Perfumeと私

先日、とある場所で
「普段ロックとか言っときながら、実は Perfume 好きなんですよ」
って言ったら、
オカムラさん、のっち好きでしょ?」
って当てられちゃいました。
そんなわけで、以下、どうでもいい話。


去年のサマソニで見て以来、Perfume 熱衰えず。
ライブを見たのはそれっきりであるが、
今、中古市場ではプレミアのついたQuickJapanの特集号も入手したし、
写真集「Perfume Portfolio」もほぼ発売日に何食わぬ顔でタワレコに買いに行った。
去年出たライブDVDももちろん見たし、最近出た武道館のも当然。
でもシングルを全部揃えたりはしないし、
初回盤のみの「Fan Service Prima Box」は買ったけどベストがあればいいかと売ってしまった。
なんかどうも Perfume の存在感と何曲かのよくできた曲が好きなのであって、
プロダクトにはあんまり興味がないのかもしれない。


今迷ってるのは、「GAME」初回盤のDVD付きを amazonマーケットプレイスで買うべきかどうか。
ボーナスも出るし、買っちゃうのかもなあと。
新品未開封だと最低2万で、中古だと1万2000円が相場。
普段の僕だと中古で買うんだろうけど、
誰か知らない人が封を開けた Perfume って嫌だなあなんて思う。
複雑なオトコ心。


僕のことを昔から知っている人は、僕が10年以上前、
モー娘。にはまっていたことを覚えているかもしれない。
でもそれって長くはなくて、稀代の名曲「LOVEマシーン」の前後1年ぐらい。
オーディションを繰り返して小学生や中学生の子が増えていってからは興味が全く無くなった。


思うに僕は、素人っぽい、かつ、グループが好きなのだと思う。
のっちがソロで歌ってて、今と同じ規模で売れていたとしても、見向きもしないのでは。
あーちゃんとかしゆかがいての Perfume であり、のっちなのである。
・・・って俺、何言ってんだか。


生身の彼女たちがどういう人たちなのか、知らない。
出てくる情報は所属する事務所なりレコード会社によって
完璧にコントロールされている。演出されている。
そのアウトプットである、グループとしてのトータルなイメージがまずは気に入るかどうか。
そこに最初の幻想があって、その中でじゃあ僕だったら誰を?ってのを選ぶことになる。
2段階目の幻想。
枠を定義されて、境界線内で想定される出来事を提示されて、その中で楽しむ。
1:1のダイレクトな、リアルなものにはならない。
たぶんソロアーティストよりも、受け取り手は傷つきにくい。
グループ交際は、曖昧なものに逃げ込むことができる。
僕に狙ってる子がいて、その子がつれなくても、
そのときみんなが楽しければそれでよし、とすることもできる。
上手くは言えないが、そういうこと。


といった話はどうでもよくて、
来月出る新しいアルバムを早く聞きたい。
去年の夏みたいに、会社から夜遅く疲れきって帰ってきて、
Perfumeを何曲か聴いて死んだように寝る、そんな毎日が続くんだろうな。


なんにせよ、Perfumeが売れた一番の理由って、
2人がロングヘアで1人がショートヘアっていうバランスだからだと僕は思う。