年末年始青森帰省(12/29)

昨日からどうも腹が下ってて、何度もトイレに駆け込んでいる。
寝ててもそれで目が覚めた。
8時に目が覚めてかなり具合が悪い。何かする気力が起きない。
これ、普段の日なら絶対会社休んでた。
休みに入った途端体があちこちおかしくなるなんて、ほんと僕はサラリーマンだ。
うー。昨日なんかおかしなものを食べたのだろうか。


部屋を出るまでの間、Girls「Album」を聴く。
Snoozer が今年のNo.1に選んでいたけど、それほどでもない。
気力を振り絞って荷物をまとめて(今回はボストンバッグではなく、karrimorのリュックサックにした)、
9時を過ぎてガスの元栓を締めて、いざ帰省開始。


ジョー・R・ランズデールのハップとレナードのシリーズ、
2作目にしてたぶん代表作『罪深き誘惑のマンボ』を読み始める。
やはり面白い。読んでて安心する。


10時近くに東京駅到着。まっすぐ地下のグランスタへ。
いつもなら缶ビールのツマミを買うところが、今回はグロッキー。酒を飲む気に到底なれない。
この機会に非ツマミ系の新宿アカシアのロールキャベツシチュー弁当にする。
10:28東京発。さっそくロールキャベツを食べる。なかなかうまい。
しかし、食べてるとシチューがボタボタこぼれるのはなんとかしたい。


『罪深き誘惑のマンボ』を読みながら、iPhone で音楽を聴く。
The Cure 「Disintegration」だとか。
結局、iPhone に入れたのは高校・大学で聴いたものばかり。


何度かトイレに駆け込む。
体調が悪いせいか、仕事の疲れが溜まっているのか、缶ビールを飲んでないのにやたら眠い。
うたた寝をして起きて、を繰り返す。


八戸から青森行きの特急に乗り換える。
八戸までの新幹線が臨時だったせいか接続が悪く、30分待ち。
自由席も指定席も満席。
自由席で溢れた人たちが僕の乗っていた指定席の通路にまで溢れてくる。


三沢を超えても、雪は無し。
こんなに雪が無いのも珍しい。
12月前半、よく大雪だって聞いたもんだけど。
年始から天気は荒れるらしい。


青森駅に到着する。
やはり雪はわずかばかり。
駅ビル LAVINA の1階で会社へのお土産を買って宅急便で送る手配をする。
東京に戻る年明け3日に受け取るようにした。
今回はオーソドックスに「いのち」にする。


3階の無印良品でこっちでの着替え用にトランクスとTシャツを買う。
あと、2010年の薄っぺらいスケジュールノート。


LOVINA は4階が大きな本屋になっていた。
これまで入っていたテナントはみないなくなったのか。うどんの杵屋とか、スパゲッティの店とか。
棚卸しの日なのか何人、もしかしたら何十人ものバイトの店員たちが1冊1冊、
バーコードリーダみたいなのを当てていた。そのピーピー言う音があちこちから聞こえる。


AUGA の PAX に行ったらなくなっていた。前来たときからなくなっていたっけ?
新町を下って、CONVOYもなくなっていた。これも前来たときから?
年末だというのに新町の人通りの無さは壊滅的だった。
駅前の Pronto も遂に閉店していた。
昔古着を買うためにきめ細かく回っていた夜店通りは消えてなくなっていたに等しかった。
この一帯はねぶたの時期だけ、活気付くのか。
観光客も戸惑うだろうな。ここまで何もないと。
ねぶたも開催場所を変えるとか言い出すかもしれない。


雪が降っていなかったのでそれほど寒いという印象はなかったのだが、
温度計を見たらちょうど0℃だった。


母から電話があって、さくらの百貨店でしょうがを買う。
あと、青森にいる間に使うドレッシング(スタミナ源たれ系らしい)とマヨネーズ。
マヨネーズは昨日、僕が来るということで母も買っていたようだ。
仏壇に供えるお酒も買う。というかいる間に僕が飲むもの。
津軽海峡」という名前の焼酎と、「いいちこ」の梅入り。どっちも初めて見た。


いつもの床屋で髪を切っていく。
東京駅で買ったお土産を渡す。
年末だというのに、床屋さんも客無し。


バス停でしばらく待って、バスに乗って帰る。
Mogwai を聴く。日常生活の何気ない風景、押し殺された感情たち、
そんな場面に Mogwai の音楽は非常によく合う。


家に帰り着いて、その足で温泉へ。真っ暗になって星の出た空を眺める。
雲の間を満月が川のように流れていく。
東京じゃ空なんて見ないな、と思う。


温泉もまた、客が少ない。ゆっくりと湯船に入る。
体が冷え切っていたようで、お湯がものすごく熱く感じられた、というか指の先が氷のようだった。
温まって出るが、肩こりが酷いことを思い知らされる。


夕食は鶏の生姜焼き。テレビを見て作ったようだけど、うまかった。
他に総菜屋で買ったおでんなどの惣菜。


母が洗い物をして、僕が拭く。


持ってきたスピーカーを iPhone につないで、Todd Rundgren のベストを聴く。
冬、青森に帰ってくると部屋の中で無性に Todd Rundgren が聴きたくなる。
でも、この前聴こうとしたら高校時代にCDをレンタルして
ダビングしたテープが伸びていた。
そういうのもあって、今回 iPhone を買ったのだと思う。
どこかに行ったときに聴きたくなる音楽を持ち運びたい。