八戸工大一高 vs 英明

昨日、夏の甲子園の初日。
ふと見たら青森代表、八戸工大一高が15:20からの第三試合に登場とあって、
おおっと思い、缶ビール片手に観戦した。


八戸工大一高が甲子園に出てくるのは嬉しい。
僕が高校野球に初めて興味を持った、あれは中1だったか、
春の選抜に初出場してベスト8となる。
そのときのピッチャーがプロに行くかもと噂されていたが早稲田に進学。
その後のことを聞かない。
初戦は部員10人だけで甲子園に来た香川の丸亀商業。
準々決勝で戦った関東一高は決勝にまで駒を進めてPL学園に敗れる。
(その関東一高が今年も出場している)


その後青森は、県外からの球児を集めた青森山田光星学院の二強時代となる。
それはそれでレベルが上がり、最近だと光星学院坂本勇人を輩出したが、
(それまでは夏は出場しても毎回一回戦負けだったイメージがある)
気分的にはあんまり釈然とせず、どこか嬉しくない。
今回、夏の青森県大会を八戸工大一高が制したというのは
変化の兆しと捉えていいのかな。


さて、試合は3回表の満塁のピンチをしのいで5回裏には一挙4点を獲得。
そのすぐ後、6回表には同点に追いつかれるが、
8回裏にさらに4点追加で突き放す。
両チームとも打力を前面に押し出していたものの
最初のうちは進塁しても得点につながらず。
どちらのピッチャーも危なっかしいところはありつつも要所要所は締めていた。


八戸工大一高は強いチームという印象はなかったけど、
ひょうひょうとしていて
甲子園で一戦一戦揉まれていく中で風格が出て行くんじゃないかと。
次の試合で千葉の成田高校に勝てたら、
得体の知れない自信が生まれて大きく脱皮するかも。
青森山田でもなく、光星学院でもなく、八戸工大一高の野球。


仕事が暇だし、一度ぐらいは甲子園まで行って試合を見たいなあと思う。