免許証の更新

okmrtyhk2008-01-21


会社を休んで、運転免許証の更新に行ってきた。
朝8時に起きて西新宿の都庁へ。
昨日から今日にかけて都心も雪が降るかも、と予報されていたけど夜の間降った気配はなし。
丸の内線は停電事故の影響で運転を見合わせていた。


9時過ぎに都庁に着く。2階の免許証更新センターへ。
月曜の朝一だけあって人はまばら。
証書を買って、視力を検査して、写真を撮って、手続きそのものはすぐ終わる。
次回の講習まで時間があったので、フロアの向かいのタリーズでカフェラテを飲んで過ごす。


前回の更新から5年も経ったのか。早いもんだ。
その間1度も運転せず。こういう人間に免許証を交付していいものか?
ただの身分証明書として持ってるだけ。
車に興味全くなし。運転することも車そのものも。
昨日床屋で髪を切っていたら何万キロ乗ったらタイヤ交換がどうでこうでって話になり、
適当に相槌を打つ。へーとかほーとか。
隣で刈ってた人、すごい車乗ってるんだよと言われ、
名前を教えてもらうが、聞いてもさっぱり分からず。
たぶんこれから先の人生で、僕が車を買うことはないのだろうと思う。
興味がないという以前に、怖くて運転できない。


「優良」の講習を受ける。
最初に応急救護の話となり、「AED」(自動体外式除細動器
要するに心臓に電気ショックを与える器具、の説明を受ける。
今は日本でも公共施設を中心にあちこちに設置されているので、利用する機会も増えてきますと。
次は、道路交通法の改正について。中型免許ってのが昨年できたみたいで、
それ以前に普通免許を取得していた人は限定付きの中型免許ってものになるのだそうな。
なんにせよ乗ることはないし、十人以上乗れて5トン以上の車となるとなおさら。


最後に、ビデオ。交通事故をいかにして防ぐかってやつ。
こういうケースが出てくる。
酒を飲んだ後、1時間だけ休んで夜道を走っていたら
前方に停まっている車があって、なんだろう?と思いつつも
まあいいやと追い越そうとしたら
その車の陰から道路を横断しようとした人が出てきて跳ねてしまった。
懲役五年。
服役中の夫の替わりに妻は被害者の家族の元へお詫びの挨拶、病院への見舞いと何度も足を運ぶ。
心身ともに疲れきったところに請求された賠償金が1億。
「お役に立てず申し訳ありません」と妻は自殺。
悲惨極まりない。
「運転には注意しましょう」なんていうレベルの話じゃない。
僕みたいな人間は「だめだ。一生車乗らない」と思ってしまった。


更新された免許証はICカードになって、暗証番号がセットされた。
個人情報保護の時代となり、今回から本籍地の表示がなくなった。
ゆくゆくは生年月日や住所の記載もなくなるだろうと講師の方が言う。


出来上がった免許証を見て思ったのは、老けたなあというよりも太ったなあと。
昨日切ったばかりで髪が短いから、余計真ん丸く見える。
というかなんとなくラーメンマンっぽい。
この免許証をあと5年も持つのか。なんか嫌だなあ・・・


せっかく都庁に来たのだからと展望台に上って帰る。
月曜午前中の展望台は外国人の観光客ばかり。
たまたま、「ロイター写真展 The State of the World 揺れ動く世界」ってのをやってた。
http://jp.reuters.com/stateoftheworld
入場無料だし興味のある方は是非、と言いたいところではあるが
1週間だけの公開で明後日には終わってしまう。もったいない。
もっと長くやってればいいのに。
上記のサイトにスライドの写真集があるので、見てみてください。
本にもなっていて欲しいのだが、高い・・・
http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/books/details.php?id=407


帰りに、先日書いた Laura Nyro の「イーライと13番目の懺悔」の紙ジャケを探す。
一昨日銀座と数寄屋橋HMVで見てみたらなかったたので、もしやと思い、
今日になって高島屋HMVと南口のタワレコに行ってみるが、「イーライ」のみ完売。
DiskUnionにもなかった。
こりゃ今日一日かけて探すことになるか、まずは渋谷で探してみるかと
その前に一応ルミネのHMVに行ったら1枚だけ残ってた。ついてる。