バンコク その7

okmrtyhk2008-09-26


次に向かったのは、「Gems Gellery Internathional」というバンコク最大級?の宝石屋。
知らなかったんですが、タイってルビーとサファイヤの一大産地なんですね。
両方取れるのは世界中でもタイだけだと、最初に入ったシアターの日本語の解説ビデオで知る。
ウェルカム・ドリンクを受け取って、ビデオを見て、ルビーの加工場へ。
職人たちが指輪を作っていた。研磨して、鉛筆の先ぐらいの細い炎を噴き出して。
本当はこういうところをじっくり見たかったんだけど、流れが決まっていて立ち止まれず。


その次の部屋はジュエリーのギャラリー、というか売り場。
漆黒に包まれた高級感溢れる空間はものすごく広くて、
ケースの中に技巧を凝らした指輪やアクセサリーの数々が並ぶ。
シルクのようなライトアップで眩いばかりの光を放つ。
・・・が、全く興味ないので素通り。
新婚旅行ならね、買うかもしれないけどね。
独身男性3人の格安ツアーでこういうとこって正に豚に真珠。
隣の部屋も高級なお土産屋で、鰐皮の財布だとかスカーフだとかバスソルトだとか売ってたけど
こういうのもまた興味なし。自分は人として何か欠けてるのではないか?とすら思った。
買って帰る相手もいないし。


昼食はホテルのレストランでバイキング。
なーんだ、バイキングかと最初がっかりだったけど、食べてみたら侮れず。普通においしかった。
トム・ヤム・クンにグリーン・カレーに汁そばにパイナップル入りの焼き飯・・・
夜に控えて絶対少なめにしようと心に誓ったのに結局は
「もうだめ。食えない」ってとこまで詰め込んでしまった。
シンハー・ビールを2本飲んで、120バーツ×2 となる。
3倍すると360円だから1本それなりにする。全然安くない。


食後、ガイドの方からこの後の予定について聞かれる。
ムエタイかニューハーフのショーを観に行きたい、あとナイト・マーケットを見たいと伝えると
案内しましょうということになる。
この日ムエタイが行われる界隈はデモの予定があるから危険、ニューハーフのショーに決まる。
ナイト・マーケットは猥雑なパッポン通りのではなくて別の市場へ。
別途ガイド料が発生するのかな、と思っていたらそんなことはなかった。
かかったのはニューハーフのショーが1000バーツというだけ。
実際の料金が600バーツか800バーツらしく、
割増して払ってるからその分がマージンになるけど、入りはたったそれだけなのだろうか?
バンコクを訪れる日本人のために善意でやってるのか、まさかそんなわけはなくて
何人をどこそこに案内したと会社に報告したらその分ガイドの収入につながるのか。
どういうカラクリなんだろうね。
ついでに、タイスキならば「MK」がおいしいと聞く。


半日観光の最後に duty free のショッピングモールに寄っていく。
「King Power」ってとこ。2階建てでかなり大きい。
帰りに空港でも見かけた。バンコクで duty free と言ったらここが一番有名なのかもしれない。
http://www.kingpower.com/complex/complex.html


世界の名だたるブランドが並ぶ。
Benetton / Burberry / Chanel / Coach / Diesel / Dior ...
やはり欲しいものなし。
後輩はナイキでサンダルを買ってたけれども。
見たのは G-Shock ぐらいで「これって何もタイで買わなくても」と素で思ってしまう。
「ショッピング」というものを全然楽しめない性格。


2F は上りのエスカレーターと下りのエスカレーターが通路としてつながってなくて、
2階に上がって通路に従って一通り店を見て、下りのエスカレーターへ、となる。
実質的な一方通行。不便なようでいて面白い造り。


1F に下りて、ゴルフ用品を見て
(僕はやらないが、先輩と後輩がゴルフをやる。来週コンペがあるみたいで商品を探していた。
 クラブとウェア以外の小物のことごとくが日本製だった)


その後煙草・葉巻売り場へ。
タイは煙草がいかに健康に悪いかアピールするためにパッケージに健康被害の具体例をプリントしている。
これがまたものすごくグロテスクで。
歯が無くなって腐りかけた歯茎と唇。喉に開けられた穴。
何種類かあってどれも気持ち悪い。
ニューヨークでもスゴイの見たなあ。指の先を失っている人のポスターとか。
そこまでして人は煙草を吸いたいものなのか・・・
それともどんなものであれ見慣れるものなのか。


アジア料理の店にトンカツを乗せたラーメンなんかがメニューにあった。
あとカリフォルニア・ロール系の日本ではお目にかかることのない組み合わせの寿司。
これがなかなかスタイリッシュな写真となって、大きく引き伸ばされて壁に貼られている。
日本料理だけど、日本料理じゃないよなあ、
だけど料理ってその国で独自の進化を遂げるものだしなあと複雑な気持ちになる。


本当はバスに乗ってホテルまで連れて行ってくれることになっていたが、
そのまま繁華街のサヤームを見に行くと伝えていたため、ここから離れて別行動。
最寄のスカイトレインの駅まで無料のトゥクトゥクが出ていて、利用する。