大阪の休日 その2(鶴橋)

待ち合わせは15時に鶴橋。
その時点でまだ14時前で、時間があったので道頓堀の方に歩いて行く。
クリスマスイブイヴ、年末ってこともあってアーケードの商店街は大混雑。
人また人また人また人また人。右も左も人の頭しか見えない。
あれこれ買い物をして袋がたくさん抱えていて、
1つにまとめたいと思って100円ショップを探すが、見つからず。
探そうとすると見つからないもんですね。諦める。


大阪名物二枚寿司ってのを見かける。
そんな名物があったのか、それとも言ったもん勝ちなのか。
実用新案申請中だったか、取得済みだったか。
その名の通りシャリの上に2枚寿司ネタが乗っていて、
上の1枚は刺身として食べて、残りは寿司として食べる。
そう聞くとなんだかうまそうな気がしないでもないが、
「二枚寿司」ってネーミングがなんだか安っぽい。


その通りの奥に、料理専門書の書店ってのがあった。


なんばの地下街に下りる。試しに高島屋に入ったらこれも大混雑。
地下鉄で千日前線に乗って鶴橋へ。


今回行ってみたかった場所。
本当は鶴橋で昼に焼き肉を食べるはずが、流れた。
駅を出て、高架下へ。焼き肉屋が並んでるんだけど初心者にはどれに入ったもんかよく分からず。
ぱっと見、日本人が客寄せに立っているところはイマイチなんだろうな、
でも韓国人だったからいいってもんでもなさそう。
これはやはり知ってる人に案内してもらわないとダメだな。
携帯で怒鳴っているおっさんがいて、ちらっと見たら小指がない。
すれ違う別のおっさんの手がアル中っぽく震えている。たまたまか?


駅の周りの狭い通りが市場になっていて、韓国系の店がひしめき合っている。
迷路のような路地。日本じゃなくて、無国籍なアジアだった。
軒先でチヂミを売っている店、キムチを売っている店。
ハチの巣など内臓を並べている店が多かったなあ。
あと、煮干しの店。等級別に籠に入れて売ってるんだけど僕には違いが分からず。
その他、鍋の中に入れる丸い餅だったり韓国系の食材の店。
衣料品の店はこれ、誰が着るんだろう?というようなギラギラ、ゴテゴテしたものばかり。
おばちゃん向けなんだろうけど。


ラクラしてきて、いったん市場から出る。
コンビニで大きめの紙袋を買う。400円もして、高い。
100円ショップは遂に見つからず。


JRの駅の上、2階にブックオフがあったので入ってみる。
店の中に改札があって、驚く。


友人と落ち合って、中之島へ。
家をシェアして住んでいるというニューハーフの子と一緒に3人で。
千日前線でなんばまで戻って、淀屋橋というルート。


なんばの駅ではチンピラが会社員に絡んでて、すごかった。
ああいうの初めて見た。駅員が会社員を保護して、チンピラを取り押さえる。
チンピラは「なんやテメエ逃げんのかよ」「こっちこいよ」と吠え続ける。
人間の屑。はた迷惑なだけだから、こんなの死ねばいいと思った。
友人に聞いたら、大阪なのでそうしょっちゅうこんなのに出くわすかと言ったら
そんなことはなくて、とのことだった。


淀屋橋で下りて地上へ。
雨がポツポツと降り出す。
15時半。外はまだ明るくてイルミネーションもまだ点灯されない。
ヴェローチェがあったので中に入って時間をつぶす。
「光のルネサンス」を見に来た人たちなのか、ものすごく広い店の中がほぼ満席、
カウンターに並ぶ人の行列も長々と続く。


中之島ってのは堂島川土佐堀川に囲まれた東西に細長い島。
ここに日本銀行や市役所があったり、銀行や金融などビジネスの中心地でもある。
この川沿い一帯の施設をイルミネーションで飾る。
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川の両岸を見ると、ミレナリオが点灯されるのを待っていた。