離 - 096:69/96、いつもと違う、ビル火災(未然)

6月9日はロックの日。離はひっくり返して96日目となる。
コーネリアスの「69/96」を思い出す。


テキストは週の後半部分が配信され始める。
打ち合わせが終わって明日は有給だと思った瞬間、疲れがどっと出た。
6月入ってから、さすがにしんどい。
ラストスパート。残りはもう体力と気力の勝負。
最短であと10日だろうか?? 心の中でこっそりカウントダウン。
無事終わったらしばらく休みたい、いろんなことからは離れたいと思う。
楽しいといういつかの気持ちも吹き飛んで、
今はただただ「早く終わってほしい」と心の底から願う。
僕はかなり、甘く見ていた。


朝、いつもホームで見かける女の子、
ベンチに座ってて携帯でメールを打ちながら寝てて
僕が乗った車両の次のに乗ろうと起き上がってホームに立つんだけど
(それを僕はシートの端の席に座って毎朝眺めてる)
その子がなぜかホームに立っていた。何があったのか!?
いつもと違う。
隣に立つ。何が起きるわけでもない。僕は iPhone で音楽を聴く。
その子はふとした瞬間に何かに気付いて(携帯を見ていたように思う)
またベンチに戻った。
僕は1人になった。地下鉄が来て乗り込んだ。


昼、打ち合わせが長引いて14時に。
キッチン南海でチキンカツとしょうが焼き。


夕方、外を歩いていたら隣のビルから
ゾロゾロと非常階段を伝ってサラリーマンたちが下りて来る。
ビルを取り囲む。皆、手に鞄や傘をもっている。
避難訓練だろうか? と思っていたらあちこちから消防車が到着。
数えてみたら7・8台はあの真っ赤な車体が視界に。
銀色の制服を着た消防隊員がホースを伸ばして消火栓につなぐ。
しかし、ビルからは炎はおろか煙すら見えず。
何階が火事なのだろう? 6階らしいとか噂を聞く。
みな携帯や iPhone で写真を撮る。
巨大な消防車のクレーンが伸びる。消防士が一人立っている。
6階を越えて、あれは8階か9階の高さまで行っただろうか?
しかし、またスルスルと下りていく。
スピーカーからアナウンス。
電気製品から火が出たとの通報が入ったが、今はもう消えている模様。
なーんだとそれで火事は終わり。
ゾクゾクとビルに会社員たちが戻っていく。
僕もオフィスへ。


定時であがって、疲れきって帰りの地下鉄はずっと寝てる。
図書館で、今回の離で最も感銘を受けた人の本を借りる。
今週また話題に出ている。


夜は例によってコンビニのサラダとバナナ2本。
お題に取り組んで、23時で一区切りにする。
なんかどうもキーを打っていると1日の終わり頃、
手首から腕側へ10cmぐらいのところがジンジンと鈍く痛む。
5月ぐらいからずっと、そう。
これまでにも何度かあったけど、恐らく腱鞘炎の予兆なんだろうな。
先週後半休んで仕事でしかキーを打たないようにしたのに。
体も軋んでる。


午前0時過ぎに眠る。
朝は雨で、夕方はやむ。傘を置いて帰る。