七夕

最近、神保町の客先に週の半分ぐらい常駐している。
(残り半分は新宿のパートナー先)
先日、机に向かって仕事をしていたら「オカムラさんもどうぞ」と短冊をもらった。
もちろん、七夕用。


短冊なんて久し振りだなあ。もしかして小学生以来?何を書こう?
っつうか何を書くべきだろう?
客先の笹に括りつけるものとして、どういうのがふさわしいものなんだろう?


「プロジェクトがうまくいきますように☆」


こういうの?
でも、なんか、普通だよね。普通過ぎるよね・・・
適度なユーモアとか、存在感の発揮って難しいもんです。
結果、書かなかった。


「プロジェクトマネジメント層がまともな判断を下しますように☆」


ってのを書こうかとも思ったけど、「大人気ないな」とやめにした。
(事情を知らない人には何のことかよく分からないですよね)

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僕個人で書くとしたら。
そりゃやっぱ何を差し置いても、毎回くどいぐらいだけど「新人賞を取る」ってことになる。
(3月後半に青森戻ってきてから書き始めて、ゴールデンウィークに一気に書き上げた
 100枚の作品「見張り塔から、ずっと」があれこれ手直しを経た末に、
 ようやく完成した。とある新人賞の応募にギリギリ間に合った。
 応募すると、期待感が出てくるので前向きな気持ちになる)


それ以外なら、熱海から南極まで、どこでもいいから旅行に行きたいってとこかねえ。
でもこれって、短冊に書くまでもなくどこかしらふらっと行っちゃうからね。
さすがに南極は難しいか。金貯めて、会社辞めないと行けない。
「30代の内に南極行ってみたかったんで会社辞めました」ってのもありかな。
人によっては「アホか」と思うだろうけど、これ、ありだよね。
そうだ。このために金を貯めるとしよう。


ちょっと前の僕なら現実的な願いとして「痩せる。」と書いたんだろうけど
これは最近、あっさりと叶ってしまった。
春先から痩せなきゃなーと思ってるうちにあまり食べなくなって
ニューヨーク行って帰ってきたらさらに食べなくなった。
最近、日によっては1日1食。昼だけ。
夜は腹減っても食べたいという気にならない。
家帰ってトマトジュース飲んでるだけ。
食べるとしてもサンドイッチとかサラダだけ。
ここ1・2年の一番太ってた時期にはきつくて履けなかった細身のジーパンが
遂にまた履けるようになった。素直に嬉しい。メタボ化しない人生を歩めそうだ。


ここまで書いてきて、一番切実な願いに気付いた。
「意中の女性を前にして、しどろもどろにならない」
これじゃないか。いや、これだ。
30を半ばにして改善される気配全くなし。困ったもんだ。どうしたらいいのか?
この夏も仕事して、終わりですよ。
江戸川区の花火大会を見に行きたいと思っても一人で行かざるを得なくて、
「だったらいい」とふてくされて今年は見ないままになりそう。あーあ。
いや、ま、花火を見たいだけなら友達集めて行けばいいわけですけど・・・