手術で入院 その7(11/25)

11/25(木)


結局1日休む。
入院時の習慣で7時に目が覚める。
朝食はバナナ2本とトマト1個、明治のヨーグルトの450のサイズ。
洗濯をする。その後午前中いっぱいかかって花伝所の課題。
昼食。バナナ2本とトマト1個、腹が減りそうでご飯を炊き、
棚の中にあったふくの茶漬け。
クリント・イーストウッド監督の『真夜中のサバナ』を観る。2時間半。
これは凡庸な方か。自身は出演せず。


15時過ぎ、駅前に出る。西友の横のドラッグストアでガーゼを買うつもりが
1枚1枚滅菌包装された高いのしかない。
似たようなものかと思ってカット綿を買う。
家に帰って開けてみたらガーゼではなくて薄手の綿のシートだった。当たり前か。
これ、サージカルテープを間違って貼り付けると綿の塊ごとはがれてしまう。不便。
明日出社したときには使えないなと、家でのみ使うことにする。


そうだ、昨日の昼に食べたキムチがこの時間になって排便のタイミングとなって
傷口というか縫ったところに唐辛子が・・・
痛いったらありゃしない。僕は本当に馬鹿だ。
血は出ていなかったものの以後、浸出液がとめどなく溢れ、
駅前に着く頃にはびしょびしょに。


西友で夜食べるものを買う。
バナナ、トマト、ヨーグルトでは足りない。
ということで鯖の照り煮、ほうれん草のサラダ、野菜がたくさん入った味噌汁を買う。
あと、腹が減ったときようにヨーグルトを追加。


帰って来て新聞をまとめて読む。
山の中から掘り起こしたら、5月や8月の新聞が出てくる。
8月の新聞からは猛暑だとか小沢一郎の動向だとか。
Jimi Hendrix 「First Rays of the New Rising Sun」を聴く。


夜、西友で買ったものを食べながら是枝裕和監督の『空気人形』を観る。
日本人の女優を起用するのじゃなくてぺ・ドゥナというところがうまい。
板尾創路名脇役っぷりもいい。
『リンダ・リンダ・リンダ』もそうだったけど、
新しく開けた世界を前にして戸惑っていると同時にワクワクしている、
というのを演じさせたらぺ・ドゥナに叶う者はいない。
あの大きく見開いた、純真な目。


食べ終わって、食欲が戻ってきたな、まだまだいけそうだなと
明治のヨーグルト450gを追加。
これが大失敗で腹いっぱいになり、おそらくそれが原因で頭痛とめまいが再発。
自分で自分が嫌になる。
やはり自分の体によくないことをしたとき、頭痛が起きるようになっているのだ。
風呂に入って多少よくなるが、それ以上何もできず。
22時過ぎに眠る。


依然として浸出液は収まらず。色は少しずつ薄くなっていく。