台風9号

昨日は客先での打ち合わせがちょうど定時頃に終わって、すぐさま帰宅した。
部屋の中でまったりウィスキーソーダを飲みながら過ごす。
外は暴風雨。どんどんひどくなっていく。
こんなときに帰ってこなくてよかったと心の底から思う。


早く帰ってきても何にもすることがなくて、
以前買ったCDを聞いてその解説を読んで、9時過ぎには寝る。
どうせ雨風の音で目が覚めるだろうと。
何時だったのか時計は見なかったが、風が強くなるたびに何回も目が覚めた。
ここまですごいのは最近なかったな。
土砂降りの高音に混じって、遠くから地を這うような低音も聞こえてくる。
まるで激流の中を部屋が流されているかのよう。
今、通り過ぎているのだろうかと夢うつつのまま考える。
見る夢が台風と部屋の中の自分と、その印象と、
それを通じてぼんやりと考えたこと、などなどどんどんリンクしていく。
僕は夢を見ていたのか、それとも眠れずに起きていたのか。


いつも通り5時半に目覚ましが鳴る。
多少おさまってはいるがまだまだ雨風共に強い。
テレビをつけてみる。ずっと台風のニュース。
JRのいくつかの線が本数を減らして運行しているものの
山手線は始発から通常通りのようなので、
丸の内線もやってるだろうとスーツを着て会社へ。
さすがに外を歩いている人は少なく、駅に着いてもガラガラだった。
丸の内線はダイヤの乱れもなく走っていて、いつもより空いていた。
山手線に乗り換えても空いていた。
浜松町で降りた人たちは羽田へと向かおうとしていたのだろうか?
飛行機は恐らく、ことごとく欠航となったのでは・・・


田町の駅を下りてから、やはり雨風にやられる。
駅前を歩いているうちはまだいいとして、
運河にかかる橋を歩いている辺りから風がとんでもないことに。
2本ある橋のうち、1本目の橋の初めの頃、あっさりと傘が壊れる。
なんでこんな大変な目に遭いながら出社してんだろ?と思う。
もっと遅い時間にしてバスに乗ってきてもよかったのに・・・
(駅前からビルまでバスが運行されているが、歩くのが好きな僕はたまにしか利用しない)


台風が通り過ぎて、昼にもなれば東京は青空が広がってるんだろうな。
週末も晴れそう。
明日は高校時代の友人たちと集まって飲む。


それにしても台風が来ると、年がいもなくワクワクするね。
いくつになっても変わらないんだろうね。