今、たまごかけご飯が全国的にブームであるという。
例えば、先日見かけたニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000001-jct-soci
子供の頃は嫌だった。品が無くて、貧しそうで。
僕の母親は決してそんなことしなかったし、だから僕もそうなった。
でも30過ぎた今だったらありかな。
金の無いときのたまごかけご飯ではなくて、素材にこだわったやつだったら。
炊きたてアツアツの新米に、卵はツヤツヤした黄色い黄身が半円状に盛り上がっていて。
そこにこだわりの昆布醤油を数滴。
味付け海苔があったらもう言うことはないね。
昔あった抵抗がなくなったのって、上京してからだと思う。
スタミナ丼みたいな食べ物を食べると生卵が乗っている。
多くの人が牛丼に生卵を追加する。
青森ではそういうの食べなかったな。
(少なくとも、吉野家や松屋は90年代初め青森市まで進出していなかった。
そういえば、吉野家が最近できたみたいで、最初のうちは物珍しさに行列になったという)
牛丼の上の生卵を嫌う理由は無くて、
あれこれ削ぎ落としていくとご飯に生卵でいいじゃんってことになる。
シンプル・イズ・ベスト。もしかしたら究極のメニューなのかもしれない。
昔、美味しんぼを読んでいたら、究極の丼とはご飯の上に目玉焼きを乗せたものだとあって、
なるほどと頷いたことがある。
うまいですよね。確かに、それだけあったら他に何もいらない。
目玉焼きの上から、ソースをかけて。
ベーコンエッグをそのまま乗せるでもいい。軽く塩胡椒を振って。
なんか今、ふと思うに、卵ってもっとご馳走として扱われるべき。
「物価の優等生」と呼ばれていただけあって、安価で栄養のある食べ物の代名詞だった。
それはそれでいいことなんだけど、
食卓で当たり前の存在になりすぎて僕らは卵に感謝することを忘れてしまった。
たまごかけご飯に話戻して。
東京にも専門店できないかな。あったら行きたいな。
専門店じゃないけど、東京で検索したら銀座で3件、日本橋で1件、これはというのが引っかかった。
□「一夜一夜」
http://hitori-gurashi.info/235.html
□「うまやの楽屋」
http://www.enjoytokyo.jp/id/maru-nouti-wawa/143862.html
ここ、たまたま入ったことがある。カツ煮定食を食べた。
□「煙事」
http://sawaya.livedoor.biz/archives/51141212.html
ここ、カレーでも有名ですよね。
前から気になっていたけど、行けずじまい。行かなきゃ。
□「三井越後屋ステーション」
http://blog.goo.ne.jp/takapyona/e/e726c72a659c9ffe847a5c57aaeca4e0