新事業創出タスクフォース その5

前回書いたことの続き。
クリエイターのタマゴたちを集めるSNS「クリタマ」(仮)を
どんどん単純化していって、
こういうSNSは?どうだろうと考えてみた。


【利用者の例:クリエイター】
 ・作品の発表
  - 動画
  - 音楽
  - 画像(イラスト、写真)
  - テキスト(詩、小説)


 ・「コラボレーション機能」
  コミュニティを作成、データファイルを共有して作品を製作

  
 ・無料会員は発表できる作品数を制限
 ・作品の閲覧回数などをポイント化してランキング
 ・Rating
 ・有料で作品を販売、は行わない(盗作問題を危惧)


【利用者の例:企業の広告担当者】
 ・有能な才能をスカウト
 ・広告作品のコンペを企画してサイト内で公募


【利用者の例:文芸誌の編集者】
 ・面白い作品を探す
 ・コンテスト企画してサイト内で公募


【利用者の例:一般的な読者】
 ・面白い作品を探す
 ・作品を評価してRating


【FAQ】
 ・収入源は?  → 広告収入と有料会員、あるとしたら企業がスポンサー
 ・ユーザーは? → メインはクリエイターで、その裏に読者や企業の担当者


 ・コンセプトは作品の集まる「見本市」

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前回のサイトの案のうちの1つ、クリエイターのタマゴたちの作品を販売するサイトは
「盗作した作品を売る人がいたらどう防ぐの?」という突っ込みであえなく撃沈。
アートな作品って値段をつけるのが難しいし、「売る」ってのは敷居が高いんじゃないかと。
決済手段をどう提供しますか?という以前に。


ってことでこうなったんだけど、探してみたら似たようなものは既にあるんですね。
「ロフトワーク」
 http://www.loftwork.com/


SNSガイドの紹介文を見たら、こんな感じ。
「日本最大のオンラインクリエイターコミュニティ。
 デザイナー、イラストレーター、アーティスト、建築家、等4000人を超える
 さまざまなクリエイターが登録をしています。 」
 http://www.snsguide.jp/site/82/1/95.html


なるほど、僕がアイデアとして考えたことを形にしたら
こういうサイトが出来上がるんだ。
というか、こういう作品、こういう人たちが集まるんだ。
公募とかあれこれあるみたいだけど、
・・・なかなか儲かるものにはならなさそうね。


このサイトにないものってのを追求すべきなのか?
 *クリエイターがユーザーになって作品をアップロードしてブログを書くのがメインみたい
 *普通の人や企業の担当者がユーザーになったらどういう可能性が開ける?
 *グループ機能はまだ提供されていない(工事中)


いや、そもそもこの路線はさっさと見切りをつけた方がいいのか?


なお、運営会社の「ロフトワーク」について、会社案内を見てみたら
伊藤穰一が出資していることが分かった。すごいね。
なんつうか新規事業として考えるより、僕がこの会社に移った方が話が早そうだ・・・


他に、バンタンコミュニケーションズが企画・運営した「つくレビ」は
昨年をもってサイトを閉じていることが分かった。
こういうのって難しいんだろうね。
 http://www.snsguide.jp/site/82/1/659.html


・・・煮詰まった。