気がついたら沖縄離島への旅行が来週末。早いもんだ。
飛行機やフェリーの時間は決まっているが、それ以外は何も予定は無く。
ここに行きたい・ここを見たい、という強い希望も特に無い。
ダイビングのライセンスを持ってはいるものの
潜ったのはそのライセンスを取ったときだけ。
それが入社時だから10数年前。
今のところさして興味は無く、泳ぐことすらしないだろう。
自転車に乗りたい、っていうぐらい。
波照間島は自転車で一周したい。
このところ民俗学のことをたまに書いているが、
そうなるとやはり沖縄・琉球的な風物が気になる。
古代から残された、記憶のよすが。
どこまで触れることができるか。
沖縄民謡も聴きたい。
沖縄で酒を飲める場所はどこに入っても
夜を徹して熱い演奏が続いているのではないか
なんてイメージを抱いている自分に先ほど気付いたのだが、
さすがにそんなわけないか。
沖縄に古代の歴史を期待するのは、
青森? 三内丸山遺跡と恐山ですね。
と言われて、そのイメージで語られるのと一緒だろうな。
うまいゴーヤ・チャンプルーを食べたいなあ、なんてことも考えたのだが、
それもまた沖縄の人からしたらイマイチな期待だったりするのか。
というか、そもそも沖縄本島の人たちと八重山諸島に住む人たちと
互いに抱く気持ちってどんななんだろう?
青森で言ったら津軽と南部の、今もネタにされるライバル意識のような。
考えてみると、沖縄と離島のことを僕は何も知らない。
ああ、僕はそれをよしとしてあわただしく旅に出てしまうのだな。
むやみやたらにエキゾチックな物事を期待するのではなく、
ただ淡々とあるがままに見聞きする。
そんな感じでありたいとは思うものの、
気持ちがまっさらなのと知識・情報がまっさらなのとは違う。
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それにしても台風が気になる。
帰ってこれない、はいいけど、羽田から出発できない、は嫌だな。
せめて何か沖縄の唄を聞いてから旅に出たくはあるが。
モンゴル800や HY だったり、
あるいはネーネーズや喜納昌吉だったりというところしか思い浮かばない自分に
なんだかため息が出た。
ほんと、何も知らなすぎる。