会社の映画部の撮影

okmrtyhk2008-10-28


土曜日、会社の映画部の、若手の作品の撮影に顔を出す。
7月・8月と撮影してたんだけど、その頃は仕事の忙しさがピーク。
土日出てて、空いてる時間は新規事業の課題をやってて。
全然関われなかった。今回初めて、僕の手を離れて作品が作られだしたというのに。

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会社の寮のある、都賀へ。
荻窪から総武線に乗ってはるばる千葉へ。
千葉駅で何線に乗ればいいのか、迷う。
当てずっぽうでホームに行って、
どっかに停車駅が掲示されてるだろと思って見渡すがどこにもない。
同じ関東のJRだというのに、中央線や山手線のような停車駅の掲示が無い。
不便なことこの上ない。
成東行きに乗れば大丈夫だろうと乗り込んでみたら、車内アナウンスで
「こちらは都賀・四街道には停まりませんのでご注意ください」と。
発車直前になって慌てて飛び降りる。
注意も何もホームのどこ見たらそれが分かるって言うのさ!?
車内にも個別の路線図がないし。東京を中心とした例の全線載ってるやつだけ。
どうも終点が同じで経由が違う路線が2本走ってるらしい。
どうにかこうにか見つけ出してもう1つの方に乗り込む。
例の全線載ってる路線図も同じ色か似た色の路線がいくつか走ってて紛らわしいし、
千葉〜都賀〜成東行きのが何本か並行して走ってるからそれもまた紛らわしいし。
初めての人に優しくない!!


・・・っていう怒りが、この日最も書きたかったことだったりする。
映画の撮影と何の関係もない。

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駅で集合して、会社の寮へ。
入社以来初めて訪れる、のだったりする。
中に入ってみる。ロビーと食堂に足を踏み入れる。
ふーむ、こういう感じだったのか・・・
年に一度の寮の祭りにも参加したことなかったし。

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撮影。テレビのレポーターが「こちらが現場です」と語る場面。
レポーター役は僕の以前の上司、というか部長。何年かぶりに再会。
僕の映画にも出てもらったことがある。部長役ってことで。


都賀は何もない場所で、典型的な千葉のベッドタウンってとこだろうか。
寮の裏の道路でのんびりと撮影をする。
三脚を立てて、車が通りがかると引っ込めて、というような。
僕もチョイ役で出演する。
自分の撮影だとあれこれ気を使って大変だけど、他の人のだととても気が楽。
しかも今回みたいに役割無くて顔出しただけ、ってのだと最高。
ほんの1シーン撮るだけなのに、「撮影って楽しいなあ」と思う。
「僕らのミライヘ逆回転」を見た直後だったので、なおさら。


千葉のこの辺り、モノレールが走っていることを知る。
目の前を何度も何度も通り過ぎる。
ゆりかもめ羽田空港行きのと違って、レールは車両の下ではなくて上にある。
つまり、吊り下げられる形になる。ケーブルカーのよう。


後輩の作品はこの日がクランクアップだった。
これから先、編集。果たしてどういうものが出来上がるのか。
脚本会議は何度か出てたので内容は知ってるけど、
どういうテイストの撮り方をしてたのだろうか。
僕としては気長に待つのみ。


初めての作品が軌道に乗って、無事完成が見えそうで。
僕は帰りの電車の中で部長引退宣言をする。