大食いチャレンジ(ハンバーグ篇 その2)

okmrtyhk2009-07-11


前回5月の「ザ・ハンバーグ」の1.5kgに引き続き、昨日は「ランディ」にて2kgに挑戦。
前回からなぜこんなに間が開いたかと言うと、
7月頭に健康診断で体重測定があるのでそれまでは無駄に肉を増やしたくなかったというのと、
(それでも計ってみたら昨年より4kg増えていた・・・)
ボーナスが出るまで金がないというのと。
チャレンジメニューで食べきったらタダ、というものではない。


この「ランディ」特に最高サイズが決まってるわけではなくて、
50g単位でいくらでも増やせるとのこと。
なぜ2kgかというと、これまでの最高が1.8kgだったので、だったら一気に大台を越そうと。
「ザ・ハンバーグ」の1.5kgが完食できたんで、ちょっと頑張ればいけるんじゃないかと考えた。
このときは、行けそうと思ったのだが・・・


金曜が挑戦の日で、火曜に下見に行く。
結果、なかなか手ごわいということが分かる。
店が「ステーキ感覚」と言う粗引きの肉がゴワゴワしていて、肉の質感がハンパない。
戦略を立てる必要がある。


・焼き加減はレアとすること(←ミディアムだとボソボソしていて食べにくい)
・事前に、消化を助ける胃腸薬を飲んでおく(勝つためには、手段を選ばず)
・前の日から食わない
・味が単調となってしまうため、3種類選べるソースは確実にばらけさせること
 →わさマヨ、キムチ、おろし醤油
・一番ゆったりしたスーツを着てくる
・とにかく、平常心で構える。動揺してペースを乱さないことが肝要


で、昨日。会社の人たち総勢11名で押しかけて、前回同様後輩と僕、2人で挑戦。
「2kgに挑戦します」とオーダーすると、思いもかけないことを言われる。
「鉄板が800gまでしか乗らないので、分けてお出しすることになります」


ええええっ!?
それは不利だ・・・
ペースが分断されて掴めなくなってしまうし、
それに鉄板が分かれていると、今の鉄板を食べきることに満足してしまう。
1回にでかいのが来ると、トータルなものとしての計算がイメージしやすい。
仕方なく、800gを2つ、400gを1つと分けて出してもらうことにする。
800gのハンバーグを乗せてしまうと鉄板にはそれ以上乗らないということで、
付け合せの野菜は自然と400gの方に回る。
この400gをどのタイミングで食べるか?
悩ましい選択となる。1皿目ということはないにしても、2皿目か3皿目か。
2皿目にあえて小ぶりな400gと野菜を挟んだ方がアクセントになって進めやすい?
前回1.5kgがいけたのだから、1.6kgまではなんとか行けるんじゃないか、
3皿目が小さかったら後は勢いで押せるんじゃないか。
そんなふうに考える。
よって、800g → 800g → 400g の順となる。
焼き方は、レア。


付け合せのソースは、全部で8種類のうち3種類ぐらいかと思いきや、
150gごとに1個となっていたため、合計13個選べることになっていた。
 ?バターソース
 ?ガリマヨ
 ?おろし醤油
 ?キムチ
 ?カレマヨ
 ?スパイシーマヨ
 ?ごまマヨ
 ?わさマヨ
この中から選ぶ。僕は全部1種類ずつと、
?おろし醤油、?キムチ、?スパイシーマヨ、?ごまマヨ、?わさマヨで計13個。


焼き始める。
200gのレギュラーサイズのハンバーグが昼のランチ用に
即にバットの上に大量に用意されていて、それを4個取り出してボウルの中でこねる。
わらじのようなハンバーグが出来上がる。
それを焼く。
レアとは言え、ものすごく時間がかかる。
僕ら11人のうち、カウンターに6人座って、店側も心得たもので焼く順番を考慮して
僕ら6人の鉄板が同時に届くようにする。


運ばれてきたのは案の定、とんでもない代物。
通常サイズの鉄板にかろうじて入りきった、
というか無理やり押し込めて膨らんだかのようなハンバーグのおばけ。
一緒に食べにきた皆がこぞって見に来て、記念に携帯で写真を撮っていく。


スタート。最初の1鉄板目は易々とクリア。
最初の200gでライスを食べてしまう。
この頃はまだ、うまいうまいと。
店側もタイミングを見計らって、食べ終わる頃に2鉄板目を出してくれる。


ここからなぜか急に、がくんとペースが落ちる。
何かがおかしい。いつもの調子が出ない。食べてて汗だくになる。
やはり、粗引きというのが食べにくいんですね。
噛むのに時間がかかる。レアだとなおさら。噛んでる間にお腹いっぱいになってくる。
ミディアムにすべきだったか・・・
これは明らかに作戦ミスだった。
前回の「ザ・ハンバーグ」1.5kgは肉が粒子の如く細かくて、食べやすかったんですね。
だから達成できた。同じハンバーグとは言え、対極の2つ。


量の問題ではなく、「これ以上肉食いたくない」って気分になる。
店が混んでるということもあって(昼時には行列になる)、
次の400gを出してもらったのだが、このときには僕はまだ2鉄板目の半分を食べただけ。
合計1.2kgってところ。
ここでギブアップ。3皿目の野菜だけを食べる。
なんつうか、食べようと思ったらまだ多少入ったけど、2kgまでは入らないなあと。
無理して完食したら自分が壊れそうだった。
オリンピックのマラソンで、20kmぐらいで途中棄権するランナーの気持ちが分かった。
その時点ではあと5kmや10kmは走れたかもしれない。
しかし、42.195kmを走るのはその日のコンディションでは無理なのだ。


後輩もまたギブアップ。しかし1.7kgってところまで来てた。大健闘。
PJ内大食いの名もこれで代替わりだなあ。


これはほんと厳しい戦いだった。
というか自分の至らなさを痛感するばかりだった。
世の中の広さを思い知る。
ギャル曽根とかエステ三宅だったら、これってペロリなんだろうな。


大半を食べ残して、お会計は\4,450なり。高くついた。

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この日は、夜、前のPJの飲み会で、寿司食べ放題・・・
結局また食べてた。飲み放題で、ビールも飲んで。
炙りトロ、鰆、穴子一本・・・
こっちの方が、よっぽど「食べ過ぎ」「もう入らん」の気分になった。