大腸内視鏡検査 その2

(たぶん痔だからなんだろうけど)
便に血が混じっていたということで人間ドックにて要精密検査。
今月の頭に消火器内科を訪れて、大腸内視鏡検査の予約をして、今日受けてきた。


腸の中をきれいにした状態で検査するということで昨日から食事制限。
この前、病院からもらったものを食べる。こういうの。
http://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2009/22.html
昼がじゃがいもののそぼろあんかけ・梅がゆ、
夜がビーフシチュー・クラッカーとなっている。
クラッカーはナビスコ、その他はキューピー。
レトルトに入っていて、食べてみると意外とうまい。
昼はオフィスで温めるわけには行かないので朝食べた。
しかし、えてしてこういうものは量が少ないもので。
ヨーグルトは食べてもいいということで昼は大きいサイズのを1個、
夜はビーフシチューと一緒にコンビニで買った普通サイズのを2個食べた。


夜、下剤を飲む。ラキソベロンという薬をコップの水に溶かす。
しばらく起きててもなんともない。
明日の朝効果が出るのだろうか? と思って寝る。
催して目が覚める。トイレに駆け込む。
時計を見たら2時半だった。もう1度目が覚めて、4時半。


6時半にいつも通り起きる。
「マグコロールP」というのを飲む。これも下剤。
白い粉末の入ったプラスチックの袋に1800ccの水を入れて溶かして飲む。
1800ccって言ったら500mlのロングの缶よりも多い。
ポカリスエットのような味で飲みやすいけれども、さすがに一気に飲むのは無理。
2時間ぐらいかけてゆっくりと飲む。
効果が現れて、30分おきにトイレへ。
さすがに腸の中はきれいになった。出せるものは何もなくなった。


11時半、病院へ。
余裕をもって出たつもりが財布を忘れてきたことに駅で気付いて慌てて引き返す。
走って戻って、また駅へ。なんとか予約の時間には間に合った。


さっそく着替える。後ろ側の開いた紙パンツを履いて、
その上から健康ランドのような検査着。
左側を下にしてベッドに横たわって左上から血圧をはかり、
右手の人差し指にサックのようなものをはめて脈拍を。
右腕に点滴。眠くなりますよ、と言われててほんとに眠くなった。


肛門から管が差し込まれる。
痔持ちの僕はもろい表面に傷がついて血が出るんじゃないかと
そればかりが心配だったが、そんなことにはならなかったようだ。
眠くてボーっとした中、管が下っ腹のどこかを這い回る。
20分もしないで終わった。あっけない。
途中経過の映像を見ることはできず。夢うつつ。


着替えた部屋に戻ってベッドに横たわる。
点滴が終わるまで休むよう指示される。
しかし僕は腹の調子がよくなくて、眠れない。
潮の満ち引きのように定期的に腹の下ってる感覚が下りて来る。
何も出せるものはないはずなのに・・・
点滴の袋を見ると生理食塩水とあって、
これって眠くなるものなのだろうかというのが気になる。
逆に眠気を覚ますためにつけかえたのか。


点滴が終わって着替える。
診察を受ける。大腸も小腸の入り口も問題なし。
映像を見せてもらう。自分で言うのもなんだが、
1コの生命体としてとてもきれいだった。
血管が赤く脈打ってる様子まで伺える。
しかし問題は肛門からすぐの箇所。
白いポリープがキノコのようにモシャモシャと生えて重なり合っている。
なんだかまたニョキニョキと大きくなりそうでたちが悪い印象を受ける。
ああ、これが排便時の痛みをもたらしているのか。
よく耐えてるな、オレ。
すぐ手術したほうがいいと言われるがこの病院では無理ということで、
大久保にある全国的にも有数の肛門科のある病院へ紹介状を書いてもらう。
この機会にちゃんと直そうと思い立つ。


診察料は8000円弱で、思ったよりしなかった。
なんだかボーっとしている。
新高円寺で降りてスタ丼屋で食べて帰る。
本当は消化のいいものを食べるべきなんだろうけど。


大腸の写真と、肛門内部のポリープの写真をもらう。
地下鉄の中で眺める。
床屋で髪を切る。その間も眠くてずっと寝ていた。