大腸内視鏡検査 その3

先週土曜の大腸内視鏡検査の結果、
大腸には問題ないものの肛門奥にポリープができていて手術した方がいい、という件。
さっそく今日休みを取って、
紹介状を書いてもらった新大久保の総合病院へと行ってみた。
肛門科については都内有数の権威とのこと。


朝8時半から受付開始、9時から診療開始ということで
いつもの時間に起きていつもの地下鉄で新宿へ。
新大久保まで歩いていく。8時に到着する。
既にロビーにはチラホラと受付開始を待つ患者たちが。番号札をもらったら35番。
8時半を待って初診の手続きへ。
職員の方が丁寧に診療科の場所と再診の際のフローについて教えてくれる。
肛門科はそれほど待たないという話で、9時半には診察してもらえた。
9時頃ストレッチャーに乗せられて
大柄の男性がうつぶせになって運ばれていくのを見てビビる。
いやー・・・、ほっとけるだけほっといて症状が重くなった人なんだろうな。


ベッドに仰向けになって寝そべり、
履いていたジーパンをくるぶしの辺りまで引き下げて
足を抱えるようにして折り曲げて待つ。
診察室に入ってきた僕と同い年ぐらいの医者は紹介状を見てすぐ状況を把握し、
あっさりと触診。この辺がポリープですねとグイグイ触る。
僕は「イダダダダ」と情けない声を上げる。
肛門のどの辺にポリープができているのか説明を受ける。
悪性ではないので原則摘出する必要はないのだが、
このままほっといても小さくなることは決してなく、
切れて出血しやすくなったりなんだりで
日常生活にもっと支障をきたすことになるので手術した方がよい、となる。
迷わず同意する。


局所麻酔ではなく、下半身麻酔で行う。
レーザーで焼くのではなく、周りの皮膚ごと削ぎ落とす。
日帰りとはならず、最低でも3泊4日入院する。えー!? そんなに?
日取りを決める。通常ならば日曜から病院入りして月曜に手術となるとのことで、
11/23(火)の勤労感謝の日を挟んで入院したら有給休暇の取得も1日少なく済むと
11/21(日)入院、11/24(水)退院という日程にする。
この日まで通院は不要。


予備検査ということで検尿、採決、心電図、レントゲンを受ける。
(採血の担当のおばさんが話好きで、「あら、あなた元旦生まれ?」と)
診察室に戻ってきて手術の同意書にサインする。
別な部屋に移動して入院の予約をする。あれこれ説明を聞いて書類をもらう。
6人部屋。個室はもちろん申し込まない。
ノートPCを持ち込むのは可だがインターネットに接続する際は各階ロビーのみ。
費用を聞いたら今回のケースなら6万から7万ぐらいになるとのこと。
思ったよりも安くてよかった。


最後、会計。事務員がずらっと並んでいて、5分もかからずものすごく早い。
しかも窓口ではなく自動精算機に支払う。カードも利用化。
最近の大病院は進んでるなあ、と感心する。


終わったのが11時近く。
せっかく新大久保に来ているのでコリアンタウンを歩く。
東新宿に常駐して仕事していた頃に何度か昼入った
「明洞海苔巻き」が24時間営業で開いていたのでここで昼を食べる。
チェーン店。ガストみたいなもんか。キムチチゲとライスのセットにする。
韓国料理って何気ないご飯の付け合せがなかなかうまい。
これだけで一膳食える。


午後どうするか迷って、出社する。
手術の話を何人かにする。


生死に関わらない用件で入院するのも、ま、いいかと思う。
この間ずっと本読んで過ごそう。
さて、何を読むか。そんなことを考える。


何よりも手術したらこれまでの痛みから解放されてスッキリするわけで。
手術の日が待ち遠しい。
こんなことなら地元の小さな病院にチマチマ通って様子を伺うのではなく、
もっと前に手術しておけばよかった。