica, NTT Docomo , Paul Smith JEANS など。
ユーザー登録してゲームを行うと商品がもらえたり、キャンペーンガールがグッズを配っていたり。
僕は Audio-Technica のプラスチックバッグをもらう。紐で縛って肩にかけられるやつ。
ハンドタオルやペットボトルを入れて持ち運ぶのに便利だった。
屋台は「パク森」といったカレー屋やラーメン屋が多かったように思う。
「焼津 まぐろ茶屋」ってのがあって、
その場でさばいたマグロで頬肉の唐揚や「焼津丼」ってのを売ってた。
昼時ともなるとかなりの行列になっていた。
今思うとそれでも、「あれ食べとけばよかったなあ」と。ちょっと後悔。


どっかからか爆音が聞こえてきてて、monobrightだろうと急ぐ。
隣のエリアが Sonic Stage でそこでやってた。